2歳児の父です。
最近、急に欲しくなって、たまらないものがあります。
……いや、
欲しいの前に、「できるのか?」という問題が。
先日、近所にある「ヤマハ音楽教室」へ行って、カタログをもらってきました。
ヤマハって、ピアノやエレクトーンだけでなく、ギター、ドラム、フルート、トランペット、オカリナ……など、いろんな楽器が習えるんですね。知りませんでした。
さらに銀座の楽器店「山野楽器」へ、グランドピアノを見に行ってきました。
店員さんに「今、息子と弾けるピアノを探しておりまして」と言ってみるも、こんな巨大なものを、狭小・木造・賃貸住宅なわが家に置けるはずもありません。すごすごと退散。
でも、電子ピアノ・電子キーボードのカタログはもらって帰ってきました。
今、こうしたカタログを見たり、ネットで調べたり、色々とリサーチしていいます。
2歳の息子のために、自宅でキーボードかピアノを弾きたい
おおげさに楽器店で本格的なピアノなどを見ているわけですが、僕の目的は、実は笑えるほど幼稚でして……。
息子はただいま2歳10ヶ月。保育園の先生から色んな歌を習ってきて、家で歌ってくれます。
♪ うーみーは、ひろいーなー、おおきーいーなー
♪ やねよーり、たーかーい、こいのーぼーりー
♪ おにわそとー、ふくはうちー
他に、手遊び歌もあります。「大阪うまいもんのうた」とか。
僕はそんな息子を見ながら、ピアノやキーボードで伴奏を弾いてみたくなったのです。

欲しい楽器の条件
- 種類は鍵盤系
- 賃貸の木造住宅で演奏可能
- 省スペースで置き場所に困らない
- できれば安く
アップライトピアノ、エレクトーン、オルガンは却下
まず、こういった備え付けタイプのピアノやエレクトーンは、条件には全く合いません。大きすぎるし、近所迷惑になるし、仮に中古を探したとしても高価だし。
そこで、電子キーボードをメインに探して見ました。
【予算5000円】ミニ電子キーボードは? CASIO SA-46
極端ですが、オモチャのようなミニ電子キーボードでも良いのでは? と検討してみました。Amazonでは3,250円(記事公開時)という超格安で買えるし、息子も遊べるし、小さいので簡単に収納できるし、条件には合います。
実際、お店で触ってみたのですが、僕の手にはキーボードが小さすぎました。演奏するというより、指先でポチポチと押すという感じです(映像は僕ではありません)。
サイズ: 446×208×51mm(幅×奥行×高さ)
本体重量:1.0kg ←コンパクトで軽い!


【予算5万円】コンパクトな電子ピアノは? YAMAHA P-115
電子ピアノは、ヤマハとローランドが2台巨頭のようです。数十万円の高価なモデルから、数万円のエントリーモデルまでラインナップは多岐にわたっています。
僕が気になったのは、このYAMAHA P-115。Amazonでは41,800円(記事公開時)で販売されています。電子ピアノの中では安価モデルとはいえ、先のカシオのミニキーボードと段違い! かなり本格派で音が良い。
また、電子ピアノなので音量調整ができたり、ヘッドフォンを使ったりすることができます。近所迷惑対策にもなりますね。
ただ、テーブルの上に置いて演奏することもできるものの、やはりピアノなのでフットペダル(音を響かせるサスティン機能)が欲しくなります。そうなれば結局、毎回収納というより設置場所を確保する必要が出てくるのです。
良いけど、ちょっと難しいかな。
サイズ:1326×295×163mm(幅×奥行×高さ)
本体重量:11.8kg ←結構重い!


【予算2万円】電子キーボードは? YAMAHA PSR-E353
これ! かなり良さそうです!!
電子キーボードですので、多彩な楽器音を選ぶことができ、なんと573音色も搭載されています。また、ドラムパターンなどのリズムも収録されているので、ひとりでアンサンブル風の演奏もすることも可能です。
しかも、価格はAmazonで15,800円(記事公開時)。この性能で1万円台とは驚きです! うーん、これは僕が望んでいる条件に合うモデルなのかも!? 実際、店頭でも触ってきましたが、キーボードを弾く感覚も良く、格安キーボードのようなチープさはありません。また、鍵盤も大きいので僕の手のサイズでも問題ありませんでした。
ちなみに、電子キーボードはヤマハとカシオが二大巨頭のようです。
サイズ:945×369×122mm(幅×奥行×高さ)
本体重量:4.4kg ←見た目の割に軽い!


【番外編 (1)】MacやiPhoneとつないで使う、MIDIキーボード
キーボード単体では音が鳴らず、専用のソフトをインストールしたパソコンやスマートフォン、タブレットと接続して使うキーボードがあります。
MacやiPhoneと書きましたが、WindowsやAndroidでも使えます。ただ、MacやiPhoneの場合はプリインストール(購入した時から初めから入っている)されているApple純正の音楽製作アプリ「Garage Band」があり、これはプロも使っている本格派。日本のテクノ、エレクトロバンドの「電気グルーヴ」は、このGarage Bandを使って作曲しています。
ピエール瀧:今回、GarageBandで作ってたじゃん。
石野卓球:そう、今回96%くらいGarageBandで作った。
上の動画はGarage Bandではないですが、MacとMIDIキーボードをつないで使うイメージが伝わる動画を貼りました。
Roland – A-49
サイズ:836×182×84mm(幅×奥行×高さ)
本体重量:2.5kg


【番外編 (2)】軽くて、安くて、収納可能。ピアニカはどうか?
そうだ! 条件にピッタリと合うピアニカがあるじゃないか!
ピアニカって小学生が使う子供の楽器でしょ、と思うなかれ。実はプロも使う楽器なのです。上記動画はピアニカの魔術師と呼ばれるMi3(ミッチュリー)さんの演奏動画。さすがにこれは真似はできませんが、ピアニカに対しての印象が変わりますよね。かっこいい!
ただ幼い子供とピアニカを一緒に使う場合、インフルエンザなどの家庭内感染が心配になります。吹き口を家族分用意すれば良いのですが、ちいさな子供だと交換が間に合わない気が……。
あとピアニカはヘッドフォンがつけられないので、練習するときは周りにまる聞こえという弱点がありますね。条件ぴったりじゃなかった。
サイズ:425×96×49mm(幅×奥行×高さ)
本体重量:600g ←当然軽い!




保育園児・幼稚園児向けのドレミふりがな付きの楽譜本
このように、ここ最近、毎日リサーチしています。しかし、「そもそも僕に弾けるのか……」というのが問題。
先日、大型書店の保育士コーナーで、保育園・幼稚園で使える童謡の楽譜本を見てきました。すべての音符に「ドレミ」が振ってある本もあって、初心者に優しい楽譜本がいくつかありました。童謡は簡単そうなので、ちょっと練習すればできるかな……と。
どうかな?
なんにせよこの物欲は収まりそうにないので、近日キーボードを買いたいと思います! 初心者向け、素人向けに、「これ良いよ〜」なんてご存知の方いましたら、ぜひアドバイスもらえたら嬉しいです。