仕事以外何もしない夫、子供に与える悪影響を知っているか? ブログ「斉藤犬子のスロウな日々」を読んで

みなさん、家事・育児の夫婦分担について、どんな考え方を持っていますか。

夫が外でしっかりと稼いでくれるなら、家では何もしなくてOKですか? それとも、家庭内のことは夫婦で共有したいですか?

 

夫は仕事、妻が家事・育児

先日、杉村太蔵さん(元衆議院議員のタレント)の家事・育児論「オムツを替えたことがない私は育児をしていないのか」がウェブで公開され、話題になりました。

杉村太蔵さんは、3人のお子さんがいらっしゃいます。子供が3人もいれば夫婦で家事育児を助け合わないと厳しいなと思うのですが、杉村家では「パパは仕事に集中、ママは家のことをがんばる」という完全分業制なのだそうです。

また杉村太蔵さんは、子供達が好物のハンバーグを食べながら、自分は妻に別で用意してもらったしゃぶしゃぶを食べつつ家族と団らんするのが一番の幸せだと言います。

■関連リンク
杉村太蔵さん「オムツを替えたことがない私は育児をしていないのか」 – 朝日新聞デジタル&M

辛い……。斉藤犬子さんのブログで、夫が家事・育児を一切しないデメリットに気づく

夫婦のカタチは人それぞれ、価値観も人それぞれなので、杉村太蔵さんのような昔かたぎの家族もあるのだなぁと思って読んでいました。

しかし、偶然見かけた「斉藤犬子のスロウな日々」という個人ブログに書かれていた記事を読み、僕にはある決定的な視点が抜けていたことに気づきました。

それは、子供から見た視点です。

斉藤犬子さんは現在育児中のママですが、子供の頃は、仕事一筋・亭主関白な父親を見て育ったそうです。

たとえば、食べ終わった食器は食卓に置いたまま、服や靴下はそのへんに脱ぎ捨てる、もちろん掃除はしない。また、教育も任せきりで、父親は一切口出ししない。だから、斉藤犬子さんの弟さんが大学で留年したとき、「誰に似てこうなったんだ」と妻を非難したのだそうです。

斉藤犬子さんは、「わたしの育て方が悪かったんだ」と落ち込む母親を目の当たりにし、父親を信頼しなくなりました。

もし、父が母を気遣っている姿を見ていたら、父親を嫌わなかっただろうと言います。その最初の一歩がオムツ替えなのに、それを「私はオムツ替えをしたことがない」と堂々と言うのは恥ずかしいことではないか。そう語っています。

僕は斉藤犬子さんのこのブログ記事を読んで、胸が詰まるような衝撃を受けました。

■関連リンク
夫が家事育児をしないデメリットを考えてみた:斉藤犬子のスロウな日々
*【追記】残念ながらサイトが終了していました

斉藤犬子さんのブログはためになる

斉藤犬子さんのブログ

斉藤犬子さんのブログは、2017年1月に開設され、公開記事は30記事(2017年6月29日現在)という、比較的新しいブログです。

はてなブックマークというウェブサービスで、このブログの存在を知りました。

僕は育児・子育てブログをいくつか購読していますが、そんな中でもこれはなかなか面白いです。今回の記事のようにハッと気づかされることがあったり、また文章が上手いのでついつい読みたくなったりするのです。

子育て中の皆さんは、いろんなブログを購読している方も多いと思いますが、この斉藤犬子さんのブログはおすすめです。

関西に暮らす女性で、ご出産を切っ掛けにブログをはじめたそうです。なのでお子さんもまだ赤ちゃんです!

■関連リンク
斉藤犬子のスロウな日々
*【追記】残念ながらサイトが終了していました

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