6歳の息子と、映画「人体のサバイバル!」を観に行ってきました。
息子は公開前からとても楽しにしていて、「(封切り日は)保育園を休むの?」と聞かれましたが、さすがにそれは無理。公開3日目の日曜日、父子で東京・渋谷の映画館へ。
「どんな映画だったの?」
「感想は?」
「子どもは楽しめた?」
など、気になっている方もいると思いますので、いち早くレビューをお届けします!
上映は3本立て。
それぞれの点数をつけると……
- 【マイナス5万点】がんばれいわ!!ロボコン
- 【1点】スプリンパン まえへすすもう!
- 【100点満点】人体のサバイバル!
詳しくは、記事本編をご覧くださいね。
目次
コロナ禍の映画館ってどう?
新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、政府は「新しい生活様式」を国民に求め、生活スタイルが大きく変わりました。
映画館でも、しっかりとした対策が取られているな! という印象です。
息子と映画に行きたく、チケットを取ろうと思ったら……
今はチェック柄のように「前後の席は空けて」営業しているんですね。
また、以下のコロナ感染対策も実施。
✔︎ マスク着用
✔︎ ロビーで手指消毒
✔︎ 劇場入場口にて検温きっ、緊張が高まるね!
予約完了!!😃#人体のサバイバル pic.twitter.com/lmmp9UFbXp— パパやる (@papayaru) August 2, 2020
また、映画館へは電車・バスを使わず、自転車で行ってきました。
息子自身も、予防意識がしっかりと身についています。「地球で最後の一人になっても生き延びる」なんて言っていますしね。まさに日頃から愛読しているマンガ本「サバイバル」シリーズの影響!(笑)
ちなみに映画館はガラガラ。
封切り3日目にもかかわらず、僕たちが観た回では15人ほどしかお客さんが居なかったです。
コロナ的には安心ですが、興行的には大変ですね……。
【映画レビュー】がんばれいわ!!ロボコン 恋する汁なしタンタンメン!!の巻
まず、上映1本目のロボコンから。
ロボコンとは、石森章太郎原作の子ども向け特撮テレビドラマ。
1974年に「がんばれ!! ロボコン」がテレビ放送され人気だったそうです。僕は見たことがないのですが、1960年代生まれの方には馴染みがあるかも知れませんね。
そんな昭和時代のロボコンが、令和時代に「がんばれいわ!!ロボコン」として映画館で復活したのです。
昭和時代に誕生したロボットということで、「ほのぼのとした内容かな?」と思っていたのですが、完全に真逆。とにかくぶっ飛んだ内容でした。
ストーリー
カメラワーク
特殊効果
効果音
……など、すべてが悪い意味でヤバく、観ていられなくて吐き気をもよおすほど酷い作品でした。
何の前提もなくいきなり話が始まり、ストーリーが支離滅裂。
常人では、おそらく全く理解できないでしょう。「異常者がつくったのでは無いか」と思えるほどで怖かったです。ひと頃で言えば、MAD!(狂っている)
なぜ、企画の段階で「よし、これで行こう!」となったのでしょうか? また、これは誰をターゲットに作ったのでしょうか?
驚くほど衝撃的な映画で、何もかもが謎すぎました。
ただ、1点だけ良かったことがあり、それはロビン役の土屋希乃さん(11歳)が可愛かったことです。微笑んだ顔、怒った顔、表情豊かな演技が魅力的で「小学生でここまでできるんだ」と驚かされました。土屋希乃さんは、NHK Eテレ「ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン」のアズキ役でレギュラー出演していた女の子だそうです(2017年4月から2年間)。
とにかく映画館だったので、最後までシートに座っていましたが、観続けるのはかなり辛かったです。息子も「サバイバルはまだ……?」と、なんだか苦しそうでした。
もしかしたら、マニアからは高評価が得られるかもしれませんが、凡人の僕は「これは子どもには見せたく無いし、僕も見ているのがしんどい」と終始感じました。
ロボコン、もういいです。
【映画レビュー】スプリンパン まえへすすもう!
スプリンパン? やまどん?
誰これ?
いきなり歌いはじめて、数分間であっという間に終わり。
可も不可もない。
「何かのCMだったのかな?」という印象。
いや、そもそも印象も残りませんでした。
単体で観れば、CGとか、歌とか、評価のしようもあると思うのですが、ヤバすぎるロボコンの後に本作が上映され、「誰これ? 何これ!?」感でいっぱいになりました。
ゴメンね。
【映画レビュー】人体のサバイバル!
これは素晴らしい!!
6歳の息子は「面白かった! こっちゃん、感動した」と、すごく良い評価。
僕も「作品としての面白さに加え、親が子どもに観せたい映画としても最高だな」と思いました。
本作「人体のサバイバル」は、小学生を中心に大人気の漫画本「科学漫画サバイバル」シリーズのひとつが原作です。
「科学漫画サバイバル」シリーズは、日本国内で950万部、全世界で3000万部を超えるほどの凄まじい人気っぷりなのですが、アニメ映画化は初。
わが家の息子は5歳からハマりはじめ、すでに10冊以上持っています。
すごく期待を胸にふくらませながらの鑑賞だったのですが、その期待を超える作品でした!
映画自体は40分程度と小さな作品ではあるのですが、サバイバルシリーズの魅力がギュッと詰まっていたのです。
- トラブルを克服する「勇気」
- 仲間を思いやる「愛のチカラ」
- 命を救いたいという「医師のロマン」
これらが次々に展開し、息つく間もないほどのスピード感でした。
また、本作は体内をサバイバルする物語ということで、学び要素もしっかりとあります。
歯、喉、胃、小腸、大腸、血管、鼻、目、耳、脳……。
様々な臓器の働きを知ることもできました。
そして、お医者さんや医学博士というのは、人の命を救うために日々研究に励んでいる……ということもわかりました。
思わず、知的好奇心も刺激されますね。
ベタな表現ではありますが、まさに「愛と感動と興奮」の映画。
本作「人体のサバイバル」は、子どもが楽しめるだけでなく、「親が子どもに見せたい映画」としても長らく愛され続けるのではないかな、と感じます。
文句なしに100点満点です!
科学漫画サバイバルシリーズ、書店でまた1冊買って帰りました
映画鑑賞後、駐輪場に自転車を停めたまま、ジュンク堂渋谷店へ。
なぜか息子は「肩ぐるまして」とせがむので、合体スタイルで、のっし、のっし……。
こういうのって、何歳くらいまでなんでしょうね。今は保育園の年長さん(6歳)ですが、小学校に上がったらもう言わなくなるのかな?
書店で買うのは、もちろん「科学漫画サバイバル」シリーズ。
何巻あるの!?
と、驚くほどのラインナップで、息子はじっくりと品定めをしました。
「よし、決めた!」
わが家に、また新しい1冊が増えました。
科学漫画サバイバルシリーズの本は、漫画といえ、保育園児・幼稚園児ではまだ一人では読めません。親が読み聞かせをすることになります。
でも、絵本とは違って長編で、テーマがサバイバルなので、展開が面白い!
とてもよく出来たシリーズだなぁ、と思います。
本来は小学生向けですが、読み聞かせをするなら5歳くらいから大丈夫かと思います。最後に、息子の大好きなサバイバルをご紹介します。
ワクワクするし、学べるし、本当に良い本です。
【悲報】息子からバカにされる
父「風邪ひいて、コロナになっても知らないよ!」
子「はぁ? 風邪はかぜでしょ。コロナはウイスルだし。全然違うじゃーん!ww パパ、全然わかってなーいwww」
マンガ「新型ウイルスのサバイバル」で、コロナの予防意識を高めよう #親子 #5歳 https://t.co/5xFXuWjlkk
— パパやる (@papayaru) April 15, 2020