わが子を授かってから、一日一日、命があることがありがたく思うようになった。

昨日は朝から、市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんの乳がんが発表され、大きな話題になっていました。1年8ヶ月前に人間ドッグで発覚し、今は抗がん剤で治療中とのことです。

テレビで、夫である海老蔵さんの記者会見を見ていますと、がんの進行が早いこと、手術を受けられるように治療を進めていること、そして自分にとって最も大切な人が妻であることを伝えていました。

海老蔵さん・真央さんご夫婦には、幼いお子さんがふたりいらっしゃいます。2011年7月に生まれた、長女の麗禾(れいか)ちゃん。そして2013年3月に生まれた、長男の勧玄(かんげん)くんです。

真央さんに乳がんが発覚した当時、麗禾ちゃんは3歳3ヶ月、勧玄くんは1歳7ヶ月でした。

そんなに幼い子供たちを抱えながら、がん告知を受け、治療に挑むというのは、想像を絶する不安や恐怖があったでしょう。ご快気されることを、ただただお祈りするばかりです。

無事生きていることに、毎日感謝。


Mi alright, alright
今日も何事も無い一日を始めることが出来ました
Jah, Jah, sun rise wake me up this morning
神よ 今日も太陽の光と共に起きることが出来ました
And I can hear mama Africa calling
母なるアフリカの声を聞くことが出来ました
Mi alright, alright
今日も何事も無い一日を始めることが出来ました
A tell you mi alright
何事も無い一日を始めることが出来ました

Chronixx & Kabaka Pyramid – Mi Alright
翻訳:本澤優(トライデント)


 

さて、自分ごとですが、わが子を授かってから、一日一日無事に過ごせていることが、とてもありがたく思えるようになりました。母親のお腹のなかに生命が芽生え、その小さな命が元気いっぱいに誕生し、すくすく育ってくれている。そして、わが子を守る母親も健康で居てくれている。もちろん、父親である僕も。

それは当たり前のことではないでしょう。いくら気をつけていても、重い病気にかかる可能性もありますし、不慮の事故や事件に巻き込まれる可能性もあります。また、頻発する自然災害に飲み込まれることだって無い訳ではありません。

今、家族が無事に生きているのは偶然でしかないのです。

もともと僕は楽天的で、特に自分のことに関しては「どうにかなるでしょ」「たぶん大丈夫でしょ」と考えがちでした。10年以上前に亡くなった祖父に、「けいちゃんは呑気者やからなぁ〜」と言われながら可愛がってもらったのも懐かしい思い出です。

そんな僕も、子育てをするようになってからは、一日一日の重みを感じるようになったのです。自分の家族のことだけではありません。街で見かける他人を見て、「この人たちも、みんな生きてるんだなぁ」と、ふと思うこともあります。そう考えると、他人を差別したり、人を陥れたり、争ったりするのは、とても馬鹿らしいことに思えてきます。

ただ、万が一、その命がなくなったとしても、その人の価値がなくなる訳ではありません。パパやるではなく、個人ブログ「Swingin’ Thinkin’」に、『自分たちがなぜ、生まれてきて、死ぬのか』をテーマに僕の死生観を書いた記事があります。興味がある方は、読んでみてください。

なんだか、重い話になってしまいましたが、僕が言いたいのは、「毎日を大切に、そして他人に優しく!」と言うことです。

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