子供が欲しいのに、1年以上できない妊活夫婦
日本のテレビドラマは、ある程度鉄板モノのジャンルがあります。一番人気はおそらく「刑事モノ」でしょう。他には、「恋愛モノ」「家族モノ」「歴史モノ」「医療モノ」「サスペンス」「社会・経済モノ」などがあります。
時代劇や大河ドラマなどの「時代モノ」を除き、そのほとんどは世相を反映しているものが多いです。出産・育児系モノのドラマも定番で、最近では以下の作品が注目されました。
産後クライシスを描いた「残念な夫。」(2015年・フジテレビ)、待機児童問題と私立幼稚園のママカーストを伝えた「マザー・ゲーム ~彼女たちの階級~」(2015年・TBS)、妊娠・出産のリスクをリアルに伝えた「コウノドリ」(2015、2017年・TBS)、病児保育士が主役のドラマ「37.5℃の涙」など(2015年・TBS)など。
いずれも当時話題になったキーワードが掲げられていますね。
さて今年2018年、1月から始まる新ドラマに『不妊と妊活』をテーマにしたドラマが始まります。フジテレビの「隣の家族は青く見える」です。放送は、1月18日(木)夜10時スタート。
隣の家族は青く見える。深田恭子・妻(35歳)と、松山ケンイチ・夫(32歳)の夫婦
母が心待ちにしていた子作りをスタートします。ところが、そう簡単には子どもは授からず…。ふたりは子どもを作ることがどんなに大変なことなのかを痛感しつつも、妊活に立ち向かっていきます。
ドラマ「隣の家族は青く見える」で、主演の夫婦役を演じるのは、深田恭子さんと、松山ケンイチさんさんです。
深田恭子さんが演じる、妻役の五十嵐奈々(なな)は35歳で、キューバダイビングのインストラクターです。夫役の松山ケンイチさんは、3歳年下の32歳。五十嵐大器(だいき)を演じます。彼は中堅玩具メーカーに勤めています。
不妊治療専門のクリニックで、不妊症と診断
妻「なかなか授からないねぇ」
夫「ふふっ。焦ることないよ」
ドラマ「隣の家族は青く見える」の第一話では、妻が夫を説得し、夫婦で不妊治療専門のクリニックへ出向きます。そこで医師から「1年以上避妊していないにもかかわらず妊娠に至らないのは不妊症と言える」と、告げられるのです。
このドラマでは、この不妊夫婦が主演ですが、他にも子供を作らない夫婦や男性同士の恋人など、様々なカップルが登場します。番組公式サイトをみた限り、どのようにドラマが展開して行くのが見えないのですが、『不妊治療』を気にかけている方にとっては、具体的な情報が得られるかもしれません。
妊娠や出産といった嬉しい報告は、有名人・一般人問わず日々行われていますが、不妊治療、流産、中絶については、表立って多くは語られていません。そうした意味では、有意義なドラマかもしれませんね。
僕はまず、この第一話を見てみたいと思います。
また、番組サイトでは視聴者からのメッセージも掲載されています。リアルな実体験がいくつも綴られているので、気になる方はぜひこちらも読んでみてください。
32歳で結婚し、一年経っても子供ができず婦人科を訪ねました。そこから四年、体外受精、人工受精、タイミング法と大体の不妊治療を受け37歳でやっと子供ができました。
結果、あれだけお金かけたのに、力尽きてからの自然妊娠でした。出来てしまえばあっというまの時間でしたが、正直、別れようか、死んでしまいたい、と思うくらい苦しい四年間でした。
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*フーナーテスト、体外受精などについて書いています。
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