1979年~1987年生まれは風疹の予防接種をしていない可能性大。妊活前に予防接種の確認を。

1979年~1987年生まれは風疹の予防接種をしていない可能性大。妊活前に予防接種の確認を。

by -
1979年~1987年生まれは風疹の予防接種をしていない可能性大。妊娠中にかかると赤ちゃんに多大な影響。妊活前に予防接種の確認を。

僕たちが妊活中だった頃、日本で風疹大流行が話題になりました。その際、「妊娠中に風疹に感染すると胎児に重大な影響を与えるんだ」と知り、僕たちは、夫婦揃って風疹の予防接種を受けにゆきました。政府も「風しん注意報発令」を掲げ、風疹の予防接種を受けるよう告知を強化していていたので、覚えている方も多いと思います。

僕たちは、幸い風疹に感染することなく、そんな最中に妊娠が発覚しました。

この頃は、まだ「パパやる」を始める前でしたので、僕のもうひとつの個人ブログ「Swingin’Thinkin’」で、その頃のようすを書き残しています。

■関連リンク
風疹が大流行!妊娠初期の女性と周囲は要注意。また26~34歳は予防接種制度がなかった。:Swingin’Thinin’

気になる方はぜひ上記リンク先を見ていただければと思うのですが、ここでは主要ポイントをまとめておきます。

1979年~1987年生まれは、予防接種を受けてい無い可能性が高い。

風疹(ふうしん)とは?

  • 妊娠10週までに妊婦が風疹ウイルスに初感染すると、90%の胎児に様々な影響を及ぼす。
  • ウイルスの潜伏期間は、2~3週間。
  • 発症前の潜伏期間中に他人にうつしてしまう。
  • 感染ルートは、飛沫感染(咳やくしゃみ)。

風疹が流行した理由。

  • 日本の予防接種法が1994年に改正。
  • 制度の谷間に当たる1979年~1987年生まれ(流行当時26歳~34歳)の世代が風疹の予防接種を受けていない割合が高い。

風疹の予防接種注意点

  • 妊娠中は風しんの予防接種を受けることができない。
  • 接種後2ヶ月は避妊が必要。
  • 予防接種を受けたかどうかわからない場合、2度受けても問題ない。

風疹の予防接種を受けるには

  • 小児科がある病院で実施している場合が多い。
  • 風疹(ふうしん)と麻疹(はしか)のワクチンをセットにしている場合が多い。
  • 麻疹・風疹ワクチンの費用は1回約1万円で、1回の接種で95%予防でき、2回ではほぼ100%予防可能。

150809_fuushin_poster

妊娠中の風疹、9割で障害、死亡例も多数。

先日NHKで、当時の風疹大流行の「その後」を追ったニュースが報じられました。以下、NHK NEWS WEBより、一部引用しながらご紹介します。

妊娠中に母親が風疹 障害の乳児7人死亡
画像参照元:NHK NEWS WEBより
  • 風疹は、妊娠初期の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの耳や目、心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがある。
  • どんな障害があるかについて調べたところ、70%以上の赤ちゃんで難聴や心臓の疾患が、また、およそ20%で白内障があったほか、肝機能や精神発達の障害などもあった。

 

妊娠中に母親が風疹 障害の乳児7人死亡
画像参照元:NHK NEWS WEBより
  • 平成24年から25年(2012年〜13年)にかけて大人の間で風疹が流行した際には、45人の赤ちゃんが先天性風疹症候群になったと報告されています。

 

妊娠中に母親が風疹 障害の乳児7人死亡
画像参照元:NHK NEWS WEBより
  • このうちの21人について、その後の経過を詳しく調査したところ、生後5か月までに7人が、肺炎や呼吸不全、それに心筋炎などを起こして死亡していたことが分かりました。

■参考記事
妊娠中に母親が風疹 障害の乳児7人死亡:NHK NEWS WEB

妊娠前に予防接種を。

風疹は子どもの病気とあなどってはいけません。実際、前回の風疹大流行では、20〜40代の大人が患者の大半だった言われています。また、「過去に予防接種を受けた」「一度風疹にかかった」といっても、安心できないそうです。まれに2度かかる人もいるとのことです。

特に意識しておくべきことは、「妊娠に気づく前の妊娠初期(妊娠1〜2ヶ月)の感染がもっとも危険だ」ということと、「風疹感染者は、発症前に他人に感染させることができる」ということ。

ですので、これから赤ちゃんが欲しいと考えている方は、事前に風疹対策をしておくことが肝心となります。なかでも1979年~1987年生まれの方に関しては、一度も風疹の予防接種をしていない可能性が大なので、必ずご確認ください。