わが子が生まれて10ヶ月。
生まれたばかり頃は、1週間、1ヶ月がとても長く感じました。生後5ヶ月目の日記を振り返ってみると、「えっ!まだ5ヶ月?ずいぶん一緒にいる気がするなぁ」と書いています。それが、今となっては月日が経つのが早い!
街で生後2〜3ヶ月の赤ちゃんを見掛けると、「ちっちゃいなぁ。うちもあんな頃があったんだよな……」と、過ぎ去ったあの日々を懐かしむようになってしまいました。
そうです、過ぎ去った日々は戻ってきません。
色んな方によく言われましたが、子供の成長は本当にあっと言う間なんですね。
さて、初めて授かった息子と過ごした10ヶ月。これまでを振り返ってみて、特に幸せを感じる子供との時間のベスト5を選びました。どれもとても大切なひと時です。
1位「お風呂」
ベビーバスを卒業して両親と一緒のお風呂に入ったとき、「もう別世界のちいさな生き物ではなく、同じ世界で生きてる人間なんだ」と心から実感しました。
一緒の湯船につかるだけで感動!
赤ちゃんが気持ち良さそうにウトウトなんてしだすとたまりません。
生後1〜3ヶ月の頃は、湯船に対して横向きに浮かべることができたのに、だんだんと身長が伸びて頭がつかえてくる。そのうちシャワーや蛇口から流れでてくるお湯に興味を示すようになる、湯船の中でお父さんのひざのうえで支え立てるようになる、生後9ヶ月目には湯船の底に足が付くようになる。
湯船を通じて、子供のちょっとした成長が実感できるんです。
ウチは先に僕がお風呂に入ってから、途中で嫁さんに子供を連れてきてもらうのですが、風呂の扉を開くと息子はいつも超笑顔で登場! お風呂が大好きみたいです。
本当に癒される、一日のなかでもっとも幸せな時間です。
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→ 沐浴動画レポート「Tummy Tub(タミータブ)」。ドイツの助産院さんが考えたベビーバス!
2位「食事(ミルク・離乳食)」
母乳で育てている方は、離乳食がはじまる生後6ヶ月前後までお父さんの出番がありません。粉ミルクを使っている方は、最初からお父さんも関われますね。
とにかく、子供が一生懸命食べている姿はたまりません!
小鳥が巣でエサを求めてピーピー鳴いている、テレビなんかでよく見るあの姿あるじゃないですか。離乳食をはじめると、子供がごはんは入ったスプーンを待って先にアーンするんです。そしてパクっ。ゴクッ。
た、たまらん。
可愛すぎる。
わが子は生後10ヶ月になって、最近つかみ食べをはじめました。力加減がわからずつぶしてしまったり、つかんだ手をうまく口に運べなかったり、まだ手が口に到達していないのに先に口をアーンしていたり。人間としての基本動作に奮闘している息子の姿を見て、オリンピックで競技に挑む選手を見ているように毎日感激させられます。
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→ 生後5ヶ月、離乳食をはじめました。三重の新米をシルバースプーンでパクっ?!
3位「抱っこ紐」
子供が大の字になって、お腹に張り付いているんですよ。そして下からお父さんを見上げる。時々、手をニギニギしたり、背中をさすったり、頭をヨシヨシしたり、話しかけたり。
そんな密着感がたまりません!
ベビーカーがわが家に導入されたとき、僕は抱っこ紐を使わなくなったのですが、生後8ヶ月の頃から保育園へ通うこととなり、その送迎の際に抱っこ紐が復活しました。今通っている認可外保育園は自宅から離れていて、毎日片道徒歩25分一緒に歩いています。
久々の抱っこ紐は、思いのほか重い。
息子本人、保育園の持ち物、そして僕の仕事かばん。総重量は15〜20kg程になります。これは無理かも……と思ったのですが、段々と慣れてきて、今ではその道中が楽しみです。
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4位「おむつ替え」
ていねいに、
きれいに、
おしりを拭いて、
少し乾かし、
まっさらのおむつを着ける。
僕は子供が生まれる前、わが子であっても他の男のチ○チ○を触るのは無理! だと思っていました。
それが息子が生まれた日、その感動の勢いで、なぜか無意識におむつ替えをしてしまったのです。
「あれ? なんともなかったぞ」
嫌どころか、むしろ子供をすっきりさせる事に嬉しさを感じるようになってしまい、「よし、お父さんがきれいにしてあげるぞ」と、毎回楽しんでいます。
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5位「ふたりでお出かけ」
パパやるの運営者は、すごく育児参加しているのではないか? と思われる方もいらっしゃるかもですが、実は僕は「子供とふたりっきり」を避けていました。それは嫁さんに頼りすぎていたからです。息子が生後8ヶ月の頃、子供を数時間ひとりっきりでみないと行けない時間が発生してしまいました。しかも自宅ではなく、外出先で。
これは、かなりピンチだ!
そう考えていたのですが、いざやってみると「あれ、楽しい。むしろすげー楽しい!」とこれまでの不安が払拭。息子が乳児から少し大きくなったというのもありますが、今ではむしろふたりっきりで出かけるのが楽しいくらいです。
お出かけに関しては、また追って別記事でも書きたいと思いますが、ふたりっきりの外出は他の方との出会いもあったりで、とても楽しいのです。
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嫁からぶんどるのがコツ!
育児は夫婦ふたりの共同作業。
赤ちゃんが生まれたら俺もがんばるぞー!
……が、しかし!
授乳できるのは女性だけ、
子供が欲するのはママばかり。
男性はどうしても脇役になりがちなんです。やる気満々だった出産前の意気込みが、徐々に消沈してしまう世のお父さん、けっこう多いのではないでしょうか。
ですが、月齢を重ねてゆくうちに、段々とお父さんの出番が出てきます。
最初の意気消沈で育児を諦めず、ぜひ隙をみて「ここは俺が」と、奥さんから育児をぶんどるのがコツです。嫁さんは「うちの旦那は育児ができない」、夫であるあなたは「俺は育児向きではない」と、夫婦それぞれで勘違いしている可能性があります。
どんどん行きましょう、どんどん!
冒頭でも書きましたが、過ぎた時間は戻ってきません。けがれを知らない無邪気なな子供からは、本当に幸せとパワーがもらえますよ。
最後にこの一枚。昨夜、息子の鼓太郎にごはんをあげながら「おいしいか〜?」って聞いたら、こんな顔になりました。おじいちゃんやん。(笑)