恋愛、失恋、出産、育児……。
こころのうちを明かしながら、音楽で自分を表現する。
歌声はとてもエネルギッシュで、そこには彼女の強い想いが込められているのだろうと伝わってくる。自分たちリスナーはその旋律からリアルを感じるがゆえ、こころが打ち震わされ、身体の中から力がみなぎってくる。
そう、これは女性レゲエアーティスト、PUSHIM(プシン)のこと。
音楽アーティストは、エンターテイメント業界におけるパフォーマーなので、今風に言えば『盛る』のが当然かも知れない。だけど、PUSHIMはその真逆。僕はこれほどまでに正直で素直なアーティストを見たことがない。歌詞に反映するだけでなく、ライブでは「えっ、そこまで言うの!?」と驚かされるほど、境遇や気持ちを全部さらけ出す。
PUSHIMのさらけ出し具合は、昨年オフィシャルサイトに公開された「PUSHIMの告白」を読むとわかりやすい。在日韓国人三世としてからかわれた小学一年生、寄りかかる場所がないと苦悩した20代、妊娠中に終わった恋。ジャパニーズレゲエシーンのトップアーティストとはいえ、決して順調ではなかった辛さや葛藤などが赤裸裸に語られている(15年目の告白 今、語るシンガー「PUSHIM」のすべて 【追記】特設サイト公開終了しました)。
PUSHIMからは、まずは自分に正直になることだ、ということをいつも教えられる。
手編みのニット帽
さて、少々かしこまった出だしでしたが、実はそんなPUSHIMさんよりスペシャルすぎるプレゼントを頂きました。うちの息子の鼓太郎へ手編みのニット帽です。
なんというか、嬉しすぎる。
PUSHIMさんがうちの息子のために手編みしてくれたなんて、想像以上のできごとに戸惑ってしまうほどのサプライズ。
僕たち夫婦は裁縫のスキルがまったく無く(パパやる関連記事)、こんな立体的な編み物をどうやってつくるのか想像がつかず、専用の機械があるのかな? とも考えたのですが、一針一針手で編んでくれたそうです。
心のこもったプレゼント、本当にありがとうございました! 鼓太郎が大きくなって、いつもかぶっている帽子を編んでくれたPさんのお話をしてあげるのが楽しみです。ずっと大切にします。大好きです、PUSHIMさん。
■関連リンク
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