子どもに限らず、誰しもに起こり得る意外な交通事故が、TBSニュースで報道されていました。自転車のペダルに靴ひもが絡まり、横転。後ろからやってきたバスにひかれた、という事故です。
ほどけた靴紐が自転車のペダルに絡まり転倒
“自転車で帰宅途中の川崎市の中学1年生・Sさん(12歳・男子)が、後ろから走ってきた路線バスにひかれ死亡しました。警察によりますと、自転車のペダルに靴ひもが絡まり、それをほどこうとして車道の右側に倒れてしまい、路線バスにひかれたということです。
靴ひもが自転車にかかり転倒、中1男子バスにひかれ死亡:TBS News より一部引用(【追記】記事公開終了しました)”
亡くなった男の子は、まさか自分が死ぬとは思っていなかっただろうし、バスの運転手も、まさか中学生をひくとは思っていなかったでしょう。
そんな痛ましい事件が起きてしまった原因は「靴ひも」。
よく考えてみれば、靴ひもが緩んでしまい、それが自転車のペダルに巻き込まれるなんて、誰しもがあり得る状況。注意するにしても、なかなか難しいです。
できることといえば、「自転車に乗る前は、靴ひもがしっかり結ばれているか確認」「もしほどけたら、自転車から降りて結び直す」と、これくらいでしょうか。でも、元気盛りの子どもたちが、毎回靴ひもを確認するというのは、それはそれで難しいですよね。まさか靴ひもに、そんな危険が潜んでいるとは思いませんでした。
12歳という若さで世を去った男の子。残された家族や友達も、大変お辛いかと思います。心よりお悔やみ申しあげます。
対策として、ほどけにくい靴ひもの結び方というのがあったので、それを紹介します。スポーツ用品メーカーのミズノが提供する動画です。
ほどけにくい靴ひもの結び方 <ミズノ公式オンラインショップ>
“一度ちょうちょ結びをした中に、片一方の輪を入れてキュッと結ぶ。”
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