子どもとプールへ行きたい!
プールは、オムツをはいたまま利用できるプールと、おむつが取れてからでないと入れないプールがあります。子育て中の方は、ここは大事なポイントですので、事前に調べてから向かいましょう。
さて今回は、東京都世田谷区が運営している、おむつが取れてから利用できる「世田谷公園プール」をご紹介します。
記事最終更新日
2022年6月16日
【2022年】世田谷公園プール 住所・営業日・定休日
■世田谷公園 住所
東京都世田谷区池尻1-5-27
■プール営業日
7月1日から9月10日まで
■プール定休日
7月22日(金)
■体調確認書の記入(開始30分前に配布)
ご自身の健康状態についてご記入をお願いします。各回開始時刻の30分前から、係員が配布いたします。体調確認書により入場者数を把握しますので、開始30分前には、入場する方が一人ずつ受け取れるようにしてください。
■入場制限
240名まで(下記1~3の各回で、同時に入場できる人数)
*各回での定員を超えた場合は入場することができません。
■1日3回・2時間入れ替え制
7月1日から9月10日
- 午前9時30〜午前11時30
- 午後0時30分〜午後2時30分
- 午後3時30分〜午後5時30分
*例年は4回の入れ替え制ですが、新型コロナウィルスの感染防止対策のため回数が制限されています。ご注意ください。
最新の情報は、世田谷区ウェブサイトをご覧ください。


【2022年最新情報】土日祝は1時間以上前に並ばないと入場券が買えない!?
2022年7月1日(土)、2日(日)に世田谷公園プールに行った保護者さんからの情報です。
入場券の販売開始時間は、入場1時間前から。そのための行列ができているので、最低でも1時間以上前に並ばないと入れません。
「早い人は2時間前から並んでいた」
「8時20分に並んだら初回(第1回)に入れたけど、8時40分にきた人は入れなかった」
など。
この行列は去年と同様ですね。以下もご参考にしてください。
【週末】入場2時間前で大行列! 30分前にチケット販売開始
3時間半からの部に入りたいと思い、2時間前に到着。すでに大行列ができていて、「炎天下の中、1時間以上も並べない」と入場を断念しました。ちなみにチケットは事前に購入することができず、行列はチケット販売開始を待つ人たちによるものです。週末・祝日は、相当な覚悟が必要になりそうです。

熱中症が心配……。
並ぶ際は、飲み物や帽子を持って挑みましょう。
\長時間冷たい!/



【混み具合】週末は混んでいて、平日は並ばなくても入れそう

追記です。
後日、平日に行ってみました。第3回15時30分の回へ入ろうと、30分前に到着。ご覧のとおりほとんど人が並んでいません。開始目前でも50人ほどだったと思います。
プール内も空いていて快適でした。未確認ですが、おそらく定員の240名に達していなかったのではないかと思います。
ちなみに、この日の天気は晴天。気温は30度超えの猛暑日です。
週末は相当早くから並ぶ必要がありますが、平日は30分前で余裕かもしれませんね。
これまでの主な変更履歴
2019年度変更点
- 【深さ1.2mのプール】本気で泳ぐ方用の2レーンのうち1レーンが、子ども向けになりました。深さを上げる「赤台」(踏み台)が設置され、深さ75cmほどに。これにより、背の届かない子どもでもしっかりと泳ぎの練習ができます。
- 【大人料金】高校生以上の料金が、360円から390円に「30円」値上げされました。
- 【無料の日】無料解放日が無くなりました。
世田谷公園プールは、おむつが取れてから

さて、いよいよ本題。
世田谷公園内にある「世田谷公園プール」をレポートします。2018年にリニューアルされ、プール開き初日の7月1日、さらに翌週日曜日にも行ってきました。
料金は安いし、
清潔だし、
泳げない子どもでも遊べるしで、
最高です!
まずは、世田谷公園プールの禁止事項をチェック。
- プールサイドに携帯電話、スマートフォン、カメラ、アクセサリー等は持ち込み禁止です。
- 日常生活でおむつがとれていない赤ちゃん・幼児は入場できません。水遊び用のおむつも使用できません。
トイレトレーニングが完了してから利用可能なので、早くても3歳くらいからになりそうです。
おむつ着用禁止の理由
おむつを着用しているお子様の入場は固く禁じています(トレーニング中、就寝中のみ着用を含む)。
もし、プール内でお漏らししてしまったら……
- 水換えによる下水修理代が約94万円(過去の例)
- 営業費用等
が、発生してしまうとのこと。
世田谷公園プールの料金、未就学児は親子で50円と激安
利用料金
- 高校生以上
360円→390円(2019年 値上げ) - 小・中学生、65歳以上、障害のある方 100円
- 幼児、障害のある小・中学生 無料
- 幼児の付き添い者 50円
- 障害のある方の介護者 無料
世田谷公園プールは、区が運営している施設ですので、利用料金がとても安いです。
しかも、幼児(未就学児)と同伴の場合、大人料金360円が50円になるのです。
パパと4歳の息子、ふたり分合わせて50円。安いっ!
世田谷公園プール、利用時間は2時間の完全入れ替え制
7月1日から9月10日
- 午前9時30〜午前11時30
- 午後0時30分〜午後2時30分
- 午後3時30分〜午後5時30分
世田谷公園プールは、2時間制となっています。
ただし、これはチケットを買ってから2時間ではありません。1日2時間の(3部制)になっていて、2時間毎の総入れ替えとなっています。
途中から入った場合は少ししか利用できないので、入場時間を決めて、その時間の前に向かうのが良いでしょう(*2021年は、各回開始時刻の30分前から係員から「体調確認書」配布されます。ご自身の健康状態についての記入が必要になりました)。
また、一度に利用できる人数には制限があります。定員に達した場合は、入場制限となります(2021年は各回240名まで)。
世田谷公園プールは混雑するので、早めに並ぶのがコツ

2時間制ということで、「利用時間を決めたら、その時間の到着すれば良い」と言うわけではありません。人気の時間帯は行列ができいるからです。
入場の手順は、
- 券売機でチケットを買う
- 行列に並ぶ
です。
チケットを先に買っておいて、それから列に並びましょう。列は入場時間の30分ほど前から並び始めます。遅くとも10分前には並んでおきたいところです。
幼い子どもは、長時間並ぶと飽きて嫌がる可能性があります。
そのため僕は、近くのコンビニでおにぎりかお菓子を買っておいて、列に並びながら食べるのがおすすめです。腹ごしらえにもなるし、ペットボトルのお茶などを買っておけば水分補給もできます。
ロッカールームは混雑するので、入場前に水着に着替えておくと楽
もうひとつ、行列に並ぶ際のポイントは、「先に水着に着替えておく」ということです。
一斉にロッカールームで着替えるので、結構狭い。
そんな中、ごちょごちょと着替えるのは大変ですので、先に水着に着替えておくととてもスムーズです。息子は水着(短パン)をはいて、Tシャツを来て、家を出ました。
パパは、水陸両用のボードショーツをはいておくと便利です。
ちなみに、ロッカーの使用には「10円」が必要です(使用後に返却されます)。
両替機はないので、入場前に10円玉を用意しておきましょう。
大人は、どんな水着を着ているの?
世田谷公園プールは、やっぱり子連れがほとんどです。大人が本気で水泳に来ていたり、男女がデートでくるような雰囲気ではありませんでした。
そんな子連れのパパ・ママは、どんな水着を着ているのかも気になるところかと思います。
男性は、サーフタイプ(ボクサータイプ)がほとんど。ジムで着るような、ブーメランパンツやスパッツタイプはほぼ見掛けませんでした。また、3割ほどの男性は、ラッシュガード(水泳用半袖シャツ)も着ていましたね。
女性は、上下一体型のUバックもいれば、セパレートのビキニもあり、多種多様です。また、半数近くの女性は長袖ラッシュパーカーをはおっています。
ちなみに、幼児の付添者であっても私服での入場はできません。どなたも水着を着用する必要があります。


東レ株式会社が開発した新素材Primeflex®(プライムフレックス)使用。速乾性、伸縮性に優れた、水陸両用タイプなので、これを着ていけば、そのままプールへも入れます。
3色展開ですが、男性が着る場合WHITE(白)を選ぶと、プールで乳首が透けるので要注意。BLACKかNAVYを選ぶと良いでしょう。


同じく東レの新素材Primeflex®(プライムフレックス)使用。水陸両用タイプの長袖。ネックもあるので、日焼け対策にもなります。
入れ墨・タトゥーは、ラッシュガードで見えないように
世田谷区のウェブサイトには、入れ墨・タトゥーをされている方についての注意書きもありました。ラッシュガードなどで見えないよう配慮すると利用は問題無いようです。
入れ墨・タトゥーをされている方は、ラッシュガードの着用又はテーピング等により他の利用者から見えないようにご協力ください。他の利用者やお子さまの不安感を解消し、利用するみなさまが快適に楽しんでいただくため、ご理解とご協力をお願いいたします。
世田谷区ウェブサイトより
子ども用の浮き輪を持って行こう
区営プールですので、民間プールのような売店はありません。水分補給は、水道の蛇口で水が飲めるようになっていますが、浮き輪は持参する必要があります。
泳げる子以外は、ほとんど浮き輪などを持っていました。例えば、こんなモノです。
もし忘れた場合は、世田谷公園の噴水前の売店で、いくつか浮き輪が売っていました(いつもあるとが限らないので、事前に用意するのがおすすめです)。
プールは全3種類

世田谷公園プールは、3つのプールがあります。
- 深さ 0.3m
- 深さ 0.5m(きのこ型噴水あり)
- 深さ 1.2m
画像左のひょうたん型プールの、手前が30cm、奥が50cmの浅いプールとなっています。そして右のプールが1.2m均一で、右端に本気で泳ぐ方用の2レーンも用意されています(2019年より、そのうち1レーンは赤台を設置した子ども向けに変更)。
手前の茶色の部分は、下に穴が空いていて、ピュッピュと水が飛び出してくるちょっとした噴水になっています。子どもたちは楽しそうですね。
また、パラソルゾーンもあり、日焼けが気になる方は日陰もあるのでご安心ください。また、ベンチもあるので、飲み物などを入れたちょっとしたバッグであれば施設内に持ち込めます(携帯電話、カメラ、ネックレス、ピアスなど、持ち込み禁止品に注意)。
あと、施設には、ロッカー(要10円玉)、シャワー、トイレ、蛇口があります。
プールはイモ洗い状態? 2時間は短い?

気になるところとして、あとは混雑具合があるでしょう。長蛇の列なので、プールはさぞかしイモ洗い状態なのでは無いか、と思われるかもしれません。
しかし、実はそんなに混んでいません。まったく動けず、水につかっているだけ、ということはないのでご安心ください。そこそこ人はいますが、子どもが遊んだり泳いだりする分には十分です。
あと、2時間制についてですが、着替えの時間も含めての2時間なので、正味は1時間半ほどです。しかも途中に休憩もある。少し短いような気もしますが、案外そうでもありません。だらだらと入って出るタイミングを逃すより、パッと遊んで、出てしまう方が、疲れすぎずちょうど良いですね。
プールで2時間遊んで、まだ遊び足りなければ、世田谷公園を満喫しましょう!
世田谷公園のプール以外の魅力。ミニSL、プレーパークなど
世田谷公園は、渋谷からおよそ4km(バスなどで15分)。都心のそばにありながらも、広大な敷地、気持ちの良い木々、年齢に応じた様々な遊具が揃う、たっぷりと遊べる公園です。
ブランコ、滑り台、砂場といった定番の遊具はもちろん、ミニカート場(小学校3年生まで利用可)、スケートボードパーク(大人利用可)など。
また、本物の蒸気機関車D51-272も設置保存されています。実際には走りませんが、触れたり、乗り込んだりなど、迫力いっぱいの巨大な機関車を体感する事がで、子どもたちに大人気です。
また、世田谷公園にはプレーパークという一角があり、ここはまさに子ども達の基地。自然相手に、焚き火や泥んこ遊び、木登りなど野性的に遊べる施設となっています。子ども達の想像力とワクワクがかき立てられるでしょう。
また、公園には清潔なトイレが数か所あるので、長時間遊びたい時も安心です。
世田谷公園には、たくさんの木々が並んでいたり、丘があったり、芝生が気持ちいい噴水広場広場があったりまど、自然を満喫することもできます。特に丘にある木々がまるで迷路のようになっていて、子どもたちがよく隠れんぼしています。
子どもたちに大人気のミニSLもあります。小さな機関車にのって公園の中をぐるりと走ります。子どもはきっと、目を輝かせて喜んでくれるでしょう! 料金は小学生未満無料、小学生30円、中学生以上70円です。
また、珍しい洋弓場もあります。こちらは平日1時間240円、土日祝300円です。
事前の予約が必要ですが、他にもテニスコート、軟式野球場、サッカーグラウンドといった施設もあるので、本格的な試合も可能です。野球やサッカーは、観戦してみるのも楽しいですよ。
とにかく世田谷公園は、子どもから年配の方まで、たっぷり楽しめる公園なのです。ぜひ、プールと合わせて堪能してみてください。
おむつが取れていない子どもは、砧公園の大蔵第二運動場屋外プールへ
世田谷区の区民プールで、おむつをはいたままプールに入れるのは、砧公園に隣接する「大蔵第二運動場屋外プール」です。水泳用のオムツ + 水着着用で、幼いお子さんも利用可能となっています。
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