年末年始や、ゴールデンウィーク、シルバーウィークといった大型連休。この時期に長距離移動を予定されている方は、いち早く交通手段を確保しておかなくてはいけません。
- 飛行機
- 新幹線
- 船
- レンタカー、など。
自家用車や在来線での移動を考えている方は、予約のしようがないですが、特に上記のような事前予約が可能な交通手段に関しては、繁忙期の殺到ぶりはなかなかすさまじいものがあります。
大人ひとりでの移動であれば、飛行機のキャンセル待ちや、新幹線の自由席など、まぁなんとかなります。しかし、子連れの家族となれば、そう簡単にはいきません!
飛行機の座席指定、家族で並びの席が取れない!涙
「さてと、各航空会社のウェブサイトで航空券の予約をしよう。おっ、座席が残り少なくなっていた。早めに予約手続きをしてよかったなぁ。なんとか買えそうだ!」
「むむっ! 座席指定の画面で、家族バラバラの席しか空いていないぞ」
「赤ちゃんと一緒に乗るので、泣かれると他のお客さんへの迷惑が心配。あと、隣が他人だと授乳することもできない……」
「あぁ、なんとしてでもママとパパ、横ならびの席を確保したい!(涙)」
繁忙期は、こんな事態に陥りがちなのです。
国内線の大半は、3歳未満は運賃無料(*1)。座席をとらずに、同乗者の膝に乗ることができます。膝の上ということは、隣の方に迷惑がかかりがち。終始スヤスヤ寝てくれることの方がまれでしょう。
ですので、父親と母親、もしくは祖父母が一緒の場合、できれば2席分は並びで確保したい。そうすれば、ギャン泣きをして、背中をビヨーンと伸ばしイヤイヤになった場合も、2席分の上で動かせることになるからです。
<国内線航空券:参考>
- 大人(12歳〜)
- 小児(3歳〜11歳)- 大人運賃の75%
- 幼児(0歳〜2歳)- 無料
*1. LCCの場合は、2歳未満の場合があります。国際線の多くは、2歳から大人扱いになります。
困ったときは、各航空会社のサービスセンターへ電話すべし!
インターネットの座席指定で、思い通りの席が取れなくても諦めてはいけません! この場合、まずは予約を完了し(支払い・決済は、まだしていなくても大丈夫)、その後、各航空会社の案内センターへ電話をします。
「幼児連れなので、家族横ならびの席がとりたいのですが、座席指定の画面では空きがありません! 赤ちゃんなので家族バラバラは不安です。どうすれば良いでしょうか?」
わが家は、これで2度助けられました。
一度は、画面上は横ならびの席に空きがないのに、実はあるらしく、手配してくれました。もう一度は、本当に空きがなくて、「もし当日、横ならび席に空きがでれば優先的に入れてくれる」という、手配をしていただきました。
このように、一見「ダメだ……」と思えたときも、電話をすることでなんとかしてくれる場合があるのです。
もし、満足ゆく手配をしてもらえたら、「支払い・決済」を、忘れずに済ませましょう。
各航空会社の電話窓口
- ANA
0570-029-767(マイレージ会員)
0570-029-222(非会員)
受付時間:6:30~22:00
www.ana.co.jp/site-help/share/contact/ - JAL
0570-025-022(マイレージ会員)
0570-025-071(非会員)
受付時間:7:00~20:00
www.jal.co.jp/information/ - スターフライヤー
0570-07-3200
受付時間:7:00~23:00
www.starflyer.jp/inquiry.html
*2015年11月現在の情報です。詳しくは各サイトをご確認ください。
子連れは、機内後方席がオススメ。
わが家では、息子が1歳4ヶ月だった時点で、7度目の飛行機に乗りました(国内線のみ)。僕がはじめて飛行機に乗ったのは、大学4年生の卒業旅行だったので、息子はずいぶんと早いデビューです。(笑)
そんな、息子との飛行機旅日記が、以前「Yahoo! ニュース」でも紹介されたことがあります。
赤ちゃん連れでの飛行機は、健康面や搭乗の仕方など、いろいろ心配があるかと思いますが、本サイト「パパやる」では、これまでの経験を記事にしていますので、ぜひご参考に読んでみてください。
それでは皆さま、快適な空の旅を。
パパやる「飛行機・新幹線」関連記事
わが家では、東京の自宅から実家の大阪へ、年に数回帰省しています。0歳、1歳、2歳は国内線が無料ですので、飛行機での移動をメインに。3歳からは新幹線をメインにしています。また、ときにはレンタカーを借りることもあります。
新生児から幼児まで。子連れで旅行をしたり、長距離移動をしたりする際の参考になれば幸いです。すべて実体験ですので、リアルな情報ばかりです。
赤ちゃんと実家帰省。新幹線?飛行機?車?どっちも乗ってきました!
*【0歳】生後2ヶ月の息子と妻との3人で、東京から大阪の実家に帰省してきました。
0歳児の赤ちゃんと飛行機に乗るコツや注意点について。【重要】
*【0歳】乳幼児を連れての飛行機、3度の経験して得たことをまとめました。
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*【0歳】子ども向けの遊具が無料で使えます。ビジネスマン向けには高速フリーWi-Fiも。
乳幼児の飛行機はやっぱり後方席がベスト! スターフライヤーの親切すぎるキャビンアテンダントさんに感激。
*【1歳】飛行中に泣き止まない! 客室乗務員さんの対応に助けられました。
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親子ふたりきりの旅。スーツケースとベビーカーの両方を持って行くのは無理!
*【2歳】ただいま2歳8ヶ月、体重16kg。思うように歩いてくれず、家を出てすぐに断念。やっぱり無理でした。
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*【3歳】電車と新幹線は、6歳(小学校入学)まで無料。ただし指定席を取ると料金は大人の半額掛かかる。自由席と指定席の両パターンを「新横浜・京都間」で試してきました!
大晦日の新幹線、夕方以降の自由席は空いていた。狙い目は1号車の後部座席【コツ】
*【3歳】混雑必至の帰省ラッシュ。子連れで良い座席を確保する方法。のぞみ東京・新大阪間で、スーツケースやベビーカーなど大きな荷物が置ける最後尾の席に座れました。