もし子供がいじめられたら。笑いのセンスと強力なオーラで、いじめに勝つ!

雑誌「PHPのびのび子育て」などを出版する、PHP研究所による子育てママ・パパ応援サイト「PHPファミリー」に、共感させられる記事が掲載されていました。「思春期のいじめ問題に どう立ち向かうか」という、高濱正伸さんの記事です。

自分に降りかかった「いじめ」であれば、立ち向かおう、逃げよう、耐えようなど、自分自身で対処を考えることができます。しかし、親となって、我が子に起きた問題であればどうでしょう。

息子や娘が、いじわるをされたり、いじめられたりしているのを知ったら、親として心の中は穏やかではないでしょう。「子供のことに、どこまで干渉して良いのか? 何をしたらいいのか?」と、困惑するのではないでしょうか。

幼少期と思春期の、いじめの違い

いじめられている男子

高濱正伸さんは、「幼少期と思春期のいじめは質が違う」と言います。

  • 【幼少期のいじめ】恨みを持たない。翌日にはケロッと忘れて仲良くしていることもある
  • 【思春期のいじめ】悪いことをしたい、誰かをいたぶりたい……マグマのようにフツフツと邪悪なものが湧き出てくる。不安定極まりない年頃。

 

煮えたぎるマグマと火山爆発

思春期……。邪悪なマグマとは怖ろしいですね。

記事には具体的な年齢は書かれていませんが、一般的に思春期とは第二次性徴が現れてくる時期で、小学5〜6年生から中学・高校生あたりでしょう(11歳から16歳頃)。確かにこの時期は、心のモヤモヤが発生しやすい年頃ですね。親と話さなくなったり、反抗期になったりするもの、この頃です。

思春期を過ぎると、いじめは段々と減っていきます。とはいえ、大人の社会でも、いじめが全く無い訳ではありませんよね。職場でのパワハラや、陰湿なママ友の話は後を絶ちません。

高濱正伸さんは「いじめがあることを前提」にして、「強さを身につけよう」と提案しています。では、いじめに負けない強さとは一体何なのでしょうか?

子供がいじめられている! そのとき親ができることは何?

正直、子供の立場として、いじめに親が絡んできたら面倒ですよね。

ジャイアンの母ちゃんみたいに、いじめっ子の親がガツン!とやってくれると良いのですが、いじめられている側の親が出てくると、余計陰湿になってしまうのではないでしょうか。もちろん度が過ぎる場合や、子供がSOSを発信している場合は、急いで対処する必要があると思いますが、いきなり親が出て行くのは避けたいところです。

そこで、高濱正伸さんは、親ができることとして、こう提案しています。


親にできることは、わが子がいじめに遭ったときの準備として、強く跳ね返せる知恵と力をつけてあげることです。その知恵と力には、二つあります。一つが「笑いのセンス」。もう一つは、「強力なオーラ」です。(記事より引用)


 

ガッツポーズ

これこれ、これです! 僕は、この二つの知恵に、とても共感させられました。すこし僕自身の経験を振り返らせてください。

笑いのセンス

僕は、映画「岸和田少年愚連隊」や、地元行事「岸和田だんじり祭」が有名な、大阪南部・岸和田市で生まれ育ちました。

だんじり祭りは、16歳の青年団から本格的に祭の運営に関わることになります。青年団以外にも年齢によっていくつかの団体があるのですが、僕が過ごした大道町の青年団は16歳から25歳までの集団でした。

まぁ、16歳の高校生にとって、20代なんてめちゃくちゃ大人な訳ですよ。パカパカたばこを吸っているわ、酒豪はいるわ、車を乗り回してるわ、腕力もあるわ。そんな年上の中でいかに生き抜くか? これは「面白い奴」を目指すのが、もっとも効果的なのです。

16歳の新米では、経験もスキルも先輩には敵うはずはありません。だからといって、ずっと萎縮していると、いじめ……というか、いじられる対象になりかねません。

そこで、「お前、面白いなぁ!」と、言われるようになるのが、自分の居場所を確保するための有効な戦略だったのです。実際、先輩からのツッコミに面白い返しをする奴とか、祭の打ち上げ(宴会)で芸達者な奴なんかは、とても可愛がられていました。

残念ながら、僕は面白い奴ではなかったのですが……。

僕が青年団を引退後、最近では青年団主催の「漫才大会」が行われているそうです。やっぱり若者にとって、笑いってすごく重要!

強力なオーラ

強力なオーラ、いいですね。
オーラじゃなくて、強力なオーラ。

要は、「こいつただ者じゃ無いぞ」感。これは、スポーツが超できるとか、学力が断トツとか、そうした能力があれば強力なオーラが放たれます。

ただ、圧倒的トップの座につくなんて、誰しもができる訳ではありませんよね。

でも、安心してください。

強力なオーラを放つには、他の方法もあります。例えば……

  • 驚くほどオシャレ(安物でも着こなし最高)
  • 音楽にめっちゃ詳しい
  • ダンスが得意でかっこいい
  • ゲームが超絶うまい
  • 絵がものすごく上手
  • インスタグラマーでフォロワー1万人

など、何も勉強やスポーツだけではありません。学校以外の趣味で、すごい能力を身につけているのもオーラになります。もちろん妬む人もいると思いますが、多数の支持を得ているあなたは、強力なオーラで輝いていることでしょう。

また逆に、最近は「ケンカが強い」とう不良文化が廃れてきているとも聞きます。僕が中学生の頃は、ケンカが強い男子がモテていまいた。今は違う気がしますので、腕っぷし自慢にはご注意ください。

笑いと強力なオーラは、社会人になってからも役に立つ

かつて、「良い大学に入って、大企業に入社するのがゴール」というか、親の役目とされていた時代がありました。

しかし、今はどうでしょう。

「笑い」は、コミニケーションスキル。
「強力なオーラ」は、その人特有のスキル。

このふたつがあれば、かなり社会を渡り歩いて行けるのではないでしょうか。仮面ライダービルドの「ベストマッチ!」が聞こえてきそうです。

話は「いじめ」に戻りますが、いじめを克服することで、強くなることができます。親としては、困難を乗り越えるチカラをつけさせてあげたいですね。

そのチカラが、笑いと強力なオーラというお話でした。高濱正伸さんのお考え、とても良かったです。

■関連リンク
思春期のいじめ問題に どう立ち向かうか:PHPファミリー

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