みんなで考える少子化対策。NHKスペシャル 私たちのこれから「#超少子化」は、2月20日放送。

みんなで考える少子化対策。NHKスペシャル 私たちのこれから「#超少子化」は、2月20日放送。

画像参照元:NHKスペシャル 私たちのこれから「#超少子化」

少子化は、善か? 悪か?

「少子化問題」なんてキーワードがニュースで散々叫ばれているので、「少子化は悪いことだ」と漠然としたイメージを持っている方は多いでしょう。でも、ちょっと待ってください。少子化は本当に悪いことなのでしょうか。

世界的にみて、日本の1クラスあたりの生徒数は多すぎる。

たとえば、学校での教育。

僕は団塊ジュニアのピークに生まれ、通っていた中学校では、1クラスに45人ほどの生徒がいました。1学年の生徒数は400人超です。しかし今、同校のウェブサイト(大阪の岸和田市立春木中学校)を見ると、1学年の生徒数は100人台後半と、半数以下に激減していました。

文部科学省が公表しているデータによると、現在の日本の1学級あたりの平均生徒数は、小学校で28人、中学校で33人となっています。僕の時代と比べると、ずいぶんと教室がゆったりしています。しかし、世界的に見ると、実はこれでもまだまだ多いくらいなのです。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどは、小中学校ともに1学級あたりの生徒数は20〜25名程度なのだそうです。

また、教員1人当たりの児童生徒数が多い、という日本の実態もあります。先の国々は教職員の数が多く、日本以上に教育に予算を掛けているのです。

OECD(先進国34カ国)加盟国のなかで、日本の教育環境は国際的に見て低水準なのです。

画像参照元:文部科学省:学級編制・教職員定数改善等に関する基礎資料1
画像参照元:文部科学省:学級編制・教職員定数改善等に関する基礎資料1
日本の小学校。画像参照元: Schools around the world – in pictures
日本の小学校。画像参照元: Schools around the world – in pictures

日本の「超少子化」。皆さんは、どう考えますか?

僕は、いろいろな観点から少子化はそれほど悪いことだとは考えていません。

教育という観点からみても、少子化の方が丁寧な教育を受けることができるのではないでしょうか。しっかりとした教育を受けた優秀な子供たちが社会に出れば、今の現役世代以上に活躍してしてくれるかもしれません。

子供の数が減る……
大変だ〜!
社会保障どうしよう!
年金どうしよう!
介護どうしよう!

頭数だけ揃えれば日本の将来は安泰なのでしょうか? それよりも、戦後復興からの経済発展ができて久しい今、ひとりひとりの教育にもっと力をいれるべきだと思うのです。

みなさんは、少子化についてどう考えていますか? 親の立場、子供の立場、地域、日本、世界……いろんな視点で俯瞰すると、面白いひらめきが生まれるかもしれません。

少子化についての話は尽きない訳ですが、今度、NHKで面白そうな番組が放送されます。少子化ならぬ、超少子化、だそうでです。

2月20日夜9時〜『NHKスペシャル 私たちのこれから「#超少子化」』

NHKスペシャル 私たちのこれから「#超少子化」


<放送日時>

  • NHK 総合
  • 2016年2月20日(土)午後9時0分〜22時00分

 


<番組内容>

50年後の人口が8,600万人にまで減るという日本、国の研究所は1億人の維持には、2030年に出生率1.8、その後2.0が必要としている。

しかし、現在は1.42、さらに男女の未婚が進み、出産どころか結婚から遠ざかる人が増えている。大きな理由の一つは金銭的な余裕のなさ、背景には非正規雇用の増加があるとする専門家も多い。

このまま少子化が続けば働く人の数が減り、経済は失速、「先進国から脱落する」ともいわれている。大切なのは、子どもを産み育てたいという希望をかなえるための環境整備。

番組では、子育て支援の「お金」や、長時間労働や育休など「働き方」の問題について、市民と専門家を交えて徹底討論、安心して子育てができるようになるための処方せんを探る。また、放送中に視聴者参加を呼びかけ、番組中の「気になる場面」などを選ぶ「ライブ投票」を実施、ツイッターやメールで寄せられる意見や質問も紹介し視聴者の皆さんと一緒に考えていく。


<ゲスト / 解説 / キャスター>

  • 山里亮太(南海キャンディーズ)
  • ホラン千秋(女優 / タレント)
  • 増田雅暢(岡山県立大学教授 / 政府の少子化対策担当)
  • 松谷明彦(政策研究大学院大学名誉教授 / 専門は経済学、人口減少社会の研究)
  • 松田茂樹(中京大学教授 / 専門は家族社会学)
  • 池本美香(日本総研 主任研究員 / 専門は子ども・女性に関わる政策)
  • 古市憲寿(社会学者 / 近著に『保育園義務教育化』など)
  • 三浦瑠麗(専門は子ども・女性に関わる政策 / 近著に『日本に絶望している人のための政治入門』)
  • 柴田悠(立命館大学准教授 / 専門は社会学)
  • 三宅民夫(NHKアナウンサー)
  • 橋本奈穂子(NHKアナウンサー)

 

■関連サイト


超少子化、と危機感をあおるNHK。

少子化でもっとも困るのは、日本の政府でしょう。政府が進めてきた「年金制度」など、今の社会保障が現状維持できないのは確実なのですから。

超少子化と、「少子化で大変なことになるぞ〜!」と危機感を煽るようなキーワード。上の番組説明文には、「このまま少子化が続けば、働く人の数が減り、経済は失速、先進国から脱落する」とありますが、その先の本音は何なのでしょうか?

番組では、ネガティブ・シンキング、ポジティブ・シンキングの両面からの議論が見られれば、と思います。

日本が抱える少子化という未来。みなさんも一緒に考えてみませんか。視聴者は、ツイッターで番組に参戦することができます。

■パパやる関連リンク

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