日本人、一人っ子の割合は2割、兄妹の平均は2人。2人目の子どもはどうする?

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子育て中の方、子どもの兄弟・姉妹についてどう考えていますか?

「うちはすでに2人いるよ」
「家計的に2人目は厳しい……」

様々な状況や考えがあります。経済的に不安があれば、2人目には踏み出し辛いでしょう。また、お金のことよりも兄弟を優先したい方もいるでしょう。

今回は、そんな2人目の子どもについてお伝えします。

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2人目の壁、兄弟・姉妹をためらう理由や原因

家計の苦しさに悩む

  1. 経済的な理由(子育てや教育など家計の見通し)
  2. 第一子の子育てで手一杯
  3. 心理的な理由(特に育児ストレスなど)
  4. 年齢的な理由
  5. 仕事上の理由

これは女性を対象にしたアンケートです。複数回答可で、1位は「経済的な理由」で84.0%でした。2位以下とは大きく差を開けています。

おそらく「仕事に掛けられる時間が減った」「子育てにはお金が掛かる」という両面から経済的に厳さを感じ、それが2人目の壁となっているのでしょう。逆に言えば、「経済的な問題がなくなれば、第二子、第三子を希望しやすくなる」と言うことです。

対策としては、企業が子育てをしながら働きやすい環境を整えたり、政府が教育予算を拡充したりなどがあります。個人ができる対策としては、転職、副業、独立などがあります。

また「専業主婦ママ」も、85.0%が2人目の壁は経済的な理由だと答えています。専業主婦である理由は、単に子育てにコミットしたいだけでなく、子どもの疾病や親の介護といった背景も考えられます。在宅ワークなど少しの時間を利用して稼ぐ手だてがあれば、心境は変わってくるのかもしれませんね。

*参考 公益財団法人 1more Baby 応援団「夫婦の出産意識調査 2018」

2人目の子どもが欲しい理由と、生んだきっかけ

兄弟がいる家族

  1. 子ども同士(兄弟・姉妹)で遊べるようになるから
  2. 家族は多い方がにぎやかで楽しいから
  3. 子ども同士(兄弟・姉妹)で成長するから
  4. 子どもの将来が支え合えるから
  5. 子どもに思いやりや協調性が生まれるから

次は、2人目以降のお子さんが欲しいと答えた方の回答です。

このランキングを見ると、「第一子のために兄弟が欲しい」と言うものが大半だと気づきます。一人っ子より「兄弟がいた方が楽しい」「一緒に成長し合える」「将来も支え合える」などです。

こうした親の想いが、2人目の壁を乗り越る原動力になっています。みんなが経済的な理由を克服したわけではなく、2人目を望む方は「お金のことよりも、子どもに対しての想いが強い」と言えるでしょう。

*参考 公益財団法人 1more Baby 応援団「夫婦の出産意識調査 2014」

【夫婦の完結出生児数】日本人の子どもの数、実質的な平均は2人

夫婦の完結出生児数のグラフ
夫婦の完結出生児数(国立社会保障・人口問題研究所 調べ)

さて、日本の平均的な兄弟・姉妹の数は何人なのか?

出生率は「1.44人」という2016年の統計結果がありますが、これは15歳から49歳までに産む子供の数の平均を示しています。これだと未婚女性も含むので、兄弟・姉妹の数はわかりません。

そこで、夫婦の完結出生児数という統計を見れば、兄弟・姉妹の数がおおよそわかります。

夫婦の完結出生児数とは、結婚持続期間(結婚からの経過期間)15~19年夫婦の平均出生子ども数で、夫婦の最終的な平均出生子ども数とみなされています。

これによると、2010年以降は2人を下回っています。

現時点での最新の調査は2015年の第15回調査。この時点で「1.94人」となっています。

ただし、ここには子どもの数が0人にご夫婦も含みますので、子どもがいる夫婦の平均的な子どもの数はおよそ「2人」となります。

2015年 子どもの数(夫婦の完結出生児数(国立社会保障・人口問題研究所 調べ)
2015年 子どもの数(夫婦の完結出生児数(国立社会保障・人口問題研究所 調べ)
  • 【0人】6.2%
  • 【1人】18.6%
  • 【2人】54.1%
  • 【3人】17.8%
  • 【4人以上】3.3%

実際、子どもの数は2人の夫婦が54%と過半数を超えています。

これから見ても、日本人夫婦の子どもの数の平均は「2人」と言えます。

また、「一人っ子」と「三人兄妹」は同等で、およそ2割となります。

学校の40人クラス 一人っ子の割合は2割

クラスの集合写真

この割合を学校の「40人クラス」に当てはめてみると、以下の人数になります。

  • 一人っ子 8人(19.8%)
  • 二人兄妹 23人(57.7%)
  • 三人兄妹 8人(19.0%)
  • 四人以上 1人(3.5%)

兄弟・姉妹がいる生徒が8割で、一人っ子が2割になります。あなたはどんな印象を受けましたか?

一人っ子は、2005年頃から急増

今の親世代にとって、「一人っ子はかわいそう」と内心感じている方は比較的多いのではないでしょうか。

先の「完結出生児数の統計」によると、2002年以前は一人っ子の割合が10%未満です。2005年の統計から一人っ子の割合が右肩上がりに急増しています

わずか15年ほど前まで一人っ子は少数派だったので、自分の子ども時代と比較して「一人っ子で良いのかなぁ」「可哀想だなぁ」と不安を感じるのかもしれませんね。

子どもの数については、それぞれの家庭の事情や価値観があるので、何人が良いというのは誰も言い切れません。今回は、日本人の兄妹・姉妹の数の状況と、2人目の子どもについてお伝えしました。

皆さんにとって、何かの参考になれば幸いです。

2 コメント

  1. 子どもの学校の40人のクラスで見ると、割合って全然違ってきます。一人っ子はもっと少なく、三人兄弟の子の割合はもっと多いです。
    書いてらっしゃる割合になるのは40人の会社だったら、社員それぞれが何人子どもを持っているかの割合ですね。

    • コメントいただきありがとうございます! 夫婦の完結出生児数をクラスに当てはめると実態とは違ってくるのかな? 若干の誤差はあると思いますが、そこまで差は出ないような。……うーん、改めてよく考えてみます。ご意見ありがとうございました!^^

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