思春期子育ての予習になる映画「アメリカン・ビューティー」。家族間のすれ違いを放置し続けると大変なことに

思春期子育ての予習になる映画「アメリカン・ビューティー」。家族間のすれ違いを放置し続けると大変なことに

「恥ずかしい! あんなパパ 死んだ方がマシ」(映画冒頭)
「恥ずかしい! あんなパパ 死んだ方がマシ」(映画冒頭より)

20年近く前の映画、1999年にアメリカで制作された「アメリカン・ビューティー」が、Amazonプライムビデオに追加されていたので今更ながら観ました。夜、キッチンにiPhoneを立てかけて料理をしながら、そしてKindle Fireジップロック フリーザーパック Lに入れてお風呂で鑑賞完了。

以前から知っている映画でしたが、なんとなく観るタイミングがなく、いざ観てみると思っていたのとは全然違っていました(笑)。

夫婦、親子。ささいな家族のすれ違いが、歯車を大きく狂わせる

まず、この「アメリカン・ビューティー」は、セクシー映画ではありません。タイトルとジャケットのイメージとは裏腹に、シリアスで重いストーリーだったのです。

16歳の娘、40歳の夫、そして妻。
妻の年齢は出てこなかったかと思いますが、夫と同じくアラフォー。そんな家族の物語りです。

まず、夫婦関係は冷え切っていて、セックスレスで仮面夫婦。そして16歳の娘は、思春期真っ盛り。親のことをウザいと感じていて、特に父親に対してはキモいと嫌悪感を抱いています。

「娘のジェーン、一人娘だ。典型的なティーンエイジャー。怒りに満ち、情緒不安定と混乱」(映画冒頭より)

 

ここまでは、割とありがちな家庭だと思います。子供が幼い頃は、家族円満で愛と笑顔が溢れていたのに、いつしか少しづつ距離を置くようになり、ギスギスした白々しい家族関係に。アメリカに限らず、日本でもありそうですよね。

そんな家族それぞれに、異性が近づきます。妻には尊敬できる仕事の男性パートナー、娘には気味の悪いサイコパス風の男、そして夫には……。

円満家族であれば、たいした発展はなかったでしょう。

しかし、この家族は大きな問題を抱えています。それは愛情の欠乏。自分は愛されているという実感が、妻も、娘も、夫も、誰も持てていないのです。

ここから物語は予想外な展開へとなだれ込んで行くのですが……。ここから先を知りたい方は、ぜひ映画を観てください。

「昔は幸せそうだったのに」(映画冒頭より)

 

とにかく映画「アメリカン・ビューティー」を観て僕が感じたのは、親子や夫婦間のすれ違いを放置しているといずれ大変なことになる。その都度その都度、早め早めに、軌道修正しない行かないと取り返しがつかないことになるな、と思いました。

ただしこの映画は、観る人の年齢や性別、立場によって感想は変わると思います。僕は今、2歳の息子を夫婦で子育てしながら、こう感じたのです……。

アンパンマンが大好きな無邪気な息子も、いつかは思春期がやってくるのか。どうなるんだろ!?

アンパンチを繰り出す2歳の息子に対して、パパはバイキンパンチで応戦。僕は毎日、「バイバイキーン」と飛んで行く役をやっているのですが、こんな無邪気で可愛らしい息子が、いつかは親をウザいと思ったり、親で内緒でちょっと危ないことをしたり、女の子と恋愛したりするんでしょうか。

今、見ている限りではまったく想像がつきません!(笑)

でも、人は生きている限り必ず歳をとるので、10数年後にはそういう日がやってくるんでしょうね。

ある意味、映画「アメリカン・ビューティー」は、将来の予習にもなりました。

最高に面白いから絶対に観た方が良い! と熱弁をふるうほどではありませんが、思春期の家族のあり方を知りたい方にはオススメです。と言っても、第72回アカデミー賞で作品賞受賞作なんですけどね。

特に娘さんがいるお父さんはぜひ。

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