妊娠中の食事って、悩みますよね。食べては行けないもの、避けた方が良いもの、積極的に食べた方がいいものなど、色々あってややこしい。
食材には様々ありますが、フルーツに関しては、しっかり食べて良いのだそうです!
マイナビウーマンに、フルーツ摂取により妊娠週数に比べて子供の成長が小さいであるとか、未熟児として生まれてしまうといったリスクを防げる、との調査結果が掲載されていました。
最低3種類の果実を、毎日食べよう!
食生活のポイントとしては、一日に最低3種類以上、たくさんのフルーツを摂取することが挙げられています。また、標準的な体重と血圧を維持することも重要で、身長の二乗に対する体重の比で肥満度をチェックするBMIの基準値をキープすることが一つの目安となるそうです。
また、妊娠15週目の時点で仕事をしている女性は安産の傾向にあり、これはある程度の収入があるため食生活の水準をキープできることが理由であると考えられています。
毎日3種類以上の果物を摂取!妊娠・出産にまつわるリスクを徹底回避:マイナビウーマンより一部引用(【追記】記事公開が終了しました)
毎日3種類以上のフルーツというのは、結構な数ですね。
手で皮をむくだけで手軽に食べられるミカンやバナナは常備しておくとして、リンゴ、柿、キウイ、パイナップルなどは、多めにカットしてタッパーウェアやジップロック・コンテナーなどで保管しておくと便利そうです。
妊婦にとって、最強のフルーツは何だろう?
わが家でよく読んだ、お気に入りの妊婦のための食事本「元気な赤ちゃんを産むために、今から必要なこれだけのこと 」によると、特に『ザクロ』がお腹の赤ちゃんに良いのだそうです。
妊娠時、お腹の赤ちゃんへの脳への血流不足と酵素量の低下は、早産のほか、妊娠、出産、初期発達の全期間において、さまざまな障がいを起こす原因となります。
そこで、体内血流を促すとして、注目されている栄養源がザクロです。
本書より引用
余談ですが、この本はママにとって大切な『食生活』が沢山のっています。妊娠前読んでおきたい、オススメの一冊です。
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【書評】元気な赤ちゃんを産むために、今から必要なこれだけのこと
代表的なフルーツの栄養素
果物の情報がこと細かく掲載されている「果物ナビ (kudamononavi.com)」さんを参考に、代表的なフルーツの栄養素を少し紹介します。
<イチゴ>
・ビタミンC、葉酸、食物繊維など。葉酸が入っているので、妊娠中は特に最適!
・風邪予防、美肌効果、貧血予防など。
<みかん>
・ビタミンC、βクリプトキサンチンなど。
・美肌効果、風邪予防、がん予防など。
<柿>
・ビタミンC、βカロテン当量、カリウムなど。
・風邪予防、美肌効果、高血圧予防など。
<キウイフルーツ>
・ビタミンC、カリウム、食物繊維など。
・風邪予防、高血圧予防、美容効果など。
<バナナ>
・カリウム。食物繊維、マグネシウムなど。骨や関節の形成に役立つカリウムが入っている。
・便秘改善、高血圧予防、がん予防など。
<パイナップル>
・マンガン、ビタミンB1、カリウムなど。
・疲労回復、高血圧予防、消化促進など。
<メロン>
・カリウム、βカロテンなど。利尿作用やむくみ解消にも効果的。
・利尿作用、がん予防、風邪予防など。
果物は種類によって栄養素が全然違いますね。幅広くフルーツを楽しむのが良さそうです!また、何でも食べ過ぎは注意です。バランスよく食べましょう。
果物ナビでは、もっと詳しくフルーツの情報が掲載されていますので、ぜひご覧下さい。
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