本サイト「パパやる」を始める前、僕は個人名義でSNSとブログをやっていました。
しかし、嫁さんの妊娠をきっかけに、別アカウントと別ブログを作って、これまでの事と生まれてくる赤ちゃんの話題は分けようと思ったのです。その理由は、たいしたことではありません。僕自身、急に育児のことを投稿し始めるのが、恥ずかしいと思ったからです(本当はそんなことないんでしょうけど)。
そうして始めたのが「パパやる」です。
育児用にブログやアカウントを分けてわかった、お気楽体験
音楽とか、ITとか、ビジネスとか、雑多に書いている僕の既存のブログ、Swingin’ Thinkin’ に子育ての記事を書こうとすると、「なぜ今回は子供のことを書くのか」という説明が必要になると思うのです。
記事の冒頭でいきなり、「ただいま妊娠36週目。ついに臨月!」なんて始められないじゃないですか。でも、それがパパやるだと、「ただいま生後5ヶ月。いよいよ離乳食を始めます!」なんて書き出しが出来るわけです。
これって意外と大きなメリットで、「子育て」が前提にあるサイトなので、育児を主題にするための導線が不要なのです。他にも「授乳(乳児に乳を飲ませること)」「ムーニー(ユニチャームの紙オムツ)」「きかんしゃトーマス(幼児に人気の鉄道アニメ)」など、育児用語に補足をつけなくても、読み手が知っている前提で書くことができます。
もちろん、SNSでも育児ネタをバンバン投稿したり、子育てのことで他人とコミュニケーションを取ることにも抵抗がありません。
レゲエのキタノから、子育てパパの北野として知られるようになった
僕は2005年からずっと、レゲエ・ミュージックのメディアに携わってきました。レゲエ専門メディアの編集長もしていましたし、SNS含め僕が発信する情報はレゲエに関することがほとんどでした。そのため、僕のことを『レゲエのキタノ』として知ってもらえるようになったのです(業界の某YWT氏の影響で、カタカナでキタノと書かれることが多い)。
しかし、育児用の別垢(別アカウント)を新たに用意したことにより、新たなコミュニティが形成されました。形成というと、いかにも僕がコミュニティを作ったようですが、実際はすでにある「子育てコミュニティ」に僕も混ぜてもらった、という感じです。
「新米の父親」「男性の育児ブロガー」という立場で子育てコミュニティに参加しているうちに、「子育てパパの北野」として認識してもらえるようになりました。
そのおかげで、子育て中のパパやママと親しくなれるだけでなく、子育てに関する仕事のオファーを受けたり、取材されたり(フリーペーパー・テレビ)するようにもなったのです。
分けなくても良いけど、分けると楽しいよ!
仮に、僕がアカウントを分けなかったとします。
子育てに関することをTwitterで色々つぶやいていたとしても、そのツイート中にレゲエのマニアックなやりとりが多数混じっていたらどうでしょう。フォローしますか? レゲエにまったく興味が無い方にとっては、レゲエの話題はノイズになってしまうのではないでしょうか。
逆に言えば、レゲエが好きで僕をフォローしてくれた方にとっては、育児ネタはノイズになってしまいます。
その辺りは、割り合いや投稿数だったり、SNSを仕事で使っているかによると思いますが、もし迷われるのであれば、分けると気持ちがスッキリします。「息子にセブンティーンアイスをねだられ中〜」とか、「アウターのポケットに息子のパンツが入ってた」とか、そうした日常ネタも気楽にサクサク投稿できるようになります。
また、「子供の話題は匿名でやりたい」という方もいるでしょう。その場合は、迷わずスカッと分けちゃいましょう。
……あ、そういえば、インスタだけ分けてなかった! これだけは、なぜか迷うんですよね。笑
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