【1,000記事記念】子育てブログを書き続けたら、生活・仕事がガラッと変わった

いつも「パパやる」を読んでくださる皆さん、ありがとうございます! 今回で1,000記事目となりました。

本サイト「パパやる」は、2013年夏、妻の妊娠をきっかけにひっそりと開設しました。赤ちゃんは生まれるまで何があるかわからないので、ありがたくも無事に産まれてから、自分のSNSなどで「子育てブログを始めました」と告知したのです。

そんなわが家の長男は、ただいま4歳7か月。

それは、まさに「パパやる」の歴史でもあります。ここには、育児・家事に全力で取り組もうと決意した、僕の軌跡があります。かっこつけた記事ばかりではなく、失敗や悩みもさらすことで、「他のパパのヒントにもなれば」と願いつつ更新してきました。

今回は1,000記事記念として、子育てブログを1,000記事書くと、生活や仕事がどう変化するかについてお伝えします。

実は、僕の人生が大きく変化したのです。

【1】離れて暮らす実家の両親が、孫の成長を見守ってくれる

僕が祖父・祖母から受け取った、優しさという人生のバトンについて。

僕たち家族は、東京都世田谷区で暮らしています。

でも、夫婦ともに実家は大阪。

実家の親とは遠距離のため、気軽には会えません。特に何もなければ、帰省するのは年に2回。「年末年始」と「岸和田だんじり祭」のときだけです。

でも、この「パパやる」があるおかげで、その距離感をグーンと縮めることができました。夫である僕の両親も、嫁さんの両親も、いつも見てくれているからです。

僕の実家では、パパやるに掲載している息子(孫)の写真をプリントアウトして、家中に貼っています。また、嫁さんの実家では、お父さんがパパやるの感想を紙に手書きで書いて、お母さんがそれをスマホで撮影してLINEで送ってくれることがあります。

そんなこともあり、パパやるではフォントサイズを大きくしたり、行間を広げたりして、ご年配の方に少しでも読んでもらいやすいサイトデザインを心がけています。また、難しい単語はできるだけ使わないようにも気をつけています。リテラシーとか、コミットとか、タスクとか。

変化の1つめは、実家の両親から、これまで以上に僕たち家族を見守ってもらえるようになったことです。

【2】保育園で「ブログ見ていますよ」と、声をかけてもらえる

保育園の下駄箱に入れた上ばき

僕は、パパやるを運営していることを、パパ友・ママ友には口外していません。SNSで「子育てブログはじめました」と告知した程度です。

でも、保育園ではかなりの頻度で「ブログ見てますよ〜」「こっちゃんパパのブログ、見つけました!」と、声を掛けていただけるのです。入園前の保育園説明会から、4年目の現在まで、年齢・クラス問わず大勢の方から。

息子が通う保育園には、100名を超える園児がいます。かれこれ20〜30人の保護者さんよりお声がけ頂いたので、25%は見てくれているようです。でも、内心知っている方もいると思うので、その数はもっと多いかもしれません。

子育てをしながら痛感するのは、「子育ては自分の家族だけではできない」ということです。助け合える仲間がいないと、どうにもならないことが時々あるのです。

僕の地元(大阪府岸和田市)は「近所の人は、ほぼ全員知り合い」くらいの関係性です。でも東京での生活は、子どもが生まれるまで近所づきあいが全く無く……。

近所の知り合いが増えるのは、心強さにもつながります。

先日は、保育園を卒園して小学校に上がったママから、「今もパパやる見てますよ! そうだ、一緒にお料理教室に通いませんか?」というお誘いまで頂きました。時間があわなかったので断っちゃいましたが。

保育園以外にも、公園や動物園などで声を掛けていただくことがあったり、Twitterで知り合ったパパと飲みに行ったりもしました。

変化の2つめは、近所の子育て仲間ができたことです。

【3】取材を受けるようになった

「育児に熱心なパパ」として、テレビや雑誌などから取材を受けるようになりました。

パパやるは、男性視点の子育てサイト。テーマを掲げた「特化型ブログ」です。パパやるのトップページを見て頂ければ、何のサイトかは一目瞭然です。また、男性育児や保活など、時代とテーマがマッチしていたことも、声を掛けて頂けた要因だと思います。

パパやる、父と息子で遂にテレビ出演。TBS「ビビット」で、認可保育園に入れた経緯を語る。
TBS「ビビット」
赤ちゃんBonjour ach

つい先週も、あるウェブメディアの取材を受けました。子育てや夫婦関係についての質問、そして写真撮影まで。近日、僕のインタビューが公開されるそうです。

変化の3つめは、注目されるようになったことです。

【4】子育てメディアで、ライターとして執筆するようになった

僕は元々、音楽メディアの運営にたずさわっていました。レゲエ総合カンパニー、ロッカーズ・アイランドが運営する「ROCKERS channel」の編集長です。

2013年に退職してフリーランスになった後も、レゲエの仕事をメインにしていました。ウェブマガジン、雑誌、書籍など、様々なメディアでの執筆・編集などです。

しかし「パパやる」を始めたことにより、子育て関係の執筆依頼をいただくようになったのです。一切営業はしていません。パパやるのお問い合わせフォームから連絡をいただいたり、知人を通じて仕事を請けたり。

総記事数は、300本ほどでしょうか。

僕の原稿料は、1本あたり1万円〜5万円くらいと開きがあります。平均して1本およそ2万円。これまでの僕はニッチなジャンル「レゲエ」で勝負していましたが、大海とも言える「子育て」業界にも足を踏み入れることになりました。

世界の子育てコラムが読める、World Mommy(ワールドマミー)。パパの育児
World Mommy(ワールドマミー)
3ヶ国語で展開中の育児サイト「World Mommy」がベトナムで本になりました。
共著で参加。ベトナム語の日本式育児書「Con sẽ là em bé hạnh phúc」
日経DUAL

余談ですが、僕がライターとして仕事を受けているジャンルは、子育てとレゲエ以外に、IT系、経済系、エンタメ系、そして広告があります。年収としては恥ずかしいほどですが、一応好きなことを仕事にしています。

変化の4つめは、子育て業界に参入した(子育て業界の人になった)ことです。

【5】嫁さんが、パパやるの更新を楽しみにしてくれる

夫婦共働きで子育てをしていると、どうしても夫婦の会話が少なくなりがちです。

とにかく分担業務!

ふたりで同じ家事をしたり、夫婦揃ってリラックスする時間が、ほぼ無いからです。

朝食は毎朝家族が揃っていますが、夫婦で会話を始めると息子が怒ります。注目されていないのが嫌なようで、会話を阻止してくるのです。そのため、息子が参加できる話題に限定されます。

そんな毎日ですが、僕は「パパやる」を書くことで、僕の考えや気持ちを嫁さんに伝えることができています。夫婦の会話時間がわずかしか取れない日々が続いても、愚痴や報告だけではない、少しレベルの高い会話が出来ているのです。

「こないだのキャンプ、まだ記事にならないの?」

そんなことを、嫁さんから言われることもあります。

また、僕はひとりの時にパパやるを更新しています。嫁さんや息子と会えないときであっても、僕の頭の中には家族がいるのです。会わない時間が愛を育む……なんて、歌の歌詞もありますしね。

変化の5つめは、嫁さんとの新たなコミュニケーションツールを手に入れたことです。

ちなみに僕の嫁さんは、パパやるにはほとんど出てきません。顔写真はゼロ。表に出るのが苦手な性格で、仕事でも裏方気質です。SNSの個人アカウントも持っていますが、投稿は1年に1回もありません。見る専門です。

これからの「パパやる」が目指すところ

息子が影絵でガッツポーズ

パパやるは、トップページにもこだわっています。一般的なブログは「最新の記事10件」と「バナー」を掲載している程度ですが、パパやるは時期に合わせて過去記事を「特集」として取りまとめています。

子連れで長距離移動するコツ、公園でかっこいいパパになる方法、夫婦関係、定番の記事、など。

今後、こうした「まとめ」を、より強化しようと考えています。

  • 妻の妊娠中に知っておきたいこと、
  • 初めての育児で父親がすべきこと、
  • 夫婦喧嘩が絶えないときの気づき、
  • 年齢別の注意事項、
  • 子どもに喜んでもらえる遊び……。

2,000記事、3,000記事と、ただただ記事を積み上げていくのではなく、もうすぐパパになる「プレパパ」も、赤ちゃんが産まれたばかりの「新米パパ」にも、愛用してもらえるサイトを目指します。

Google Analytics 男女比の円グラフ
Google Analytics 男女比

また「パパやる」は男性向けのサイトですが、アクセス解析を確認すると、実はおそよ75%が女性なのです。

男性は4人のうち1人。
うーん、少ない。

そこで、妊娠・育児中の奥さんから、「あなた、パパやるを読んで!」と言ってもらえるサイトになることも、目指すところです。

以下、コピペで旦那さんにメッセージを。笑


男性向けの子育てサイトだって。ブックマークして読んでみて! パパやる https://papayaru.com


 

ということで、いつも「パパやる」を読んでくださる皆さん、改めましてありがとうございます。「こんな記事を読みたい」「子育て・夫婦関係の悩みをパパやるに相談したい」などのリクエストがありましたら、お問い合わせフォームやSNSからお気軽にメッセージくださいませ。

今度とも、どうぞよろしくお願いします!

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