ゲームとYouTubeばかりの息子と「ゲーム実況チャンネル」をはじめました【親子で運営】

わが家の小学3年生の息子は、大のゲーム好き。MacBook Pro、iPhone、Nintendo Switchなどを使って、毎日ゲームをしています。

同級生の様子を見ていると、大抵の子はゲームをしているのですが、公園遊びも大好き。でもうちは、帰宅後にランドセルを置いて「行ってきまーす!」と公園に猪突猛進することはありません。ゲームです。

加えて、ゲームのスキルを上げるには、YouTubeでゲームが上手い人のプレイを見るのが上達への道。そのため、息子は隙あらばゲーム・隙あらばYouTubeを繰り返しているのです。

 

怒っている妻
ねぇ、ゲームとYouTubeばかりやめて
鼓太郎(9歳)
わかってるよ……
怒っている妻
パパからもしっかり伝えて!
北野啓太郎
そうだよね……何度も言ってるんだけど、なかなか言うことを聞いてくれなくて

 

不毛

叱ってばかりは不毛……
何かいい解決方法は無いか!?

北野啓太郎
そうだ! ゲームとYouTubeを学びの機会にしよう!

ということで、親子でゲーム実況YouTubeチャンネルをはじめました

YouTube運営で親子関係が良くなったり、学びの機会になったりするのでしょうか。今回はゲームが好きすぎる息子とのエピソードお話をお伝えします。

YouTubeチャンネル「パパやるゲームズ」

YouTubeチャンネル「パパやるゲームズ」

まず、立ち上げたYouTubeチャンネルはこちら。現在、動画投稿数は12本・チャンネル登録者数は21人の、小さなアカウントです。

しばらくは同じゲームを集中的にアップした方が良いだろうということで、フォートナイトというゲームを選択。フォートナイトのゲーム実況やショート動画を公開しています。

そこで、こうした疑問が浮かんだ方もいるかと思います。

 

考えごとをしている男性
フォートナイトは年齢制限があるんじゃないの?
不安そうなママ
小学生がYouTubeチャンネルを運営しても良いの?

 

CERO 15歳以上

フォートナイトは、確かに年齢制限があります。息子が通う小学校で親向けに開催された『ネットリテラシー醸成講座』でも、「フォートナイトは小学生にも人気のゲーム。でも実は年齢制限があるんですよ」という解説を受けました。

僕自身、息子にはフォートナイトに触れさせないよう意識していたのですが、やっている同級生もいるし限界がありますよね。詳しい経緯は省きますが、周りの影響からフォートナイトの魅力を知り、どハマり。親のMacBook Proでフォートナイトを始めることになりました。

ただしゲーム会社が定める年齢制限は、禁止というわけではなく推奨。

僕は危険があることをしっかり頭に刻み、気をつけて見守るようにしています。

 

大人のYouTunerが撮影しているところ

また、YouTube自体にも年齢制限があります。

Googleアカウントの作成は13歳以上です。つまり、12歳未満はYouTubeチャンネルのアカウントを作ることはできないのです。

これに関しては、保護者である僕(父)のアカウントでYouTubeチャンネルを開設。動画編集・アップロード・公開設定なども、すべて僕が行なっています。子どもがチャンネル運営をしている訳ではありません。

 

YouTubeの設定画面

余談ですが、動画に子ども写っているなどの場合は、きちんと申請する必要があります。

同チャンネルでは今のところ顔出しはしていませんが、もうひとつのYouTube「パパやるチャンネル」では、子どもが出演する動画もあるので、上記のように設定しています。

■参考リンク
YouTubeヘルプ コンテンツが「子ども向け」かどうかを判断する

■パパやる 関連記事
YouTube、閉鎖されていたコメント欄が復活! チャンネル全体が子ども向けコンテンツとしての制限でしたが……

 

ということで、親がきちんと見守りながら、親の主導でYouTubeチャンネルを運営しています。

【メリット1】どんな企画にする? 発信者・クリエイター視点が身に付く

さて、ここからは親子でゲーム実況チャンネルを始めて気づいた「3つのメリット」をお伝えします。

ひとつ目は、息子が発信者としての視点を持てたというところ。

 

鼓太郎(9歳)
1週間に1本って言ってたけど、視聴者さんがいるから毎日投稿したい
鼓太郎(9歳)
この動画、再生回数が低すぎ。ちゃんと企画を考えないと

 

9歳になったばかりの息子ですが、早くもこんなことを言うようになりました。

最近は、お風呂で次の動画の企画会議をしています。どんな動画が見られるのか? 初心者向けが良いんじゃないのか? 前回の反省点は? ……など。

そこで息子はこんなことに気づきました。

 

鼓太郎(9歳)
自分が発信したいものではダメ。視聴者さんが見たいものを作らないといけない
鼓太郎(9歳)
新武器やコラボなど、最新情報は見たいと思う
北野啓太郎
おぉ、そうだね。いいね!

 

「メリット1」まとめ

  1. 発信者視点が身についた
  2. 企画を考えるようになった
  3. 親子の会話が増えた(僕が嬉しい)

【メリット2】仕事の大変さを知るきっかけになった

YouTuberは、景気のいい話をしがちです。

「チャンネル登録者数 100万人突破」
「月収〇〇〇万円超え!」
「3億円の豪邸を買った」

それらを見た子どもは、「自分もそうなれる」と思いがちなんですよね。

憧れの人がいて、夢を見るのは良いことですよ! 素敵なことだと思います。ただ、そこは小学生男児。「そんなの余裕っしょ」みたいな感じで考えがちなんですよね。

でも、今回YouTubeチャンネルを始めて「1再生」「1登録者」のありがたみを、息子はひしひしと感じるようになりました。

 

鼓太郎(9歳)
再生数が少ない、こんなの恥ずかしい
鼓太郎(9歳)
チャンネル登録者数が1人増えた、やった!
鼓太郎(9歳)
パパ、コメントが来てる! 早く返信して!!

 

最初は愕然としていた息子ですが、今は「チャンネル登録者数1000人を目指して頑張る」と言っています。

それでも大変な道のりです。「どうすれば目標に達成できるのか」の試行錯誤を、親として子どもをサポートしてあげたいと思います。

 

「メリット2」まとめ

  1. YouTubeチャンネルの運営の難しさが知れた
  2. 視聴者さん1人1人に感謝する気持ちが芽生えた
  3. 社会の入り口に立つことができた

【メリット3】ゲームのスキルが上がる

先日、うちに息子の同級生が遊びに来ました。

その子は、息子よりもフォートナイトが上手い子で、なかなかの腕前を持っています。

そんなふたりが、こんな会話をしていました。

 

鼓太郎(9歳)
ねぇ、僕の動画を見てゲームコンサルしてくれない
子ども(男の子)
うん、いいよ
鼓太郎(9歳)
この動きはどう?
鼓太郎(9歳)
僕の武器構成はどう思う?
鼓太郎(9歳)
ここ、どうすれば勝てたかな?
子ども(男の子)
こっちゃん、それはね……

 

息子が「コンサル」という言葉を使っていたことにも驚きましたが、友達同士でゲームのスキルをあげるために話し合っていることに「成長したなぁ」と感じました。

ちなみに、フォートナイトは無料で始められるゲームです。アイテム購入などの課金もありますが、アイテムを買っても強くはなりません。基本は見た目が変わるだけで、攻撃力・体力などがアップする訳ではないのです。

フォートナイトで強くなるためには、練習を重ねて自分で腕を磨くほかありません。いくら課金をしても強くならないのがフォートナイトの特徴であり、魅力でもあります。

だから上手い人は尊敬される!

 

「メリット3」まとめ

  1. 自分のプレイ動画を客観的に振り返ることができる
  2. 友達とのコミュニケーションとして活用できる
  3. ゲームのスキルが上がる

子どものゲームへの情熱を、学びの機会に!

パパやるゲームズ アイコン

以上、3つのメリットをお伝えしました。

YouTubeチャンネルを始めたことで、「ゲームばっかり、いい加減にしなさい!」の親子の対立関係が変化しました。

記事冒頭でお伝えした「不毛」が、「肥沃」になりつつあるのです。何も生まないと思っていたところが、実は子どもを成長させる場になり得るということ。

今は息子と、企画について話をしたり、公開した動画の反響に一喜一憂したりするのが、とても楽しいです。

 

北野啓太郎
今日のプレイよかったな! いい戦い方だったよ
ウインクしているママ
喋りが上手くなったね! 堂々と大きな声で話していて良い感じだったよ

 

パパとママの発言内容も変わってきました。ゲームに理解を示すようになったのです。

「たとえゲームであっても、子どもの好きを応援したい」

親としても、成長できるきっかけにもなりそうです。

ぜひ、見てくださいね!

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