ゲームは習い事。ゲムトレ、オンライン家庭教師がすごい!

日本経済新聞が発行するマーケティング専門紙「日経MJ」にあった、衝撃の見出しに目を奪われました。

「ゲームは習い事」
「個人指導熱く」
「親世代も、子供と一緒に楽しみむ」
パパ
ど、どういうこと!?

子どもたちの習い事といえば、スイミング、ピアノ、英会話、体操、くもんなどが定番で、最近はプログラミングも増えましたね。そんな中、新たにゲームのオンライン家庭教師が注目されているのだそうです。

一体、どう教えているのでしょうか。

コーチ
周りをよく見て!
生徒
はい
コーチ
立ち回りを意識しよう!
生徒
できました!

オンラインを活用して、遠隔でコーチがゲームのスキルアップをサポート。コーチと一緒にゲームをプレーして上達方法を習います。

ゲームはテキストを使用して問題を解くわけではないのでリアルタイムに指導するのが重要、という訳です。

パパ
すげぇ……。でも、面白いのはここから!

日本初・ゲームのオンライン家庭教師「ゲムトレ」

ゲムトレ ウェブサイト
画像参照元:ゲムトレ (gametrainer.jp)

日経MJでは、「ゲムトレ」「GamerCoach」などを通じてゲームのコーチを探す方法が紹介されていました。

僕はいずれも知らなかったのですが……

ゲムトレ公式サイトを見てみると、なかなか興味深いことがわかりました。

代表・小幡和輝さん「ゲームは人生の役に立つ」

日本初のゲームのオンライン家庭教師「ゲムトレ」を運営する代表の小幡和輝さん(1994年生まれ・和歌山県出身)は、10年間もの不登校時代があったそうです。

著書「ゲームは人生の役に立つ」より引用します。

はじめまして。小幡和輝と申します。

 

いきなりですが、僕は10年間不登校でした。幼稚園の頃から休みが多くなり、小学校2年生のときにはほぼ完全に行かなくなって、それが中学3年まで続きました。学校が合わなくて、いじめられて、居場所がなかったからです。その顛末を、僕は2018年に、『学校は行かなくてもいい』という本に書きました。

 

そんな僕を救ってくれたのが「ゲーム」です。僕はゲームにハマりました。費やした時間はなんと3万時間です。ちょっと計算してみると、1日8時間ゲームで遊ぶとして、10年間毎日やり続けるくらいの時間です。要するに、不登校の時間、僕はゲームをひたすらやり続けていたのです。

 

「気持ち悪い。何を偉そうに!」そう思われたでしょうか。

 

もう少し自分の話をしておくと、じつは今、僕は24歳で、高校3年生のときに自分の会社を起業して社長になっています。そして内閣府の認定を受けて、地域活性化の専門家として日本中の地域を盛り上げるお手伝いをしています。少なくとも、自分の足でしっかりと立って、ちゃんと仕事をしながら生きています。

 

小幡和輝「ゲームは人生の役に立つ」より引用

義務教育を、ほとんど受けていない……。

そんな小幡和輝さん、10年間も引きこもって毎日ゲームをしていたのに、なぜその生活を脱することができたのでしょうか。

それは、ゲームを通じて友達がたくさんの友達ができたからです。つまり、ゲームはコミュニケーションツールだったのです。

でも、世間的には《ゲームは悪いもの》という印象があります。「また囲碁ばっかりして!」と怒る人はいないのに、ゲームだと叱られる。

そこで「僕の出番だ!」と立ち上がり、小幡和輝さんは起業に至ったのです。

パパ
すごい行動力!

ゲムトレの人気コーチは16歳、プロゲーマー「くろむ」さん

話をふたたび、日経MJの記事に戻します。

記事ではゲムトレのコーチも紹介されていました。そのコーチが、なんと……

16歳!!

くろむさん(本名・東佑氶さん)というコーチが、小学4年生の生徒に指導している様子が紹介さていました。くろむさんは、16歳にして「プロゲーマー」として名を馳せ、「家庭教師」として人に人に価値を提供しているのです。

「子どもの仕事は勉強」

長らくそう言われ続けてきましたが、今や、子どもであっても社会活動を行い、お金を稼いでいる子もいるのです。

パパ
学校での画一的な勉強ばかりに固執するより、こっちの方が有用な気がするよ

ちなみにゲムトレの月謝は、スタンダードコースで月々9,800円。1時間のレッスンを月に4回受けることができます。

1時間あたり、2,450円。

うーん、とっても立派な付加価値だ!

親も、子供にゲームを教えたい

子どもの習い事は、何もスクールに通うだけではありませんよね。

僕の知人でも、お母さんが娘さんにピアノを教えていて、すごく上手い子がいます。また、市区町村が運営するプールで、毎週末息子に水泳を教えているパパもいます。

親子の信頼関係も育まれて、とても素敵ですよね!

それらと同様に、「子どもとゲームを楽しみたい」「子どもに教えたい」と思う親世代も増えているそうです。コーチからゲームを習うと格段に上手くなるため、オンライン家庭教師を利用する親もいるとのこと。

「ゲーム = 悪」

そう決めつけている親もいるかと思います。でも「本当にそうなのかな?」と疑問を持って世の中を俯瞰してみると、意外なことに気づくかもしれませんね。

今回は、僕も驚いた「ゲームの家庭教師」についてお伝えしました。

詳しくは日経MJ、2020年11月6日発行号に書かれています。最寄りの日本経済新聞取り扱い販売店でバックナンバーを購入することもできますので、詳しくはぜひ記事を読んでみてください。

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