産後、妻から拒否されセックスレスになってしまった。浮気しているのでは……と不安

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「産後、妻からセックスを拒否されるようになってしまった……」

タブー視されがちなセックスレス問題。人知れず、この悩みを持っている既婚男性は、結構多いのではないでしょうか。

セックスレスは、単に性欲の問題ではありません。

食欲だって、偏った料理ばかりだと体調を崩してしまいます。睡眠欲だって、十分な時間が確保できなければ心身ともに不調をきたします。

性欲だって、満たされないまま放置し続けると、夫婦間にあらぬ疑いや亀裂をもたらすことがあるのです。

今回は、4人のお子さんを子育て中の男性が打ち明けてくれた、リアルなエピソードをお伝えします。

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仕事も家庭も充実させたいパパが総勢13人、夫婦関係・子育て座談会

男性が話し合っている

本題に入る前に、企画の趣旨について簡単にご説明します。

女性は、夫や彼氏のことを赤裸々に友人に話すのに、男性はパートナーについてほとんど話さないと思いませんか?

男が集まると、たいてい仕事の話になります。

男性に「最近、調子どう?」と訊ねると、十中八九仕事の話です。パパ友の集まりであっても、ビジネスの話が中心になります。家庭の話になったとしても、「うちの子がやっと歩けるようになって……」など、わが子の成長について少し話す程度です。

でも、そこをあえて「男も、夫婦関係や子育ての悩みをご開陳(*1)しよう!」と、男性のみ13人が集まったのです。

*1. 開陳(かいちん) 人の前で自分の心の中をありのままに述べること。(小学館・デジタル大辞泉より)

 

女性参加者はゼロ。

この会は、熊野英一さん著「アドラー式子育て家族を笑顔にしたいパパのための本」「アドラー式働き方改革 仕事も家庭も充実させたいパパのための本」の出版記念パーティー、および仕事も家庭も充実させたいパパのための、緩やかなネットワーク発足会です。

なぜ僕は、ここにいるのか?

実は、本サイト「パパやる」を通じて著者の熊野英一さんとご縁ができまして、僕もご招待頂いたのです。光栄!

せっかく参加するなら「パパやるとコラボ企画をしよう」ということで、この集まりに参加した男性の本音トークをパパやるにて紹介させて頂くことになりました。

そんな「男性達の告白」を、パパやるにて数話に分けてお届けします。

男性がこんな話をすること自体が珍しいし、それを披露するなんて、ほとんど前代未聞! さて、今回のお話は……。

【4児の父】産後、妻から一切求められなくなり、ほぼセックスレス状態に

子どもを抱きしめる男性

「以前の妻は、旦那も、子どもも、家族みんなを幅広く抱えてくれました。でもそのうちに、僕と子どもが切り離されてきたというか、別物として扱われはじめたのです」

肩を落として、そうお話してくれたのは、4人お子さんを子育て中のビッグダディ・櫻井さん(仮名)。

4人もお子さんがいらっしゃるので、夜の夫婦生活はさぞお盛んなのでは? と思ったのですが、意外にもそうではありません。

櫻井さんが、今、悩んでいるのは「セックスレス」なのです。

恋人から始まり、そして妻になる。最初の子どもが生まれるまでは、お互いで求め合いながら継続的に性交渉があったとのこと。産後、その関係が変化し、妻から求められることが一切無くなったのです。

ただ、完全なセックスレスという訳ではありません。4人のお子さんがいる訳ですから。

妊活中は、奥さんからの合図があるそうです。

【妻からの求め】妊活中に働く、女性の第六感

妊娠は、いつでもできるわけではありません。卵子と精子が出会わないといけないので、排卵時期に合わせた性交渉が必要だからです。

女性の排卵に合わせることで、受精の確率を上げることができます。受精した卵は、細胞分裂を繰り返しながら、子宮内膜に着床し、胚になり、胎児へと成長します。

この重要な「排卵日」を知るには、女性の基礎体温と生理の周期から予測するのが一般的です。また、ドラッグストアで販売されている、尿をかけて調べる排卵日予測検査薬「ドゥーテストLH」(ロート製薬)などを使うこともあります。

排卵日に合わせて性交渉を行うことを、産婦人科や不妊治療のクリニックなどでは「タイミング法」と呼んでいます。

 

さて、櫻井さんのお話に戻ります。

櫻井さんの奥さんは、体調的に第六感が働くそうです。

「この日に」

妻が夫に、その日を指定します。

……え、それでわかるの?

そう思いますが、これまで見事妊娠してきました。ふたり目のお子さん以降の妊活は、奥さんからセックスの日を指定されてきたのです。

【夫からの求め】妻からOKがもらえる、3つの条件

とはいえ、妊娠を目的としない夫婦生活も大切です。

しかし、奥さんの方から求められることはありません。だからといって、旦那さんが闇雲に奥さんに求めても拒否されてしまいます。

しかし、ある《3つの条件》が揃うと、奥さんから「今夜はいいよ」とOKがもらえるそうです。

・子ども達が寝静まった
・夜、夫婦だけが起きている
・夫の休日前

これが、夫婦間のサインです。

「よし、条件が3つ揃った!」

そう意気込んでも、残念ながら必ずしもあるとは限りません。なぜなら、奥さんが明らかに寝たふりをすることがあるからです。

【夫の理解】産後・授乳期間は、禁欲

櫻井さんは、授乳中の奥さんには身体を求めることはありません。

これは、当然の思いやりです。

授乳中、奥さんはどうしても睡眠不足になりがちで、一日中身体が疲れている状態です。こんなときに無理をさせては行けない、と櫻井さんは考えていました。

また、櫻井さんは当時、何かの雑誌で「授乳はセックスに近い感覚があり、女性はそれで満たされる」といった記事を読んだそうです。そんなこともあり「妻に性欲がないのは授乳のせいかな」と、櫻井さんは考えていました。

【夫の不安】もしかして妻が浮気……?

でも、セックスレスが続くと不安になります。

「外に男ができたのか?」

櫻井さんの心に疑念がポッと湧いてきて、それが日に日に大きくなってきたのです。

これはセックスが無いからだけではありません。これまで旦那さんの洗濯物をピシッと畳んでくれていた奥さんが、次第に雑になってきたのです。子どもが多いので必然的にそうならざるを得ないとは思うものの、櫻井さんは「僕への関心が薄まってきている……」と、些細なことにまで、つい目が行ってしまうようになったのです。

「もしかしたら?」
「そういえば!?」

女性は、「他に男ができると、それまでの男に触れられたくなくなる」と言われています。セックスレスは、そのせいではないか!?

こんな悩みは誰にも言えない。

櫻井さんは、この世で最も大切な存在である妻を失ってしまうかもしれない……と、日々不安を募らせていたのです。

【夫の決意】セックレスでもあきらめない!

でも、櫻井さんはめげません。

諦めないと心に決めました。

現状、夫婦の寝室では、一番下の幼い子どもも一緒に寝ています。

「妻」「子」「夫」

子どもを間に挟んでの「川の字」です。この並びは、奥さんがそう仕向けているそうです。

櫻井さんは、「妻は、子どもをパーテーションにしているな!」と感じています。間にお子さんがいるので、そこが乗り越えられないのです。心理的にも、物理的にも、夫婦の間には高いパーテーションがそびえています。

でも、諦めない櫻井さんは、こうおっしゃっていました。

「でも、夫婦仲が悪いわけではないですよ」

決意した男の顔がありました。

パパであることを、自分の武器にせよ!

今回の告白は以上です。「問題解決編」はありません。

というのも、一人一人の話がとても面白く、総勢13人が順番にマイエピソードを話しているだけで、時間が尽きてしまったからです。

一人あたり15分だとしても、3時間半。

こうした夫の悩みは、ぜひ熊野英一さんの「アドラー式子育て家族を笑顔にしたいパパのための本」「アドラー式働き方改革 仕事も家庭も充実させたいパパのための本」をご覧ください。

ここには、あらゆるパパの悩みとその解決法が掲載されています。僕は2冊とも読みましたが、とても面白かったですよ。子育てに関われば関わるほど、妻との関係も、仕事も上手く行くようになるのです。その際のコツがわかります。

2冊の共通テーマは、「パパであることを武器にする」です。

それでは、次の「パパの悩み」もお楽しみに! 本シリーズは、これからしばらく続きます。

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