3歳1ヶ月の息子と、レゲエシンガーPUSHIMさんのライブへ行ってきました。
大音量、大丈夫かな?
夜のライブ、グズらずに頑張れるかな?
ライブの途中でイヤイヤにならないかな?
など、不安が色々あったのですが、いずれも大丈夫でした。
かつてRYO the SKYWALKERさんのライブへ行って、大音量にびっくりして大泣き。ものの数分しか見れなかった……という苦い思い出もあるのですが、もうそうした心配は克服できたようです。
ようやく、これからは家族で音楽ライブを楽しめます!
3歳の息子とPUSHIM LIVE TOUR 2017 in 東京へ
週末金曜日、この日はいつもより早く保育園にお迎えに行き、一旦家に帰り、サクッとオニギリとコロッケを食べて電車へ。
ママとは会場(東京・お台場 Zepp Diver City Tokyo)で待ち合わせ。パパとふたりで向かいました。
最寄りの東京テレポート駅、観覧車を見て「遊園地〜!」と。遊園地には、まだ一度も行ったことがないのですが、なぜ知ってるんだろ?
駅から歩いて、会場に到着!
PUSHIMさんのライブツアーは、全国9ヶ所。僕たちが行ったのは、6月16の東京公演です。
会場はすごい熱気でした! はたして3歳の鼓太郎は……
すごい一生懸命見ている! 会場の雰囲気に圧倒されたのか、終始じっと見入っていたのです。
PUSHIMさんのライブから得た、生きて行くための大切なチカラ
最後にライブの感想を。
PUSHIMさんのライブは、とてもドラマチックでした。まだ全国ツアーの途中ですので詳しい内容は避けますが、心打たれた一場面について少し書かせてください。
「自分って何者なんやろ?」
PUSHIMさんが、自身のルーツについて語る場面がありました。彼女は在日韓国人三世で、「自分は日本人なんかな? 韓国人なんかな? 何モンなんかな……」と、子供のころによく考えていたそうです。
そんな日本と韓国のあいだで揺れ動き続けていたある時、彼女は遠く離れた、地球の裏側のジャマイカの音楽と出会いました。そう、レゲエです。
彼女はレゲエを歌うことで、自分のアイデンティティを得たのだそうです。
人生は、良いことと悪いことの連続。
そんなとき、いつでも歌えるのは幸せなことだ、と。
PUSHIMさんは、在日韓国人ということで「自分は何者なんだろう」と、長いあいだモヤモヤしていました。でも、レゲエと出会ったことで、自信を持って人生を切り開くことができたというのです。
人には誰しも抱えている心配事があるでしょう。悩みであったり、劣等感であったり、簡単にクリアにできない想いが。
人生とは、自分を自分たらしめるアイデンティティを探し求める旅である。僕は、PUSHIMさんのライブを見てそう感じました。
今3歳の息子も、いつか大きな壁に直面することがあるでしょう。PUSHIMさんが見つけた歌のように、自分自身を強く持てる何かを見つけて欲しいです。
繰り返しになりますが、とてもドラマチックで、壮大なライブでした。
諦めない力と勇気をいただきました。
素晴らしいライブ、ありがとうございました!
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