先日、保育園へ息子をお迎えに行ったときのこと。貸出用の絵本コーナーで絵本を借りて帰ろうと、2歳半の息子と選んでいると……。
保育園の先生「こっちゃんのお父さん! いい絵本があるんです」
パパやる「クラスで流行っている絵本があるんですか?」
保育園の先生「クラスでみんなで歌っている曲があって、みんな大好きなんですよ! ♪おおさかには、うまいもんが、いっぱいあるんやでー」
パパやる「ええっ! そんな絵本が!?」
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と、先生からおすすめしていただいた絵本が、これです。
息子の鼓太郎に「知ってる?」と聞いてみると、こんな調子で歌ってくれました。
息子は、東京都世田谷区の認可保育園に通っています。現在、下から2番目の1歳児クラス。
僕たち夫婦は大阪出身なのですが、まさか東京の保育園で大阪弁を教えてくれていたとは、とても嬉しいできごとです! ただでさえ、日頃から園児たちに「大阪人〜!(笑)」といじられていますので……。
絵本「大阪うまいもんのうた」
そんな絵本「大阪うまいもんのうた」を、ちょっとご紹介します。
「大阪にはうまいもんがいっぱいあるんやでー」
うしろに走っている電車はJR大阪環状線。グランシャトーのビルがあるので、どうやら京橋駅のようです。
「たこ焼き」
保育士さんや園児たちは、この絵の真似をして歌うのだそうです。たこ焼きのときは、ほっぺをたこ焼きに。
「ぎょーざ」
餃子は耳をたたんで餃子の形に。餃子は大阪のものでは無いような気もするのですが、大阪には確かに餃子が食べられるお店がたくさんあります。
「お好み焼き」
これは手をひっくり返すポーズ。お好み焼きをテコてひっくり返す様子ですね。このお店の名前は「おバマ こハマ」。漫才師のようなネーミングですね。
「もんじゃ焼き」
……こ、これは大阪じゃない!
「なんでやねん!」
ですね。絵本のオチはしっかりボケとツッコミ。実は保育園の園児たちも、この絵のように片手を横に突き出して「なんでやねん」と言っています。
先日の朝、教室で同じクラスの女の子(2歳)が「なんでやねん」をやり始めて、それが10人くらいに広がり、一斉に「なんでやねん! なんでやねん!」と。めちゃくちゃ可愛かったです。
絵本には、歌詞と楽譜もついています
じっくり読み聞かせる絵本ではなく、歌える絵本。大阪に思い出・思い入れがある方は、ぜひ歌って楽しんでください。楽しいですよ〜!