小学生の子を持つ親にとって、授業参観はビッグイベントです!
保育園や幼稚園とは違い、親が小学校へ訪問する機会は激減するからです。ましてや、子ども達の学校での様子を見るなんてことは普段ありません。運動会に匹敵するといっても過言ではない、特別な機会でしょう!
さて、わが家には小学1年生の息子がいます。
先日、初めての授業参観があり、僕(父親)が行ってきました。これが思っていた以上に楽しかった!
今回の記事では……
- 母親・父親の割合は?
- 親は何分前に行けば良いの? 服装は?
- 小学1年生の授業の様子を知りたい
などをお伝えします。
これから初めて授業参観へ行く方のヒントになれば!
ちなみに学校は、東京都世田谷区にある公立小学校です。
母親・父親、どっちが行く?
まず、夫婦のうちにどちらが行くのか? これを決める必要があります。
今はコロナ禍ということもあり、「各家庭1名のみ参加可」と定められていました。わが家の場合、先に開催された運動会へは妻が行きましたので、授業参観は僕が権利をもらいました。
ちなみに、他の保護者さんを眺めてみると、クラスで男性は僕だけでした。入学直後、4月の保護者会でも父親は僕一人。他のクラスではパパらしき方の姿がちらほら見えたのですが、父親参加率はかなり低いですね。
テレビやウェブなどのメディアでは「男性による育児・子育て」が盛んになっているイメージがありますが、実際は母親主導。特に学校関係など教育に関しては母任せの家庭が多いのかな、という印象を受けました。
もちろんシングルの場合、女性が養育することが多いので、そうした背景の影響もあるかと思います。
ちなみに、この日は土曜日です。
月に1回ある土曜日授業の日に開催されました。
服装は男女ともカジュアル スーツ姿は無し
保護者の服装は、スーツでなくても大丈夫! カジュアルなファッションが多かったです。
ただし、やや落ち着きのあるカジュアル。上下ジャージだったり、派手すぎる方はいませんでした。
この日は秋とはいえ、気温は30度ほど。僕は襟付きの長袖シャツを着ていきましたが、女性はほぼ半袖でした。
足元はスリッパが基本。
僕は、エスパドリーユを使っています。エスパドリーユとは、かかとを踏んでスリッパのように履ける簡易靴。最近は、G.U.やGLOBAL WORKから2,000円ほどで毎年発売されています。一見すると革靴風に見えるので、スリッパ感覚でありながらもドレスライクでおしゃれなのです。
何分前に行く? 休み時間の様子が見れるので10分前がおすすめ
学校からの案内には、「◯時間目に来てください。授業は◯時◯分です」と書かれていました。
これ、10分前に行くのがおすすめです!
理由は休み時間の様子を見ることができるからです。
晴れの日は、校庭で児童達が遊んでいる様子が見られます。わずなか時間であっても、必死で駆け回るんですね。ボール遊びをしたり、遊具で遊んだり、一輪車の練習をしたり。
担任の先生、明るく元気で子ども達の扱いが鮮やか!
担任の先生は、人それぞれ。
もちろん先生によって、
個性も、方針も、様々です。
息子は小学1年生。
担任は、30代の女性の先生です。
その担任の先生が、素晴らしかった!
小学1年生って、ついこないだまで保育園児・幼稚園児だった訳じゃないですか。おおよそ一日中座っていたり、お勉強していたりしていた訳ではないでしょう。終日、じっと座らせておくだけでも大仕事だと思います。
しかも、たった1人で30名ほどを見ないといけない。僕だったらお手上げです……。
しかし担任の先生は、授業をテンポよく進め、子ども達を上手く乗せて行くのです。緩急をつけたり、クイズを出したり。つまり、飽きさせないのです。
先生の振る舞いは、
明るく、元気。
その中で、子どもを褒めたり注意したりをうまく差し込みながら、教室全体を盛り上げて行きます。
【自慢】北野くんは姿勢が良い! と、2度も褒められました
少し余談。
わが家の息子は、授業中に2度も褒められていました。
「数字カード10枚を、机の上に並べましょう」
先生がそう言ったあと、子ども達が一斉に自分の机の上にカードを並べ始めました。1枚ずつ順番に並べる子、ザッと広げる子。並べ方はさまざまです。
みんなの並べ方に子ども達が盛り上がって、少しガヤガヤしはじめました。そこで、先生がひとこと。
「北野くんは手を膝の上において、きちんと待って良い姿勢だね。みんな、北野くんを見習ってください!」
「次は音読です。皆さん、教科書を持ちましょう」
このとき、また息子の姿勢に対して、先生からお声掛けが。
「北野くん、とても良い姿勢ですね! 腕は疲れるから、机の上においても大丈夫ですよ」
家でも「さすが良い姿勢だね!」とおだてて(褒めて)、息子には「僕は姿勢が良い」という意識を持ち続けてもらおうと思いました。
ありがとう、先生!!
他校では「学級崩壊だった……」という感想も
ということで、以上、授業参観初参加レポートです。
すごく楽しそうなクラスだし、素晴らしい担任の先生に恵まれたな、と率直に感じました。今後とも、どうぞよろしくお願いします!
他の小学校に通う小1のお子さんがいらっしゃる親御さんから、「授業参観へ行ったら学級崩壊状態でビックリしました」という話を以前聞きました。
具体的には、複数の児童が授業中に好き勝手振る舞い、3名ほどは机の上にまで登っていたそうです。「授業参観で保護者が観にきているのに、こんなに荒れていて大丈夫なの!?」と、不安を覚えつつ、かなり驚いた、と。
とはいえ、こうした問題は「注意をすれば済む」という訳にはいかないかと思います。子どもに発達障害があったり、まだ集団生活に慣れていなかったり、先生と児童との間の信頼関係がまだ築けていなかったり。
授業参観って、単に「うちの子、頑張ってる!」「うちの子、可愛い」と見にいくだけでなく、「僕たち親としても、幼児期とは違う子どもの特性・成長について学ぶ必要があるんだな」と感じました。
授業参観について、何かご意見・ご感想などございましたら、ぜひ、ブログのコメント欄やTwitter (@papayaru)、Facebookへお寄せくださいね。