スナック菓子は子どもに禁止? 駄菓子を買って公園へ行くと、めっちゃ楽しいよ!

「子どもに、お菓子・駄菓子は与えません!」

そういう、親御さんはチラホラいらっしゃいます。以前、一緒に遊びに行ったとき、そのママは手作りのオヤツを持参していました。素晴らしい!

本当に素晴らしいと思います。やっぱり手作りの方が、より新鮮で栄養満点の食材を使うことができるので、子どもの健康や成長に良いでしょう。しかも、手作りのオヤツは、好き嫌いを減らすきっかけにもなると思います。「ママやパパが作ってくれる、オヤツやごはんは美味しい!」。家のキッチンで愛情を込めて作っている料理を楽しみにしてくれる、ということですからね。

ただ、子どもが欲しがったり、忙しいのでつい……という流れで、スナック菓子を与えてしまうことがあります。

わが家では今のところ、お休みの日に外出した先で買う程度にしています。自宅にも少しありますが、「これは今度、公園に持っていこうね」と言っているので、息子は「スナック菓子は家で食べるものではない」と思い込んでくれているようです。ちなみに息子は、ただいま4歳です。

でも、スナック菓子・駄菓子は、悪いことばかりではないのです。今回は、良い面からそのメリットをお話します。

駄菓子屋さんは、子どもが安心してお買い物できるお店

最近は、街の駄菓子屋が減ってきています。

幸いにも、うちの近所には駄菓子屋さんがあります。70〜80歳代の高齢のご夫婦が経営されていて、おじいちゃん、おばあちゃんがいつも笑顔で出迎えてくれます。幼い子どもに対して優しく接客してくださり、本当に良いお店なんです。

駄菓子屋さんって、客単価が安いじゃないですか。一人平均、数十円ではないでしょうか。

しかも近年は少子化が加速しているので、ビジネスとして考えれば、全然儲からないと思います。でも、続けてくださっているのは、子どもが好きだからなんだろうな、と感じます。お店で買い物をするたびに、そんな愛情がひしひしと伝わってくるからです。

息子は、駄菓子がたくさん並んだ棚から、欲しいものをじっくりと吟味します。そして、お金も自分で支払わせて、お買い物を経験させています。

お店の方から、「ありがとう」。
息子も、「ありがとう」と返します。

駄菓子屋さんは、子どもにとても良い経験をさせることができるのです。

子どもって、ままごとが好きですよね。こうした駄菓子屋さんでの経験はきっと、遊びにも活かされているのだろうと思います。

駄菓子を持って公園へ行けば、お友達ができる

公園でフエラムネを食べる子ども達
(左から)4歳、7歳、5歳

駄菓子をいくつか買って公園へと向かいます。

さて、お待ちかねのおやつタイム。

駄菓子を公園のベンチに並べていると、公園にいた他の子がやってきました。5歳の男の子と、7歳の男の子です。

今回、息子が買ったもののなかに「フエラムネ」という駄菓子がありました。笛になるラムネが8個と、ちょっとしたオマケが付いたお菓子です。

息子は、そのフエラムネをお友だちに配りはじめたのです。

そして、3人で突然笛の合唱!

僕は「うるせー!」と思ったのですが、そんな子ども達を見ると、とても無邪気に楽しんでいるではないですか。いやー、ほのぼのさせられました。

駄菓子は、人と人をつなげてくれる魔法のツールなのかも知れません。

他の子に、お菓子をあげらるようになった

余談ですが、息子はかつて、他の子にお菓子をあげたり、おもちゃを貸したりするのが苦手でした。

「こっちゃんの!」

と言って、手放したがらないのです。

しかし、公園で他の子から親切にしてもらったり、保育園で他の子との関わりを経験しているうちに、知らず知らずのうちに社会性が芽生えていました。

特に厳しくしつけた訳ではありませんが、年齢だったり、遊びの中からだったり、自然に身についていたようです。

実はパパも、駄菓子が懐かしい

蒲焼きさん太郎とよっちゃんイカ

息子が駄菓子を買うついでに、実は僕も買っています。

だって、子どもがいないと駄菓子屋さんって入り辛いじゃないですか。ですので、僕は息子と一緒に、パパはパパのお菓子を買っているのです。

「パパ、何買ったの?」

今回僕は、蒲焼さん太郎とカットよっちゃんを買いました。いやー、懐かしい! 息子が欲しがったので「どうぞ」と分けてあげたら、おいしくない……と。

うん、これはまだ4歳には早いよね。しかし今考えると、子ども向けなのになかなか渋い駄菓子だなぁ。旨い!

駄菓子・お菓子には、メリットもあるよ

今回の話は、以上です。健康や発育のためには、お菓子の食べ過ぎはよくありません。ただ、少しくらいならメリットもあるよ、というお話でした。

実は、他の子ども達も、「駄菓子・お菓子はあまり食べないように」と、親から教えられています。だからこそ、逆にこうした公園での駄菓子は特別なのです。

大人だって、ときには音楽ライブやフェスへ行って、みんなで乾杯すれば楽しいじゃないですか。子どもにとっては、公園と駄菓子がパーティなのではないでしょうか。

めっちゃ楽しそうですよ!

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