雑誌BRUTUS「親と子」。30人の子育てルールなど、みんなの育児書。

深夜のコンビニで見掛けて即買いしました。雑誌BRUTUS(ブルータス)で『親と子』の特集です。

これまで子育てなんて全然興味がなかったのに、我が子を授かった途端に『親子』『子育て』『イクメン』なんてキーワードに自動的に惹かれようになりました。しかも「おっ、良いのがある!」と意気揚々と。不思議なもんですね。

今回紹介したいBRUTUSは、後で読もうと部屋に置いていたら、嫁さんが授乳しながら読んでいました。「ちょっとずつ、好きなところから読めて面白いね」とのこと。夫婦で「へぇ〜」「うわー良いなぁ」なんて言いながら楽しく読んでいます。

 

子育てブルータス BRUTUS No.778

BRUTUS (ブルータス) 2014年 6/1号 [雑誌]
BRUTUS (ブルータス) 2014年 6/1号 [雑誌]

ブルータスが気になる人たちと親子の話をしました。
「あなたは、どう育てられてきたのですか?」
「子どもを、どう育てているのですか?」
あわせて40人を越える人たちのルーツと
クリエイティブな子育てルールを探ります。

 

[CONTENTS features]

  1. 今日も、あたらしい親子が誕生しました。
  2. 特集『親と子』こう育てられた。こう育てている。
  3. わたしの子育てルール。
  4. みんなで子育てする会社。
  5. お悩み別 子どものモノとの付き合い方。
  6. 親と子、田舎で暮らす。
  7. 親子で楽しむ、子ども番組の世界。
  8. 五月女ケイ子× 細川 徹 “親バカ”の悩み事。
  9. 伊坂幸太郎のこう育てられた。こう育てている。
  10. (Book in Book)子育ての悩みは、すべて映画が解決してくれる。
  11. ぼくの、わたしの、こう育てられた。
  12. 偉人たちの子育て。
  13. 親も関わる、仕事選び。
  14. 平野太呂、父・甲賀に会いに行く。
  15. 明日も、あたらしい親子が誕生します。
  16. 連載小説「億男」 著・川村元気 第二章 九十九の噓[後編]

 

[CONTENTS regulars]

  1. Et tu, Brute?「キャサリン・ハイグル」ほか
  2. Brutus Best Bets 新製品、ニューオープン情報
  3. 人間関係 497 写真/篠山紀信『こどもの樹 おとなの気』岩井俊二、黒木 華
  4. クルマのある風景 76 「BMW i3」(撮影/平野太呂)
  5. BRUTUSCOPE 「ジャ・ジャンクー」ほか
  6. BRUT@STYLE 315 Daddy’n Me
  7. グルマン温故知新 409 鮨 ます田/鮨 たかはし
  8. みやげもん 183 伊弉諾熊手/次号予告
  9. BRUTUS BACK ISSUES/定期購読募集

育児書ではありません。だけど、みんなの育児書です。

妊娠初期の頃、産婦人科の先生に心配事を何でも相談していたら、「妊婦さんは、ひとそれぞれ。大丈夫!」と言われました。

人それぞれという言葉は、出産時にも聞きました。「妊婦さんの好きな方法で、体勢でで産んでください」。

育児はまだ素人ですが、これもまさに人それぞれでしょう!というのも、自分が育ってきた環境を考えればわかります。みんな違いますよね。この雑誌BRUTUSの『親と子』特集号は、育児のノウハウが書かれた指南書ではなく、みんなにとっての育児が書かれた、みんなの育児書なんです。

子育てブルータス BRUTUS No.778

限られた中での工夫をフィルムカメラを通じで伝える、写真家濱田英明さん(長男8歳、次男6歳)。息子が高校に通った3年間、弁当をつくり続けたミュージシャンTOKYO NO.1 SOUL SETの渡辺俊美さん(息子19歳)。夜中に帰っても、我が家の起床時間6時半に家族で朝食を食べる、ミュージシャンのダイヤモンド☆ユカイさん(長女4歳、長男2歳、次男2歳)。

子育てブルータス BRUTUS No.778

個人的に良いなぁと思ったのは、小説家の伊坂幸太郎さん。「威張っていたり、自慢している人は、実はそんなにすごくないんだよってことは教えたいと思います」。

承認欲求。老いも若きも他人からの「イイね」を求める時代に、これは深いですね。

子育てブルータス BRUTUS No.778

あと、映画から学びたい人にはすごく良いまとめ。「勉強しない我が子へ」「好き嫌いせず食べなさい」「子どもが壁にぶつかったら?」など、子育て中におきる13個のキーワードで、それぞれ映画を3作品、全39作品を選出。そして、映画を選んでいるのは現在子育て中の3人の映画ライターさんです。各ライターさんのプロフィールも載っているので、何故選んだんだろ?なんて意識してみるのも面白いです。

ゆる〜く、ふか〜く楽しめます。

育児書は教科書的ですが、これは育児中の方のコラム集。「色んな人がいるなぁ」と、育児で息が詰まった方の心のストレッチにもなりそうです。お気軽に、ぜひ。



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