「卒対(そつたい)」って知っていますか?
卒業対策委員会、略して「卒対」。小学校や保育園・幼稚園などで、子どもたちの卒業・卒園を祝うために保護者が集まり、さまざまな企画や準備をする活動です。目的は「卒業・卒園をもっと盛り上げよう!」です。
この卒対はポジティブな活動にも関わらず、ネットで検索したりSNSの声を見てみると「大変」「面倒」「もめる」「いらない」など、ネガティブな話題が結構出てきます。
確かに、仕事や家事、子育てで忙しい中、学校の活動まで引き受けるとなると、負担に感じる人がいるのも当然でしょう。
でも、僕はちょっと違うことを伝えたいんです。
卒対って、めちゃくちゃ楽しいんです!
現在、わが家には小学6年生の息子がいます。そして、息子が通う某公立小学校で、20数名の保護者が参加する卒対のリーダーを務めさせてもらっています。
みんなでアイデアを出し合ったり、自分の得意なことを活かしたり、これまで知らなかった保護者と仲良くなったり。
子どもたちの卒業を祝うための活動なのですが、実は親にとっても楽しいことがたくさんあるんです。
そんな卒対の魅力について、YouTube「パパやるチャンネル」でお話ししました。
パパやるチャンネル
YouTube「パパやるチャンネル」では、小学生の息子を育てる父親が、子育ての中で感じた悩み・気づき・本音を話しています。学校生活、友達関係、PTA・保護者活動、ゲームやスマホとの付き合い方、親子の距離感など。
卒対とは? 卒業対策委員会って何をするの?
卒対は、卒業対策委員会や卒業対策委員などの略称です。
学校によって名称や運営方法は異なりますが、一般的には、子どもたちの卒業を記念する行事や制作物を企画・準備する保護者の集まりです。
例えば、次のような活動があります。
- 卒業アルバムの制作や写真撮影
- 卒業記念品の選定・手配
- 謝恩会やお別れ会の企画・運営
- 卒業記念の遠足やイベントの企画
- 保護者への連絡や参加者の取りまとめ
- 卒対費の集金や会計管理
もちろん、これらすべてを卒対が行うとは限りません。
僕たちの小学校では、卒業アルバムや記念行事、卒業に向けたイベントなどを、それぞれの担当者が協力しながら進めています。
また、卒対はPTAと同じものだと思われることもありますが、必ずしもそうではありません。PTAの委員会として運営する学校もあれば、PTAとは独立した有志の活動として運営する学校もあります。そもそも卒対がない学校もあります。
僕たちの小学校では、希望する保護者が参加する完全有志の活動です。
そして、これが楽しさにつながる大きなポイントになっているのです。
卒対が楽しい理由① やりたい人が集まっている!
僕が卒対を楽しめている理由の一つは、参加したい人たちが集まっていることです。
僕たちの小学校では、卒対の参加は強制ではありません。
「子どもたちの卒業を盛り上げたい」
「何か協力できることがあれば、やってみたい」
そんな気持ちを持つ保護者が集まっています。
何かを始めるとき、やらされているのか、自分からやりたいと思って参加しているのか。この違いは大きいですよね。
僕は息子が小学1年生のときからPTAの活動にも関わってきました。そのうち2年間は副会長も務めました。PTAでも熱心に活動する保護者はたくさんいましたが、学校によっては委員の選出に義務的な仕組みがあり、必ずしも全員が自分から希望して参加しているわけではありません。仕事や家庭の事情で、なかなか活動に時間を割けない人もいます。
そんな中で、どうすればみんなが無理なく活動できるか、難しさを感じることもありました。
一方、うちの小学校の卒対は完全に有志です。
子どもたちの小学校生活の最後を盛り上げたいという気持ちを持つ人たちが集まっているので、最初からとても前向きな雰囲気があります。
もちろん、全員が同じように時間を使えるわけではありません。それでも、共通の目的に向かって協力しようという気持ちがある。
やりたい人が集まっている。
それだけで、活動はずいぶん楽しくなるものだなと感じています。
卒対が楽しい理由② みんなでアイデアを出し合い、実現できる!
僕はかつて、音楽メディアの編集長をしていた経験があり、企画を考えたり、新しいアイデアを出したりしながら、みんなで実現するのがもともと好きなんです。
卒対では、そんな楽しさを存分に味わえます。
卒対の活動には、前年度から引き継ぐ仕事もあります。ただし、前年とまったく同じことをしなければならないわけではありません。
「こんなことをしたら、子どもたちは喜ぶんじゃない?」
「こういう方法なら実現できそう!」
みんなで話し合いながら、アイデアを少しずつ形にしていきます。
自分が提案したことが実現するのも嬉しいのですが、それ以上に面白いのは、ほかの人から自分には思いつかなかったアイデアが出てくることです。
ある人の提案に、別の人がアイデアを加える。それを聞いた誰かが、「それなら、こういう方法もあるよ」と言う。こうして、一人では思いつかなかった企画が育っていくんです。もちろん、予算や安全面、学校との調整など、考えなければならないことはたくさんあります。でも、そうした課題をみんなで相談し、一つずつ解決していくことにも面白さがあります。
アイデアを出して終わりではなく、仲間と一緒に実現していく。
これは卒対に限らず、何かをチームで成し遂げることの醍醐味だと思います。
卒対が楽しい理由③ 自分の得意なことを活かせる!
卒対には、さまざまな役割があります。
企画が得意な人、デザインが得意な人、動画制作が得意な人、会計が得意な人、人との調整が上手な人……。卒対では、保護者それぞれが持っている特技や経験を活かせる場面があるんです。
たとえば、僕は普段、ライターやカメラマンとして仕事をしています。そこで、卒業アルバムに使う子どもたちの写真撮影を担当しました。
これが、めちゃくちゃ楽しいんです!
通常、運動会でわが子を撮影する場合、保護者席など決められた場所から撮影しますよね。
でも今回は、卒業アルバムの撮影担当です。
撮影者用の腕章をつけ、普段は保護者が入れない撮影エリアにも入りながら、子どもたちの姿を撮影することができました。もちろん、競技の邪魔や他の保護者の邪魔にならないよう配慮をしながらね。
卒対のカメラマンが、普段は撮れない角度から、みんなの生き生きとした姿を撮影できる。保護者カメラマンとしては、まさに特等席です!
また、別の日には学校での普段の様子を撮影しました。
登校風景、1時間目から4時間目までの授業、休み時間、給食。
普段、保護者がなかなか目にすることのない学校生活の様子を、卒業アルバム用に記録していきます。
この撮影に合わせて広角レンズも購入しました。
教室全体を広く写したり、子どもたちの自然な表情を狙ったり。仕事とはまた違った楽しさがありました。
もちろん、特技を活かせるのは写真だけではありません。
卒対メンバーの中には、動画制作が得意な人、イラストが得意な人、楽器が演奏できる人、イベントの企画が得意な人、文章を書くのが得意な人など、いろいろな人がいます。
「えっ、そんなこともできるんですか!」
と、それぞれの意外な才能を知って、みんなで驚くこともあります。それぞれの得意分野が組み合わさることで、一人では実現できないことも可能になるんです。
もちろん、特別な資格や技術がなければ参加できないわけではありません。連絡を取りまとめたり、資料を整理したり、イベント当日の準備を手伝ったり。できることはたくさんあります。
自分の得意なことを、子どもたちや学校のために役立てられる。
これは、卒対の大きな魅力だと思います。
卒対が楽しい理由④ 子どもを通じて、大人の新しい友達ができる!
僕にとって、これも卒対に参加してよかったと思う大きな理由です。
同じ学年の保護者が集まるので、共通の話題がたくさんあります。
例えば、うちの息子は来春から中学生になります。中学校の生活ってどんな感じなのか。勉強や部活動はどうなのか。上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる保護者から、いろいろな話を聞くことができます。
また、同じ小学6年生の子どもを育てていると、学校生活や友達関係、勉強のことなど、共通の悩みもあります。
そんな話を気軽にできる相手が増えるのは、ありがたいことです。
中学受験の保護者にとって、卒対は気分転換にもなる
意外だったのは、中学受験を控えたお子さんがいる保護者も、何人か卒対に参加していることです。
中学受験というと、塾の送り迎えや勉強のサポートなど、親も相当忙しいイメージがあります。仕事もして、子育てもして、受験のサポートまで。そんな忙しい中で、よく卒対までできるなあと驚きました。
そこで、ある保護者に聞いてみたんです。
「そんなに忙しいのに、どうして卒対もできるんですか?」
すると、こんな答えが返ってきました。
「気分転換になるんですよ」
仕事や家事、子育て、受験のサポートに追われていると、どうしても息が詰まってしまう。卒対で別のことを考えたり、ほかの保護者と交流したりすることが、いい気分転換になるのだそうです。
なるほど、そんな楽しみ方もあるんですね(すごい)。
6年生になって、初めて親しくなる人もいる
僕はこれまでPTAの活動に長く関わってきたので、保護者の知り合いは結構多い方だと思っていました。
ところが卒対に参加すると、これまでほとんど話したことがなかった保護者もいました。同じ学校に6年間通っているのに、今になって初めて仲良くなる。
話してみると、とても面白い人だったり、すごく頼りになる人だったり。
「こんないい人がいたんだ!」
と、新しい発見があります。
大人になってから、同じ地域で新しい友達や仲間ができる機会は、意外と貴重ではないでしょうか。
「任せてください!」と言ってくれたお母さん
卒対の活動を通して、個人的に勉強になった出来事もあります。
ある企画について話し合っていたときのことです。僕は、そのアイデアを実現するのは少し難しいのではないかと感じていました。
「いや、でも、これはちょっと難しいんじゃないかな……」
と、つい慎重になってしまったんです。
すると、僕より10歳以上若いお母さんが、笑顔で力強くこう言いました。
「大丈夫です!」
「やります!」
僕がさらに懸念を伝えても、前向きな姿勢は変わりません。
「任せてください!」
めっちゃかっこいい!(拍手)
思わず、僕も「勉強になります」と伝えました。というのも、家庭でも妻や息子から何か提案されたとき、つい「それは大変だからやめておこう」と否定的な反応をしてしまうことがあるんです。でも、本当はもっと前向きに、「大丈夫! 任せとけ!」と言える父親でありたい。
卒対で知り合った保護者から、生き方の指針まで学ばせてもらいました。
子どもを通じて集まった方たちだけど、子育て以外のことでも刺激をいただける。
こうした出会いも、卒対の大きな魅力です。
学校の先生や職員の方々とも親しくなれる
卒対を通して交流が増えるのは、保護者同士だけではありません。
担任の先生はもちろん、校長先生、副校長先生、学校の職員の方々とも関わる機会があります。卒対の企画を実現するために、先生に相談したり、学校と協力して準備を進めたり。普段の保護者生活では、なかなか経験できないことです。
学校の施設を使ったイベントでは、施設管理などを担当する主事さんにもお世話になりました。
卒対の活動を通して、学校を支えているいろいろな人たちと接点が生まれます。
子どもたちの卒業を祝う活動が、思いがけず大人同士のつながりも広げてくれる。これも嬉しい発見でした。
卒対が楽しい理由⑤ 子どもの卒業が、親にとっても特別な思い出になる!
小学校の卒業は、子どもにとって大きな節目です。
入学したころは、まだランドセルが大きく見えた子どもたち。そんな子どもたちが6年間の学校生活を終え、中学生になっていく。親としても、感慨深いものがあります(涙)
もちろん、卒対に参加しなくても、卒業は特別な出来事です。
でも……
卒業アルバムの準備をしたり、
記念行事を企画したり、
保護者同士で協力したり。
卒業に向けて自分自身も何かに取り組むことで、その思い出がさらに深くなるように感じています。
それに、子どもたちは、保護者が活動している姿を意外と見ているものです。卒業アルバム用の写真を撮りに来たり、イベントを準備したり。
「あのお父さん、また来てる!」
「うちのお母さんもやってるんだ!」
そんなふうに、親が学校のために活動する姿を見てもらえるのも、良いことではないでしょうか。
この記事を書いている時点では、卒業式はまだ先です。これから忙しくなることもあるでしょうし、予想外の出来事もあるかもしれません。
でも、みんなで準備を重ねて迎える卒業の日は、きっと親にとっても忘れられないものになるのではないでしょうか。
そんな期待があります。
卒対にはどんな係がある? 小学校の活動を紹介
ここまで卒対の魅力を紹介してきましたが、次は実際にどんな活動をしているのか? 学校によって活動内容はさまざまですが、僕たちの小学校で取り組んでいる活動や、卒対で考えられるイベントのアイデアなどをご紹介します。
【卒業アルバム係】写真の撮影、選定、レイアウト、価格交渉まで
僕はこれまで、卒業アルバムは学校が作ってくれるものだと思っていました。
ところが、息子が通う公立小学校では、保護者が中心になって制作し、希望する家庭が購入する仕組みになっています。今はこれが主流なのかな?
卒対のアルバム係は、写真の収集や撮影、掲載する写真の選定、制作会社とのレイアウトの調整などを行っています。
また、アルバム制作には費用もかかります。保護者の負担を少しでも減らせるよう(安くできるよう)、制作会社と相談したり、自分たちでできる作業を引き受けたりしながら、予算も工夫しています。
写真を撮るだけでなく、細かな調整も含めて、長期にわたってコツコツと作り上げていく係です。
ちなみに、僕たちの学校では卒業式の様子もアルバムに収めるため、完成・配布は中学1年生の夏頃になる予定です。お隣の公立小にも聞いてみると同様だったので、今は卒業後しばらくしてからの配布も増えているのかもしれませんね。僕の時代は、卒業式の日にアルバムをもらったので。
【記念品係】卒業記念品や証書ケースなどを準備
卒業する子どもたちにプレゼントする記念品を考えたり、注文したりする係です。
僕たちの学校では、卒業証書を入れるケースや、卒業式で身につける花(コサージュ)なども保護者側で準備しています。
例えば、証書ケースは早めに注文することで早期割引を利用でき、費用を抑えることができました。こうした小さな工夫も、保護者の負担を減らすためには大切です。
卒業式に向けて、コツコツと準備を進めていく重要な役割です。
【謝恩会・お祝いの会】卒業後の交流を企画
卒業式の後に、児童と保護者が集まるお祝いの会も企画しています。
会場を探したり、参加予定のアンケートを事前に行なったり、当日のプログラムや企画を考えたり。会場や予算、参加人数など、考えることはたくさんありますが、卒業式の日をより盛り上げ、卒業後の思い出づくりにつながる活動です。
ちなみに、謝恩会とは本来、先生方に感謝を伝える場でもありますが、先生の参加が難しい場合など学校の事情に合わせて内容を検討する必要もあります。
最近は、教職員の働き方改革やコロナ禍を経た学校行事の見直しなどもあり、先生方の参加が難しい学校もあるようです。そのため、先生方を招いて感謝を伝える従来の謝恩会だけでなく、卒業する子どもたちと保護者が一緒に楽しむ「卒業を祝う会」という形も考えられますね。
【イベント係】子どもたちが楽しめる企画を考える
卒対では、子どもたちに楽しんでもらうためのイベントを企画することもあります。
たとえば、学校の校舎を使った肝試し大会。
普段は勉強している校舎が、暗くなるとまったく違った雰囲気に。保護者がお化け役になって子どもたちを驚かせたり、教室や廊下に仕掛けを用意したり。想像するだけでも楽しそうですよね! ほかにも、校庭でキャンプや花火大会、クイズ大会や親子で参加するゲーム大会など、アイデア次第でいろいろな企画が考えられます。
もちろん、学校の施設を利用する場合は、学校側との相談や安全面への配慮も必要です。
みんなでアイデアを出し合い、子どもたちに喜んでもらえるイベントをつくる。
こうした自由な発想で企画を考えられるのも、卒対の魅力の一つだと思います。
【遠足係】親子で楽しめる卒業記念のお出かけを企画
卒対では、卒業記念の遠足やお出かけイベントを企画することもあります。
たとえば、貸切バスで遊園地や水族館、いちご狩りやピクニックなどへ出かける親子遠足。みんなでバスに乗って出発し、目的地で一日たっぷり遊んで帰ってくる。ちょっとした日帰り旅行ですね。
ほかにも、大きな公園でレクリエーションを楽しんだり、バーベキューをしたり、現地集合で参加できるイベントを企画したり。アイデア次第で、いろいろな楽しみ方が考えられます。
もちろん、参加人数や予算、交通手段、安全面など、準備することはたくさんあります。また、各家庭によって予定や事情も違うため、できるだけ参加しやすい方法を考えることも大切です。
でも、普段の学校行事とは違う形で、子どもたちと保護者が一緒に楽しめる機会をつくれるのは、大きな魅力です。
小学校生活の最後に、みんなで楽しい思い出をつくる。
そんな遠足を考えるのも、卒対ならではの楽しさだと思います。
【会計係】活動を支える大切な裏方
そして、忘れてはいけないのが会計係です。
卒対では、アルバム代や記念品代、イベント費用など、さまざまなお金を扱います。保護者から集金したお金を適切に管理し、支払いを行い、収支を確認する。楽しいイベントを支えるためには、こうした正確な事務作業が欠かせません。
会計係の皆さんには、本当に感謝しています。
華やかな仕事ばかりではありませんが、こうした役割を担ってくれる人がいるからこそ、卒対の活動が成り立っているんですね。
卒対は会議も楽しい! 親子の交流会や夜のファミレスも
卒対では、学校のPTAミーティングルームなどで打ち合わせをすることもありますが、それだけではありません。
僕たちの卒対では、地域の集会所を借りて、親子で参加できる持ち寄りの交流会(……という名の飲み会)も開催しています。大人が飲み物や食べ物を持ち寄り、子どもたちも一緒に参加。
普段は仲のよい友達同士で遊ぶことが多い子どもたちも、こうした場ではいろいろな友達と交流できます。少し打ち合わせもしますが、実質パーティなので、これがまた盛り上がるんです!
そして先日は、夜9時から近所のファミレスでミーティングをしました。
平日の夜、子どもの世話などを終えてから集まる保護者たち。ドリンクバーやスイーツを楽しみながら、卒対の企画についてあれこれ話し合いました。話が盛り上がり、気がつけば閉店時間の深夜0時近くまで。
もちろん、参加は自由です。
忙しくて来られない人もいますし、家庭の事情はそれぞれです。
でも、こうして大人同士で集まって、何かを企画したり、世間話をしたりする時間も、卒対の楽しさの一つだと思います。
卒対リーダーとして大切にしていること
ここまで楽しい話をたくさん紹介してきましたが、卒対には時間も労力もかかります。
活動する人の負担が大きくなりすぎたり、誰かが我慢し続けたりするようでは、楽しい活動にはなりません。だからこそ、僕が卒対のリーダーとして大切にしている考え方があります。
「無理なく関われる形で、できる人ができることを」
これは、卒対メンバーを募集するときに配布した案内にも書いた言葉です。
募集の際には、こんな想いを伝えました。
子どもたちにとって大きな節目となる卒業に向けて、保護者としてできることを考えながら、思い出に残る時間を一緒につくっていけたらと思っています。
今年度の卒対では「無理なく関われる形で、できる人ができることを」という考えを大切にしながら活動していきます。
すべてを完璧にやることよりも、関わる人たちがそれぞれ気持ちよく参加できることを大切にして、楽しく進めていければと思っています。
大切なのは、それぞれが無理のない形で関われること。
参加できる時間も、得意なことも、人それぞれです。
そして、誰かが出してくれたアイデアに対して、最初から「無理」「できない」と否定するのではなく、どうすれば実現できるかを一緒に考えること。
もちろん、予算や安全面などを考えて、実現を断念しなければならないこともあります。それでも、安心して意見を出し合える雰囲気は大切にしたいと考えています。
メンバーそれぞれの知恵や力を活かしてこそ、楽しい卒対になると思います。
卒対は大変? それでも「やってよかった」と思える活動に
この記事を読んでくださっている方の中には、卒対に参加するかどうか迷っている方もいると思います。
もちろん、無理に参加する必要はありません。
学校によって仕事内容や負担は違いますし、家庭や仕事の事情も人それぞれです。
ただ、卒対に対して「面倒そう」「大変そう」というイメージだけを持っているのであれば、少し違う見方もしてもらえたら嬉しいです。自分の得意なことを活かせたり、仲間と一緒に企画を実現できたり、新しい友達ができたり。
卒対には、子どものためだけではなく、保護者自身が楽しめる魅力もあると僕は感じています。
そして、子どもたちにとっても、保護者が楽しそうに活動している姿は、きっとよい思い出になるのではないでしょうか。
僕たちの卒対は、まだ活動の途中です。これからもいろいろな出来事があると思います。でも、最後には参加したみんなが、「卒対、やってよかった!」と思える活動にしたい。そして何より、子どもたちの小学校生活の最後を、楽しい思い出でいっぱいにしてあげたい。
そんな気持ちで、残りの卒対の活動を楽しんでいこうと思います。
卒対の経験がある方は、ぜひ「こんなことをして楽しかった!」という体験談や、おすすめの企画などがあればブログやYouTubeのコメント欄やSNSのDMなどで教えてくださいね。
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