国営昭和記念公園レインボープールの平日は真夏でも空いていて快適! 週末は大行列・大混雑要注意

ある程度の大人になると、プールってなかなか行けないじゃないですか。水泳するための本気のプールではなく、スライダーや流れるプールがあるレジャープールに。

夏になると、水着の女の子がキャッキャしているCMやポスターを頻繁に見かけ、「あぁ、楽しそうだなぁ」と思いつつも、40代男がふらりと現れたらきっと変質者だな……と断念する訳です。

そんなレジャープールに対するモヤモヤを、息子のおかげで晴らすことができました!

3歳の息子と、人気レジャープールへGO!

浮き輪をもって電車に乗り込む息子(3歳)
浮き輪をもって電車に乗り込む息子(3歳)

「よし行くぞ、こたろー!」

自宅ですでに膨らませた浮き輪を持って、電車を3本乗り継ぎ、東京都立川市にある国営昭和記念公園レインボープールへ家族3人で向かいました。

実はこの日は平日。8月10日(木曜日)のお盆直前に、夫婦で仕事を休みにしていたのです。「せっかくなら週末混んでいるところへ、贅沢に行ってみよう」と計画しました。

事前にリサーチのため読ませて頂いた「ももねいろ」さんのレポート記事によると、週末のレインボープールは……

  • 駐車場はすぐ満車
  • チケット売り場は大混雑
  • 空気入れも大行列
  • 場所取りも大混雑
  • スライダーも長蛇の列

ということです。子連れで行くのはかなり覚悟が必要ですね。

■関連リンク
昭和記念公園のレインボープールは大混雑でお盆の時期は場所取り争奪戦は必須!割引券を持って出かけよう:ももねいろ

子連れで平日レインボープール。かな〜り空いていて超快適!

流れるプール(昭和記念公園レインボープール)

流れるプール(昭和記念公園レインボープール)

大・成・功!
思惑通りです。夏休み真っ盛りなのに空いていました。

写真はプールの中ではもっとも人気があるであろう流れるプール「流水プール(水深1.1m)」です。午後1時頃の様子ですが、この空きっぷり。人とぶつかったりする心配もなく、バタ足をしても迷惑かかることもなく、のびのびと楽しめました。

 

大波プール(昭和記念公園レインボープール)

大波プール注意事項(昭和記念公園レインボープール)

こちらも人気であろう「大波プール(水深0〜1.2m)」。人口波を起こし、まるでビーチにいるような気分になるプールです。

3歳に息子は、浮き輪をつけて、一番奥の波の大きいところでキャーキャー言いながら満喫。ここも全然混んでいませんでしたね!

 

クローバープール(昭和記念公園レインボープール)

一番ベーシックなプール。幸運を呼ぶ四葉のクローバーを形どったロマンチックな「クローバープール(水深1m)」です。ここも空いていましたね。

とにかく平日のレインボープールは超快適。とってものびのびと堪能できました。

オムツが取れたら入れるよ! 子連れレインボープールを満喫するコツ

続いては、子連れでレインボープールに行こうと考えている方のために、楽しみ方のコツや注意事項などをお伝えします。

レインボープールはJR西立川駅で下車

電車で行かれる方は、JR西立川駅が最寄駅になります。他にもいくつか周辺に駅があるのですが、ここは駅の正面が昭和記念公園になっているので便利です。また、レインボープールもこの入り口近くにあります。

 

昭和記念公園の入り口

JR西立川駅を出て、まっすぐ歩けば昭和記念公園の入り口があります。左手がチケット売り場です。

注意点としては、駅と公園までの道中にコンビニや飲食店が無いということ。先に何か食べてきたり、事前にコンビニで買い込んできたり、家からお弁当と飲み物を持ってくるのが絶対に良いでしょう。プールの中でも買えるのですが、土日祝は並んでいたり、食べ物が高かったりするからです。

 

昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

レインボープールは、昭和記念公園の中にある施設のひとつです。レインボープールの入場チケットを購入すれば、公園内でも遊ぶことができます。

公園とレインボープールに入るための料金は以下のとおりです。

  • 大人(15歳以上) 2,500円
  • 子供(小・中学生)1,400円
  • 幼児(4歳〜未就学児)500円
  • 3歳以下 無料

割と高いですよね。
パパとママの分で5,000円です。小学生の子供がふたりいれば、家族で7,800円になります。

ただし割引制度もあります。チケット販売の窓口で、Suica、PASMO、JAFカードなどを提示すれば、大人と子供は200円、幼児は100円割引になります。

 

昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

割引を受けるには、自販機ではなく窓口でチケットを買う必要があります。平日なので5分ほど並んで買えましたが、週末であれば数十分は並ぶ覚悟が必要でしょう。

週末に行かれる方は、事前にコンビニ(ローソンチケット、セブンチケット)で買っておくのがおすすめです。割引価格で買える上に、現地でチケットを買うために並ぶ必要がないからです。

 

昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

また、午後1時50分以降からはすごい割引「サンセット券」が販売されます。なんと半額! 遊べる時間も3〜4時間と短いのですが、これを狙って行くのも良さそうですね。

ちなみにレインボープールの営業時間は以下のとおりです(2017年度の情報)。

  • 7月15日(土)~8月20日(日) 9:30~18:30
    ※7月の平日は17:30まで
  • 8月21日(月)~9月3日(日) 9:30~18:00
    ※9月の平日は17:00まで

昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

昭和記念公園の入り口では、こういった迷子札を無料で配布していました。広い公園内で、はぐれたときに安心ですね。

 

昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

昭和記念公園への持ち込み禁止品は上記のとおりです。

また、公園内のレインボープールへの持ち込み禁止品は以下ように定められています。

■プールエリア内

  • 安全管理上、テント、タープ、パラソルの持込みは禁止です。
    ※1辺2m以内のドーム型テントは除く。
  • 潜水用具一式
  • オール又は動力機を備え付けて航行するもの及び帆走するもの
  • 波乗り用板またはこれに類するもの(ボディーボードを含む)
  • アルコール類及びプールを汚染する恐れのあるもの
  • ビン類等危険物
  • サンオイル
  • 動物
  • その他、その物の使用及び破損により遊泳者に危害を及ぼすと認められるもの

■プール内

  • 飲食物、タオル、シャツ、オムツ(水遊び用オムツ含む)等衛生上好ましくないもの
  • ネックレス、イヤリング、ブレスレット等の装身用類
  • その他、その物の使用及び破損により遊泳者に危害を及ぼすと認められるもの

 

禁止事項などルール(昭和記念公園レインボープール)

注意すべきは「お酒は全面禁止」ということです。また、オムツは水遊び用をはいていてもプールで遊泳できません。オムツが外れるまでは事実上行けないということになります。

水遊び用オムツで行きたい場合は、こんなプールがおすすめです。

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昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

ここがレインボープールの入り口です。正面には売店もあります。

ここの売店は品揃えが豊富で、浮き輪やビーチサンダル、ゴーグルだけでなく、スマートフォン用の防水ケースや女性用の生理用品までラインナップされています。

 

昭和記念公園 入場料金・割引・入り口・注意事項など

また、レインボープールではプール内の写真撮影が禁止されていません。もし写真を撮りたい方は、ここでスマホの防水ケースを買っておくと、泳いでいる子供の写真や動画が撮れて楽しいです。さすがにプールサイドで大きな一眼レフカメラを掲げると盗撮を怪しまれそうですし、盗難のリスクもあります。持ち込むのは、スマホや防水コンデジくらいがよさそうです。

ちなみに上のリンク先の「世田谷区大倉第二運動場屋外プール」では、スマホであっても完全に写真撮影禁止でした。

レインボープール、施設内での楽しみ方

(昭和記念公園レインボープール)

さて、いよいよレインボープールに入ります。ロッカールームで着替え、まず最初にすべきは場所取りです。レインボープール内は、こうした簡易的な屋根がついた休憩スペースがいくつかあります。ここにレジャーシートやドーム型テント(1辺2m以内)を広げて陣地取りです。

食事ができるのは、このエリア内のみですので、ぜひ場所を確保しておきたいところです。

 

有料の休憩エリア(昭和記念公園レインボープール)

ちなみに有料エリア「プライベートビレッジ」もあります。

ペアシート2名用とファミリーシート4名用があり、季節や平日・週末で価格が変わります。一番安いのは 7・9月のペアシート2名用の平日で2,000円。一番高いのはファミリーシート4名用の土日祝で6,000円です。

 

売店(昭和記念公園レインボープール)

売店はいくつかあるのですが、正直どれもパッとするようなものではありませんでした。唐揚げ(500円)、焼きそば(500円)、フライドポテト(300円)など。他にもカレーライスやラーメンなどもあります。

 

セブンティーンアイスの自動販売機(昭和記念公園レインボープール)

自販機はレジャー施設特有の特別価格ではあえません。いつも通りの価格で買えます。良心的ですね。

こちらはセブンティーンアイス。130円から160円までのラインナップ。

 

ポカリスエットなどの自動販売機(昭和記念公園レインボープール)

ジュース、お茶、スポーツ飲料も豊富です。ポカリスエット(160円)など。

 

じゃぶじゃぶ池(昭和記念公園レインボープール)

続いては幼児用プールをご紹介します。こちらは「幼児プール(水深10~15cm)」。公園などにもあるいわゆる、じゃぶじゃぶ池です。

 

冒険プールの看板(昭和記念公園レインボープール)

幼児用プールのメインはこちら。「冒険プール(水深60cm)」です。

 

冒険プールの外観(昭和記念公園レインボープール)

冒険プールの外観。砂浜のように徐々に深くなっています。

 

3歳も滑られる冒険プールの滑り台(昭和記念公園レインボープール)

こんなすべり台も! 3歳の息子は、何度もチャレンジしました。

 

3歳もひとりでおよげる子供用プール(昭和記念公園レインボープール)

もちろん安心して泳ぎも楽しめます。

 

小さいながらも楽しい子供用プールのすべり台(昭和記念公園レインボープール)

そして、こんなすべり台もあります。座ってすべったり、寝転んで滑ったり。息子は浮き輪をつけて寝転んで滑ると楽しい、というのを発見し、10回くらい堪能しました。

 

大滝プールの看板(昭和記念公園レインボープール)

幼児用プールのこちらも目玉。「大滝プール(水深40〜60cm)」です。

 

大滝プールの外観(昭和記念公園レインボープール)

ご覧の通り奥に大きな滝があり、小学生くらいのお兄ちゃんたちが、滝に打たれて楽しそうでしたね。

 

メインコンテンツのビッグスライダー(昭和記念公園レインボープール)

こちらが、レインボープールの目玉の「スライダープール」。

 

スライダーの注意事項(昭和記念公園レインボープール)

スライダーは全部で4種類あります。

 

スライダー4本のうち3本は身長120cm以上(昭和記念公園レインボープール)

4コースのうち3コースは、身長が120cm以上でないとできません。

 

身長制限のない3歳でもできるスライダー(昭和記念公園レインボープール)

ですので、身長90cm台の息子は、身長制限なしのこちらのスライダーにチャレンジ! 小学生未満の子供であっても、親が同伴すれば滑ることができます。

 

身長制限のない3歳でもできるスライダー(昭和記念公園レインボープール)

コースの上と下には、屈強なスタッフがいるので安心です。他のスライダーに比べると短いですが、3歳の息子にとっては十分すぎるくらいの「でっかいすべり台!」です。

3歳でもめちゃくちゃ楽しめた、首都圏最大級のレインボープール

JR立川駅構内にある長田本庄軒で眠る息子(3歳)

大・満・喫!
僕たちは朝11時頃にプールに入り、夕方4時頃までおそよ5時間遊びました。

もう行けないと思っていたレジャープール。子連れであれば堂々と行けるのは最高ですね! 息子も僕もとても楽しい一日でした。

帰りは、息子もお腹が空いたということで、JR立川駅構内にある焼きそば専門店「長田本庄軒」へ立ち寄りました。しかし、席について数秒で寝落ち。限界まで遊びきったようですね。

国営昭和記念公園レインボープール

■住所
〒190-0014 東京都立川市緑町3173
■営業時間
朝9時半から、17時〜18時半まで
季節や平日・土日祝によって違いあり
■電話番号
042-528-1751
■公式サイト
https://www.showakinen-koen.jp/facility/facility_pool/

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あと、お出かけ時に役立つ迷子札も。うちの息子も使っていてお気に入りです。

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