通常の性交渉とは週3回以上で、2年以内に95%が妊娠する。多っ!

ここで1つ説明ですが、この「通常の性交渉」とは、週3回以上のセックスを意味します。

これが、妊娠するために推奨される回数なのです。多いと思いませんか?忙しく、ストレスも多い日本人にとって、この数字はなかなか達成できるものではありません。その結果、実は異常はないのだけれど、不妊として治療を受ける人が増えているのだと思われます。

2年以内にデキないのは5%? 不妊治療の妊娠率をズバリ教えます。:パピマミ

結婚生活や子育てに関するお悩みを解決するQ&Aコラムサイト「パミマミ」に、不妊治療の種類と、その成功確立についての質問・回答記事が掲載されていました。

不妊治療の妊娠率についての詳しい内容は、パミマミさん「2年以内にデキないのは5%? 不妊治療の妊娠率をズバリ教えます」を見て頂きたいのですが、記事の最後に不妊の定義のもととなる、夫婦間における性交渉のペースが書かれていて、その回数の多さに驚かされました。

*【追記】パミマミさんの記事の公開が終了しました。

週3回以上!

 

アメリカで行われた統計をもとに記事が書かれているのですが、要は『週3回以上頑張れば、2年以内に妊娠する可能性は95%』ということです。

Wikipediaによると、不妊の項目にこう書かれています。

世界保健機関による定義は「避妊をしていないのに12ヶ月以上にわたって妊娠に至れない状態」となっている。

不妊:Wikipedia

世界保健機関(WHO)では12ヶ月で不妊としているそうです。回数は書かれていませんが、『週3回以上が通常の性交渉の回数』なのかも知れません。

世界の年間平均回数ランキング

イギリスのコンドームメーカーDUREXが2007年に調査した結果によると、日本は世界最下位だったようです。

  • 1位「ギリシャ」年間164回 / 週3.15回
  • 2位「ブラジル」年間145回 / 週2.79回
  • 3位「ロシア」「ポーランド」年間 143回 / 週2.75回
  • 最下位「日本」年間48回 / 週0.92回

これは妊娠を望まない夫婦も含めての回数です。

不妊の背景は晩婚化だけではない。そもそも日本人は性行為が少なすぎる

もちろん「頑張っているけど出来ない」という、ご夫婦も大勢いるでしょう。

日本ではよく、『奥さんが妊娠しやすい日を計算して、その日前後に頑張る!』 といった声を良く聞きますが、そんな月に1,2回のピンポイントだけでなく、日々励んで週3回以上を1年間頑張ってから、不妊に悩むと良いのではないでしょうか。

日本人は何故あまりしないのか?

私個人的な意見ですが、特に日本人男性は「奥さんと仲が良いと他人に思われるのはちょっと恥ずかしい」「結婚していてもオレはモテる!」など、考えている男が多い気がします。

例えばアメリカでは、仕事や政治の場においても交流会(パーティー)に奥様を同伴する場面を、ニュースや映画でよく見ます。日本人男性は「仕事に家庭を持ち込むな!」というのが少し前までの気質で、現代もそれが残っています。

社会の風潮として、「男は奥さんを最も大切にしないといけない」「奥さんを大事にしている男性は尊敬に値する」となれば、夫婦仲が根本的に見直され、日本社会が変化してくるのではないでしょうか。

こういったところから根本的に夫婦のあり方を変えてゆかないと、少子化、晩婚化、不妊対策もなかなか進まないと思います。

色んな女と遊べる男より、何より奥さんを大切にしている男がカッコいいのです。

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