待機児童問題が叫ばれる昨今、ありがたくも我が家の息子は、4月から認可保育園へと転園となります(今は認可外保育園)。
その認可保育園から頂いた入園までに準備する持ち物リストに、「敷き布団カバー」「掛け布団カバー」「布団カバー袋」がありました。
「わー、可愛いな。保育園で息子がスヤスヤとお昼寝するお布団かぁ。卒園するまでの6年間、同じ布団カバーを使うのかなぁ」、と幸せな妄想をしていたのですが、大問題がひとつ。
持ち物リストにこう書かれています。
- 布団カバーと袋は、同じ柄の布で作ると子供がわかりやすい。
- 布団カバー出し入れ口は、子供がやりやすいように全開にしてください。
……え、手作り? どうやら、既製品サイズや既製品仕様では無さそうなのです。
ヤバい!
わが家は夫婦共、洋裁が不得意!!
僕は、なんとかボタンがつけられる程度。袋やカバーなんて作れる気は全くしません。嫁さんは「私も苦手」としか言わないので具体的にはわかりませんが、僕とあまり変わらないレベルなのでは、と思われます。
うちにある洋裁道具は、嫁さんのおばあちゃんが孫に持たせてくれたこの洋裁道具のみです。
ちなみに、この洋裁道具を入れるポーチは、おばあちゃんが作ってくれたものです。
そう、おばあちゃんはすごく洋裁が得意なのです。でも今は高齢のため、もう手芸・洋裁はしていません。おばあちゃんには甘えられないのです。残念。
自分たちでつくってあげたい。
でもできない。
自分たちでつくってあげたい。
でもできない。
……そんな心の葛藤、真っ最中です。
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色々迷ったあげく、大型手芸用品店「ユザワヤ」へ
はじめはネットで布を買って縫おうと思っていたのですが、Twitterでこんなアドバイスを頂きました。
@papayaru 地域にもよるかもしれないけどこの時期 手芸屋さんに行くと 型紙や作り方を書いた紙を無料で貰えたりしますよ(^_^)
— ちび (@Chibisuke703) 2015, 2月 21
おぉー! そっか!! 夫婦ふたりで悶々と唸って(イライラして)いるより、まずは手芸屋さんへ行って店員さん(プロ)に相談してみると良いのかも。
ということで、渋谷のヨシモトホールの隣にある大型手芸店「ユザワヤ」へ。
が、ユザワヤが無くなっている! えぇっ、確かここにあったはずなのに……とスマホで検索すると2年前に閉店していました。気を取り直して次に近い店舗を検索し、新宿の高島屋にあるユザワヤへ家族3人で向かったのです。
おぉー。あるやん、あるやん!
店内各所に「入園・入学」の旗が。
これは何とも心強い店員さんがいる予感です。
Twitterで、ちびさんが教えてくれたように「作り方」の説明書もありました! 布団だけでなく、子供のカバンやお弁当袋、スモックなど、色々。
それでは早速、まずは生地選びです。
店員さんに、「保育園に持って行く布団カバーをつくりたいんですけど、生地選びのコツはありますか?」と訊ねました。薄手の柔らかい生地であれば大抵大丈夫ですよ、とのことです。そこで、気に入っていた柄の布を見てもらったら、「これはちょっと厚手ですね〜」とのアドバイス。
なるほど、聞いて良かった。
しかし、ユザワヤはあまりにも在庫数が多く、生地選びが大変。夫婦でそれぞれ気に入った柄を選び、そこから絞り込んで……あっと言う間に2時間ほど経ってしまいました。
そしてようやく「よし、この大柄デザインの布にしよう!」と決定。店員さんに「これでこのお布団カバー作りたいんですけど、作れますか?」と訊ねました。
「うーん、掛け布団の幅が110cmとありますが、この生地の幅は100cmなので、途中で生地を継がないといけないんです。そうすると柄が途中で切れてしまうんですね」
えっ! そんな高度な作業が発生するの!?
「無地や細かな柄であれば、途中で次いでも目立たないのですが、大柄だと厳しいかなぁ……」というのが店員さんの意見でした。
ちなみに、販売している布のほとんどが100cm〜110cm幅。縫い代(ぬいしろ)を考えると、どれも一枚布で作れない! なんだよ、この微妙に難しいサイズは!!
そうこうしながら疲れが溜まってきた僕たちは、段々と思考力も低下してきました。そして、まさかの閉店時間に。
結局何も買わないまま、お店を出る事になってしまったのです……。
……ん?! なにコレ。
ユザワヤでは、作ってくれるサービスもあるみたい。店を出るタイミングでこの案内に気がづきました。お布団カバーは、1枚1,700円(税別)から。 「自分たちで作ってあげたいから、オーダーメイドって微妙だね。でも、助かるかもね」と、嫁さんと話しながら、なんとも不完全燃焼な気持ちで家路についたのです。
お布団カバーって、皆さんどうしてるの?
今回は布団カバーと袋ですが、何となく今後も手芸系が発生しそうな予感……。皆さん、一体どうされてるんでしょうか? ^^;
- がんばって自分たちで縫う!
- プロにオーダーする
- 既製品を買う
主に、この3つでしょうか。手芸や洋裁が得意な方もいらっしゃると思いますが、僕たち夫婦には、なかなか高いハードルです。
わが家は手芸苦手だけどこうしてるよ〜、なんてご家庭ありましたら、ぜひアドバイス頂ければ嬉しいです! m(_ _)m
【追記 3/1】沢山のアドバイスありがとうござました!
Facebook、Twitter、メッセージなど、大勢の方からアドバイスを頂きました。本当にありがとうございました! Facebook(関連リンク)に寄せられた 一例をご紹介させていただきます。同じようにお困りの方いましたら、きっと参考になるでしょう!
”我が家は生地代と労力を考えて、園の指定サイズで既製品を探しました。ファスナー付きのもので2,000円(1枚)程でしたよ。” by Kさん(女性)
“保育園の布団カバー作るのにはミシン必要です。頼んでやってくれるとこありますが、かなり高いですよ” by Tさん(女性)
“お布団カバーはでかくて大変なのでしまむらで安く購入し、名前とかを刺繍して少しアレンジしました。” by Eさん(女性)
“スナップボタンなんですね! オーダーでもなかなかないんじゃないでしょうか? 日暮里は生地問屋がたくさんあるので、種類もかなりたくさんありますよ。” by Eさん(女性)
お早めに! 楽天で保育園・幼稚園用の布団カバーがオーダーメイドできるお店
・西川チェーンふとんタウン:お昼寝布団カバー掛け敷き兼用 ほぼサイズオーダー 保育園
・スリーププラス:お昼寝布団カバー A サイズオーダー
・ママズベリー:お昼寝布団カバー掛け敷き兼用 ほぼサイズオーダー 保育園
布団カバーは、ネットでも注文できます。繁忙期は通常より納期がかかる場合が多いので、ネットでオーダーする場合もお早めに!
ただ、お店によっては希望のサイズ指定できなかったり、スナップではなくチャックだったりするので要注意。上記リンク先のお店、もし条件に合うなら価格的にお得です。ぜひ、一度チェックしてみてください。
また、余談ですが……
楽天でお買い物する際、登録無料の「ママ割」メンバーになっておくと、いろんなお得があります(実はパパも入れますw)。
ポイントアップのチャンスがいっぱいあったり、サンプルの詰め合わせが当たったり、お子さんの誕生日の前月にバースデークーポンがもらえたりします。とにかく「ママ割」は、マタニティやベビーだけでなく、キッズ、小学生、中学生のママ・パパにお得になるサービスです!
【追記 3/3】「ユザワヤ」へ行き、オーダーメイドをお願いしてしまいました!
結局、オーダーメイドをお願いしたのですが、とても重要な注意点があります。それは納期です!(涙)
布団カバー問題、解決編はこちらの生地……じゃなくて記事をご覧ください。