おとう飯(はん)始めようキャンペーン、夫の手料理を促すため内閣府が実施

お父さん、今日も料理していますか!

政府が「“おとう飯(はん)”始めよう」キャンペーンを始めました。

これは、内閣府男女共同参画局が子育て世代の男性に向け、料理への参画(参加)促進を目的として始めた新たなキャンペーンです。

その旗揚げとして、2017年6月12日にキャンペーン大使の任命式が行われました。大使に選ばれたのは、よしもと所属のお笑いコンビ・イシバシハザマのボケ担当の石橋尊久さん(41歳)です。

石橋尊久さんは、6歳の娘さんと2歳の息子さんがいる父親。ベビーマッサージやキッズヨガ、妊婦マッサージ講師の資格も持つ凄いパパ芸人なのです。デビュー前はイタリアレストランでコックの経験もあるんだとか。

まさに適任!といった方ですね。

吉本興業チャンネル「1分レシピチャレンジ」

イシバシハザマ 石橋の1分レシピチャレンジ”もやしのペペロンチーノ風”【Y’sキッチン】より

パパやるの北野も、料理が好きです

張り合う訳ではないのですが、僕も料理は好きです(張り合っていますが)。4日前にも思わずこんなツイートをしました。

僕は料理をするのが好きで、イメージとしては映画・ドラマを見たり、ゲームをしたりなど、僕のなかでは趣味と同じカテゴリーにあります。仕事で疲れた時も、「あぁ〜、スーパーへ買い物行きたいな。台所で料理したいな」となるのです。

なんかこう、疲れが吹き飛ぶというか、集中して悩みを忘れるというか。

あと、洗い物も好きです。油汚れの少ない食器から順に洗い、洗剤と水を無駄なく使い、そして水切れ・乾燥しやすいように丁寧に並べる。

買い物、料理、家族への振る舞い、食器洗い。

この一連の流れが好きなんです。

先々週末は、息子の保育園のお友達の家に、たこ焼きを振る舞いに道具・材料持参で押しかけてしまいました。

僕は一人暮らしの頃から自炊が好きでしたし、今は家族がいるので嫁さんや息子から「パパ、おいしい!」なんて言われることもあり、充実度120%です。

まぁ、何が言いたいのかというと、「おとう飯(はん)か……。遂に時代が俺に追いついてきたな」と。

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ずっと探してた、真っ白・綿100%で腰から下の短めサロン(エプロン)。育児中は台所仕事が一番のリラックスタイム。

ママはイラっとしそうだけど、「立派じゃなくて良い」はまさにそう!

画像参照元:「“おとう飯”始めよう」キャンペーン

 

「“おとう飯(はん)”始めよう」のキャンペーンページに掲載されていた説明画像です。

  • 立派な料理を作らなければいけないと思っていたあなた。いいんです。”おとう飯”ならいいんです!
  • 簡単に、手間を掛けず、多少見た目が悪くても美味しければ、それが “おとう飯”。

これ、女性はイラッとしそうですよね。女には『手の込んだ料理』を求めるのに、男は『手抜き』で良いの!? って。

うん、良いんです。

だって、僕たちの親世代はたいてい母親が台所を仕切っていた訳だし、僕たちの多くはそんな家庭環境で育って来た。今は違うと思いますが、僕が中学生だった頃は、技術家庭科の授業は男女別でしたよ。男子は木工で、女子は料理や手芸。

そんな急に世の中は変わりません。スイッチのオン・オフのように、バチンと切り替りませんよね。

イクメンもそうでした。

2010年6月17日、厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を始めて、今でちょうど7年。すっかり言葉が浸透し、今では「男性が育児をするのは当たり前なのだから、わざわざイクメンなんて使うな」なんて声も多く上がっているほどです。

プロジェクトとしての「イクメン」は、いよいよ役目を終える時期に来ているようですね。

父親が料理をする姿だって、数年掛けて浸透すれば良いじゃないですか。だけど、育児の場合は、女性にしかできない授乳があって、男性はいくらがんばっても女性に並ぶことはできませんでしたよね。でも、料理に男女差はありません。もっと早く広まるのではないでしょうか。

良い食材、お買い得な食材を目利きして、丁寧に料理をするって、本当に楽しいですよ。

僕は、まず「お味噌汁」からチャレンジするのをおすすめします。簡単そうに思えて奥が深いんです。いろんなバリエーション、自分だけのオリジナルレシピが作れるのも魅力です。

■パパやる関連記事イクメンアイコンの安藤哲也さん、イクメンという言葉を無くしたいと語る。毎日新聞で日本の父親像を特集

男女共同参画社会とは?

最後に、もう一つ。

「“おとう飯(はん)”始めよう」のキャンペーンを展開するのは、内閣府に設置された男女共同参画局です。男女共同参画局は、男女共同参画社会を目指し活動を行なっています。

「で、男女共同参画社会って何よ」ということですが、意味は以下のとおりです。

「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動を参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」内閣府より)

要は、男も女も関係なく、平等に活躍できる社会を目指しましょう! ということです。

ただし男性は「女性に優しくする」「女性を守る」という、本分は忘れないでくださいね。がんばりましょう!

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