僕は、嫁さんが妊娠する前までは、10年ほど音楽業界にいて、レゲエを本業としていました。本サイト「パパやる」でも記事内に時々書いていたり、プロフィールページにも経歴を掲載していたりするので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
レゲエと言っても、マイクを握って歌をうたったり、DJをしてクラブのフロアを沸かせていた訳ではありません。ロッカーズアイランドいうレゲエ専門の会社が運営する、ダンスホールウェブマガジン「ROCKERS channel」の編集長を長らく努めていました(現在はサイト終了)。
さて、今回はそんな「レゲエ」から得た、「子育て」のヒントをお伝えします。
Lute、初めてのレゲエ(ダンスホール)の記事
Lute(ルーテ)という、音楽系のウェブサイトがあります。先日、このLute編集部さんより、レゲエの記事の執筆依頼を頂きました。
「Luteでレゲエを本格的に扱うのは初めてなので、普段レゲエを聞かない読者にも刺さる記事にしたい」、という事です。
取材対象者は決まっていたのですが、「どういう記事にするかは北野さんにお任せします」と、おっしゃて頂いたのです。
レゲエの記事が無いサイトでレゲエの記事を書く、って新鮮ですね。さて、そんなLute読者さん向けに、どんな記事にしたら良いのだろうか。
日本は少子化・人口減少。さて、これからの若者はどう生き抜く?
記事の出演者は3名。
世界最強として知られるダンスホール・サウンドMighty CrownのMASTA SIMON(マスター・サイモン)さんと、ジャマイカのヒットチャートを賑わすプロデューサーチーム・Medz MusicのGACHA(ガチャ)さんとBAD GYAL MARIE(バッギャル・マリエ)さん。
レゲエ / ダンルホール界では超有名な御三方なのですが、やはりアンダーグラウンドな業界ですので、コアな存在です。J-POPのように老いも若きもみんな知っている、と言った方ではありません。
そこで僕は、レゲエやジャマイカに特化した内容ではなく、「これからの時代を切り開く若者たちが知っておきたい、世界の壁を乗り越えるための秘策」、を彼らに伺うことにしました。
なぜ、それをテーマにしたのか?
40年間に子供の数が半分以下になった
1970年代前半、日本の出生数は年間200万人を超え、毎年200万人以上の赤ちゃんが誕生しました。しかし現在は、年間出生数が100万人を下回っています。わずか40年ほどの間に、一年間に生まれる赤ちゃんの数が半分以下になってしまったのです。
日本の人口が増えているときは、内需(国内消費)を考えるだけでも、それなりにビジネスを成功させることができました。しかし、人口が減ってきている今、日本国内だけをターゲットにしていては、なかなか上手くは行かなくなってきます。これから社会で活躍する若者や子供達は、海外を含めたグローバルな視点が必要不可欠になってくるでしょう。
そんな時代において、すでに日本と世界を股にかけ活躍している彼らに、そのノウハウや心構えを聞いて、みんなに伝えたい! と思ったのです。
その結果、めちゃくちゃかっこいいアドバイスをビシバシ頂きました。現在育児中の方は、きっと子育ての指標にもなるでしょう。
グローバルに活躍するためには、どういったスキルや行動力が必要になってくるのか? また、日常的な外国人とのふれあいのコツは? 今回は僕の外仕事の紹介となりましたが、ぜひ読んでみてください。
■関連リンク
Mighty Crown×Medz Music「世界視野で活躍するダンスホール集団が語る、未来を生き抜く方法」:Lute (http://lutemedia.com/post/simon-medz-talk)
*2019年12月、lute株式会社が倒産しサイトが閉鎖になってしまいました。残念。