子どもがお酒を誤飲! 急性アルコール中毒時の救急連絡先と、意外なトラブル事例。

子どもがお酒を誤飲! 急性アルコール中毒時の救急連絡先と、意外なトラブル事例。

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画像参照元:(小児救急電話相談厚生労働省

0歳児の赤ちゃんや、小さなお子さんが、誤ってお酒を飲んでしまったら? その際の連絡先は、以下の通りです。

緊急の場合は救急車(119)ですが、どうするべきか迷った場合は(#8000、#7119)にて相談可能です。

まさか……! 意外な子どものアルコール誤飲事例。

お酒は、子どもの手の届かないところにしまってある。まだ赤ちゃんなので、自分でカンやビンは開けられない。お酒は飲んではいけないと教えてある。

とは言っても、意外な方法で乳幼児がお酒を誤飲してしまう場合があります。今回は、そんな4つの事例をご紹介します。

【事例1】水だと思って、お酒でミルクを作って飲ませてしまった。


「親が、アルコール飲料のボトルを水と思ってミルクを作り、子供に与えた。子供はミルクを嫌がったが何度か飲ませてしまった。後で、親が味見をしてアルコール度25%の飲料を使ったことに気付き、経過観察目的で入院。」(0歳)

アルコール飲料の保管に御注意!:消費者庁 より一部引用


 

まずはこの事例、粉ミルクをお酒で作ってしまいました。アルコール度数が25%で水と間違えるというと、見た目も透明な焼酎でしょうか。

嫌がったが飲ませてしまったとのことで、入院となっています。

【事例2】居酒屋でカルピスソーダを注文。店員が誤ってカルピスサワーを持ってきて誤飲。

家族や友人らと、子どもを連れて居酒屋へいく機会はあるかと思います。個室があったり、座敷があったりで、割と子連れで外食しやすかったりするんですよね。

そんな居酒屋で、1歳児の子ども(女児)にカルピスソーダを注文したところ、居酒屋の店員が間違ってカルピスサワー(酎ハイ)を持ってきてしまいました。それに両親・子ども共に気づかず、一気飲み

顔面紅潮、歩行時ふらつき、興奮状態におちいり、発生から35分後に病院へ救急搬送。その後、胃洗浄などの処置を行い、幸い大事に至らず、翌朝退院となりました。

参考:急性アルコール中毒(PDF)日本小児科学会

【事例3】祖父が、晩酌のお酒を赤ちゃんに与えてしまった。


夕食時に子供の離乳食を用意しました。いつものように義父が自分があげたいというのでお願いし、私は別のことをしていました。

すると子供が咳き込む音が聞こえたので、離乳食中期の食事を詰まらせたかな? と水を持って行くと、義父が「水はもうあげた」と言うのです。

え、水なんて用意してなかったはずなのに……と答えると、義父が指さした物。それは義父と夫が晩酌していたお酒でした。

義父が間違えて赤ちゃんにお酒を飲ませました:大手小町 より一部引用


 

これは義父に限らず、日常的に乳幼児に食事を与えていない方は要注意です。コップに入っていた透明の液体を、つい水だと勘違いしてしまい……と、そんな事故もおきかねません。

【事例4】酔っぱらった母親が授乳。赤ちゃんが急性アルコール中毒で死亡。


多量にアルコールを摂取した晩に酔いが覚めていない状態で赤ん坊に母乳を与えたところ、翌朝ベッドの上で赤ん坊が息絶えていたそうです。

死因を調べてみたところ、急性アルコール中毒であることが判明。赤ん坊に母乳をあげたのが過度にアルコールを摂取した直後だったため、母乳にアルコールが多量に含まれていたのではないか考えられているとのこと。

母親の母乳を飲んで赤ん坊が死亡:GIGAZINE より一部引用


 

これは海外の事例です。母親はわが子を亡くすだけでなく、過失致死罪で告訴されました。

急性アルコール中毒の応急処置。

子どもはアルコールを分解する肝機能の働きが十分ではないので、少量でも急性アルコール中毒になる可能性があります。

以下は、東京消防庁のウェブサイトに書かれていた大人向けの急性アルコール中毒の対処法ですが、一部抜粋してご紹介します。子供の場合、意識がないなど緊急事態におちいったら、急いで救急車を呼んでください。

 


十分な呼吸をしているにもかかわらず意識がない場合は、仰向けの状態のままでいると、舌根沈下(あごや舌の筋肉がゆるみ、舌の付け根がのどに落ち込むこと)による気道閉塞を起こすことがあります。

また、意識がない状態で嘔吐が起こると、吐物が喉につまって窒息する危険性があります。その危険を回避するため、回復体位(※)をとりましょう。

嘔吐が起きた時は、口の中から吐物をかき出して喉に吐物を詰まらせないようにしましょう。

回復体位
回復体位

他人事ではない「急性アルコール中毒」:東京消防庁 より一部抜粋


 

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