「小学校に入る前に、ひらがなを書けるようにさせたい」
小学校に入学すると、勉強の習慣は学校で身につけることができますが、就学前は容易にはいきません。もちろん勉強よりも、遊びや身体を動かすことが大切な時期ではあるのですが、「せめて平仮名くらいは書けるようになって欲しいな」と思うパパ・ママも多いでしょう。
わが家には、6歳の息子がいます。保育園に通う年長です。最近、自分から文字を書きたがるという事件(?)が起きました。なんと、自発的にノートを開いて言葉を書き始めたのです。
この記事では、なぜ自分の意思で文字を書き始めるようになったのか? その理由をお伝えします。
これ、誰でも活用できる意外なコツかも!? すぐに実践できる方法ですので、ぜひ最後まで御覧くださいね。
【ひらがな・カタカナ】子どもが文字の勉強をしてくれない
わが家では、主にママが子どもに文字を教えています。お風呂に貼るひらがな・カタカナシートを使って、入浴しながら楽しく読み方を教えたり、幼児用のドリルで書く練習をしたり。
そのおかげで、ある程度書けるようになりました!
ギュッと握りしめた鉛筆をぷるぷる震わせながら懸命に書く姿には、グッときますね。
文字を書く練習を始めたのは4歳。書くのが楽しかったり、ドリルに「できたシール」を貼るのがモチベーションになったり、しばらくは楽しみながらできていました。
でも、徐々にやらなくなったのです。他に楽しい遊びを見つけたり、飽きてきたり、「なんで文字を書かないといけないのか」という気持ちが芽生えてきたりしたからです。そりゃそうだ。
「あぁ……最近、文字に興味を持ってくれなくなったなぁ」
そう残念に思っていました。
\ お風呂にこれ貼っています /
自発的にノートにメモ。ママに教えたい!
朝、ママが先に出勤し、僕と息子が保育園へ行く準備をしながらテレビを見ていたときのことです。
「口を開けて寝ていると、菌が増える」
「朝ごはんを食べる前に、歯みがきをする」
「お風呂掃除は、水よりお湯がいい」
息子はそんな情報を見ながら、しきりに感心していました。「パパ知ってた!?」と興奮気味。
すると息子は、ノートに大事なポイントをまとめ始めたのです。
一番上に「ママへ」と書いて。
いいね!!
「パパっぽいな。パパも良いことを知ったら、みんなに教えたくなってブログに書いちゃうんだよな」と、僕は心の中で思っていました。
文字練習のモチベーションに
息子は、書きながら途中で手が止まり「うーん」と悩みはじめました。
「どうしたの?」と聞くと、「ふ」の字を忘れたとのこと。
僕は息子の背中側から、鉛筆を握る息子の手を持って、一緒に「ふ」を書きました。
息子はちょっと恥ずかしかったのか、「最近、字書いてないから忘れたわ」とつぶやいていました。
ははは……かわいいな。
これをきっかけに、文字を覚えたり、練習したりするモチベーションになりそうです。
そもそも実践が伴わない勉強なんて、やる気なんて起きないですよね!
僕たちだって「外国語を習得しなさい」では全然やる気が起きないけど、旅行だったり、ビジネスだったり、友達付き合いだったり、実践を伴う目的があると俄然やる気が出てきますもんね。
子どもだって、きっと同じ。
メモよりノート 大事なことノートを作ろう!
今回は、テレビで見た生活のコツでしたが、書くことは人ぞれぞれ。
- ママ・パパに伝えたいこと
- パパとこんな約束をした
- 好きなアニメやゲームのこと
……など、その子が「大事なこと」だと思えることであれば、なんでもOKです。
このとき、メモ帳よりノートに書くのがおすすめです。
なぜなら、大事なことがいっぱい詰まった「大事なことノート」になるからです。子どもにとっても、情報が積み上がっていく方がやる気が出ると思います。メモだと、その場限りですもんね。
キャンパスノートでも、アニメキャラが描かれたノートでも、花や植物写真が載ったジャポニカ学習帳でも、なんでもOKです。子どもにノートを1冊プレゼントしてあげてください。
わが家の息子は、ノートにシールを貼るのも大好きです。外見はシールでデコレーションして、中身は大事なことをまとめた情報。続けていけば、大切なものがぎっしり詰まったノートになります。
冒頭に書いた「小学校に入る前に、ひらがなを書けるようにさせたい」と思っている親御さんは、ぜひお試しください。親子でそれぞれの「大事なことノート」を作ってみるのも良いですね!
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