今、家族でインドネシアのバリ島に来ています。初バリです。
4歳の息子は、2歳の「フィリピン・セブ島」以来、2度目の海外旅行。今回はおなじ東南アジアでも、さらに先までやってきました。
インドネシアは赤道直下にあり、北半球と南半球をまたいでいます。バリ島が位置するのは南半球です。
さて、今回の「パパやる」は特別編。子連れバリ島旅行をシリーズでお届けします。第1回は、ガルーダインドネシア航空編。バリまでの空の旅についてです。
幼いお子さんと一緒に乗る際の参考になれば!
4歳・子連れバリ島旅行
- (1)ガルーダインドネシア航空での過ごし方
- (2)パドマリゾートレギャンのプール、家族での楽しみ方
- (3)象に乗れる動物園「バリズー」レポート
- (4)パドマ リゾート レギャンの朝食バイキングは最高!
- (5)4GB・1,400円! 日本のスマホをバリ島で使う方法
2歳の国際線は号泣・嘔吐で大変だったけど、4歳は楽勝!
これまでの子育て全般に言えることなのですが、息子が4歳になってから、育児が一気に楽になりました。
- 自分でトイレに行ける
- 自分で着替えられる
- しっかりと歩いてくれる
- 自己主張ができる
- 話し合える
2年前の2歳に頃は、まだ赤ちゃんの名残があり、飛行機の中では号泣したり、嘔吐したりと、大変でした。息子は苦しそうだし、親も休む間がありません。
しかし、4歳はググッと楽に!
機内食を食べて、備え付けのテレビで映画を観て、パパのスマホでゲームを楽しんで、そして疲れてお昼寝。
うん、楽勝。
息子は0歳の頃から飛行機に何度も乗っていますが、過去最高に親子で快適に過ごせました。
成田空港内のコインロッカーでアウターを預けて行こう
インドネシアは常夏です。
僕たちが出発したのは冬。アウターをしっかりと身にまとって成田空港に到着しました。
でも、バリ島へ行くのにアウターは邪魔ですよね。
こうした荷物は、空港内のコインロッカーを使うのをおすすめします。
コインロッカーは、大きさが3タイプあり、小は1日300円です。最大8日間預けることができます。8日以内の旅行であれば活用可能です。
ロッカーのサイズは「小」と言っても結構広く、大人のコート2枚、子どものジャケットを1枚入れても、まだまだ余裕があります。
ここで身軽になって、いよいよ空港の出発カウンターにチェックイン!
飛行機の中は暑い?寒い? 機内の服装について
出発時、成田空港近辺の気温は10度以下でした。
コートをロッカーに預けていたとはいえ、服装は当然冬仕様。僕はインナーにユニクロのヒートテックをしっかりと着込んでいました。上はハイネックの長袖タイプ、下はくるぶしまでの長タイプ。その上に、チノパンとパーカーです。
機内では、ちょっと暑いかな? と思ったのですが、思いのほかちょうど良かったです。
ただ、バリ到着時にヒートテックというのは絶対に暑いので、機内のトイレでインナーは脱ぎました。
ちなみに、4歳の息子は終始Tシャツ。快適そうでしたが、お昼寝後は「寒い」と毛布にくるまっていました。
ベストな服装としては、日本の成田空港や関西国際空港内で「春物」「秋物」に着替えておくのがおすすめです。長袖シャツ、もしくはパーカーが良いと思います。
完全な夏着は、ちょっと肌寒いですね。
毛布、枕、アイマスク
エアアジアなどの格安航空会社のアメニティは有料ですが、ガダールインドネシア航空はすべて込みとなっています。
そのため搭乗者全員に、機内を快適に過ごすためのグッズが配られます。
- 枕
- 毛布
- アイマスク
- 耳栓
- 靴下
枕は腰の下に入れておくと、シートと腰の隙間が埋まって楽になります。寝るときには良いですよ。
また、耳栓は小さくつぶして耳に入れて、ふくらむタイプ。この耳栓とアイマスクがあれば、割と眠りやすいです。
4歳の息子は、毛布だけをつかって熟睡していました。
機内のテレビ(映画など)
映画はオンデマンド形式。好きな作品を選んで、好きなタイミングで再生できます。
また、一時停止や戻る・進むも可能です。洋画は、音声選択で日本語も選べるので英語がわからなくても安心して楽しめます。
息子は「ドラえもん」、嫁さんは「マンマミーア」を観ていました。
ただ、付属のヘッドフォンの音質は、お世辞にも良い音とは言えませんね。
快適な音声で楽しみたい方は、iPadや Kindle Fireなどのタブレットに映画を事前にダウンロードしておき、自前で楽しむのが良いでしょう。
機内ドリンクとスナック
飛行機が飛び立ってまもなく、ドリンクとスナックが振舞われました。
ドリンクは、フルーツ系や炭酸系のジュース、コーヒー、お茶、水、ワイン、ビール、ウイスキーなど多彩。きっとお好みの一杯があるでしょう。
スナックは、ミックスナッツでした。
大人の僕は美味しく頂いたのですが、4歳の息子の口には合わなかったです。子ども向けのクッキーやビスケットがあったら嬉しかったなぁ。
しかし、到着前に再びスナック&ドリンクタイムがあり、その際はバニラアイス(エッセルスーパーアイス)が配られました。これは息子の好物なので、ペロッと完食!
ドリンクは、合計3回振る舞われました(最初、食事時、後半)。
ガルーダインドネシア航空の機内食
在庫の加減か、和食一択でした(エコノミークラス)。
- 小松菜のおひたし
- 白味魚の煮付け
- ごはん
- ざるそば
- 人形焼き
味的には、うーん。
40点くらいかな。
おいしく完食しましたが、すごく美味しい! いう感じではありませんでした。
ごはんは、日本の粘り気のある米ではなく、パサパサのタイプです。味付けは、少し塩辛かったり、逆に薄かったり。
不味いわけではないですよ! しっかり食べたので。
中にあんこが入った和菓子、人形焼きが付いていたのは良いですね。息子は喜んで食べました。
おやつ、おもちゃ、子ども向けアプリ
日本からバリ島までのフライトは、おそよ7時間。
割と長いです。
新幹線や特急列車のように歩き回れず、ほとんどシートに座りっぱなしです。子どもにとって、7時間も動かずに座り続けているいうのは、結構な苦行です。
そのためにも、子どもの気分転換になるものを持っていくのを忘れないようにしましょう。
- 絵本
- 折り紙
- お絵かきセット
- 好きなお菓子
息子は少し前からオセロを始めたので、事前にスマホにオセロアプリをインストールしておき、機内で対戦しました。オセロ(リバーシ)は、複数のアプリがあるので、良さそうなのを選んでください。人間対人間の対戦をするのであれば、ほぼどれを選んでもあまり変わらないので。
Customs Declaration 税関申告書の書き方
フライト中、客室乗務員さんから一枚の用紙が配られます。ひと家族に一枚です。
この申告書は英語です。
書くべき内容は、ザッと以下のとおりです。
- 名前
- 生年月日
- 職業
- 国籍
- パスポート番号滞在先(ホテル名)
- 登場便名
- 本人以外の同伴者数
- 荷物の個数
- 別送品の個数
- 以下の物品の所持(はい・いいえ)
- 署名(パスポートと同じサイン)
- 入国日
機内で書かないといけないので、ボールペンを一本、持参しておきましょう。
バリの空港「ングラ・ライ国際空港」での入国審査
バリの空港「ングラ・ライ国際空港」に到着しました。
ンから始まるなんて珍しいですよね。しりとりの時に使えそうです。正式名称は、インドネシア語で「Bandara Internasional Ngurah Rai」、英語表記は「Ngurah Rai International Airport」です。
飛行機が到着すると、入国審査があります。パスポートの顔写真を確認して、ごく簡単なやりとりで終了です。
- 目的は?(sightseeing など)
- 滞在期間は?(4 days など)
ここでは「入国スタンプ」がちゃんと押されたかを確認しましょう。もしない場合、出国時に罰金が必要になることがあるそうなので、その場ですぐにチェック。
そしてターンテーブルで預けたスーツケースなどの荷物を受け取ります。
この荷物受け取り所には、きれいなトイレがあります。必要な方はここで済ませておきましょう。
そして、次は税関検査。
先の「税関申告書」を提出するだけです。
これで完了です! 長旅おつかれさまでした。
ちなみに、ここを出ると「SIMカードは?」「両替は?」「タクシーは?」など、次々と声を掛けられます。必要な方はご利用ください。ただしタクシーはブルータクシーを使うか、タクシー配車アプリ「Grab」を使うと良いでしょう。
今回の記事は以上です。
4歳・子連れバリ島旅行
- (1)ガルーダインドネシア航空での過ごし方
- (2)パドマリゾートレギャンのプール、家族での楽しみ方
- (3)象に乗れる動物園「バリズー」レポート
- (4)パドマ リゾート レギャンの朝食バイキングは最高!
- (5)4GB・1,400円! 日本のスマホをバリ島で使う方法