怖かった……。
お湯を張った湯船に沈んでゆく息子のようすが、スローモーションで脳裏に焼き付いて離れません。
昨夜、1歳3ヶ月になる息子と一緒にお風呂に入りました。いつもどおりに。
僕が洗い場の床に座り、息子が僕の前で立って遊んでいました。手桶を持って、自分でお湯を汲もうと湯船に手を伸ばしていたんです。すると……。
すぼん!
頭から真っ逆さまに湯船に落ちました。僕は慌ててすくい上げましたが、一瞬の出来事とはいえ、湯船にハマった瞬間、息子が目を開いて、口を開けて、驚いた表情で湯船の中をグルンと半回転しながら沈んでゆく。あの顔は忘れられません。
すくい上げた息子は、コホッコホッと咳き込んではいましたが、すぐにいつもどおり笑顔で笑い出しました。よかった……。ごめん! ごめんやで!><
洗い場から浴槽の高さは、およそ40センチ。1歳児にしては少し高いと思うのですが、身を乗り出せば、幼児は頭が重い分、すぐに前へ落ちてしまうのです。うかつでした。無事でよかったです。
*上の写真は、わが家の浴槽ではありません。参考画像です。
ハイハイ、つかまり立ちを始めたら、浴槽のお湯を抜くなど対策を!
2011年の東日本大震災以来、風呂から上がる時に、お湯を抜かないのを習慣にしていました。断水時対策として、トイレを流すときに使えるよう水をためっぱなしにしていたのです。
しかし、息子が自分で歩けるようになった頃より、「自分で風呂場に入って、溺れる事故につながる可能性がある!」として、風呂を上がるときには、必ずお湯を抜いて、風呂桶を空っぽにするようにしていました。
今回のように親の目の前での出来事であれば、すぐに助け出すことも可能ですが、見ていない間の事故は死にいたる可能性があります。改めて、子供はお風呂で溺れる可能性がある、ということを改めて頭に叩き込んでおきたいと思います。
赤ちゃんが「ハイハイ」「つかまり立ち」をはじめた頃に入ったら、風呂場はくれぐれも注意するようにしましょう。皆さんも、どうぞお気をつけください。
- 風呂をあがったら、お湯は抜いておく。
- お湯をためたら、すぐに入浴する。ためっぱなしにしない。
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