藤田紅良々さん12歳、海外生活経験なしでTOEIC980点。きっかけは3歳の英語の保育園
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わが家の息子は、2歳半頃から突如、猛烈な早さで言葉を習得し始めました。

2歳前半までは「パパ」「ママ」「いちご」「バナナ」「ほいくえん」など少しずつだったので、覚えた単語をメモしていたのですが、急に毎日新しい単語や文脈を覚えはじめ、到底メモできる量ではなくなったのです。

こうした時期を、語彙爆発期(言葉の爆発期)と呼ぶそうです。

さて、今回は母国語ではなく、外国語(英語)習得のはなし。語彙爆発期である3歳で英語に出会い、以来一度も海外生活を経験することなく、中学一年生・12歳でTOEIC980点(990点満点)を取った女の子が話題になっています。

3歳から英語を勉強、辞書は使わない

わずか12歳で、TOEIC980点(990点満点)というずばぬけた英語力を持つ、神戸市東灘区の藤田紅良々(くらら)さんが11日、市立本山南中学校に入学する。昨年11月のTOEICで取得。約9万人の受験者中、895点以上はわずか3%程度しかいなかった。小学校5年生で英検準1級にも合格しており、紅良々さんは「帰国子女でもなく、留学経験もないのですが…」とはにかみながらも「将来は翻訳家になりたい」と声を弾ませる。

神戸新聞NEXT|教育|神戸の中1、TOEIC980点 海外生活ゼロで

3歳で英語と出会う。外国人先生の英語の保育園がきっかけ

12歳でTOEIC980点を取った藤田紅良々さんが、英語に出会ったのは3歳の頃。外国人の先生が英語で保育をする保育園がきっかけでした。

その後、Skype英会話へと移行します。「1日25分、Skypeでフィリピン人講師から英語を習った」と同記事には書かれているので、レアジョブかなと思います。Skype英会話は毎日レッスンを受けても月額5,000円程度と格安の英会話レッスンで、最近はDMM英会話も人気です。

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レアジョブ英会話

また、藤田紅良々さんは英語の本も読むようになります。絵本から始め、のちに小説へ。洋書は通販や電子書籍で購入したそうです。

こうしてみると、英語教育にそれほどお金をかけていないことがわかります。

■幼児期の英語勉強方法

  • 3歳で英語に出会う。
  • 外国人が英語で保育する教室がきっかけ。
  • Skypeでフィリピン人先生相手に英語を勉強。
  • 英語の絵本を読み聞かせ。
  • ハリーポッターなど、英語の小説にものめり込む。

すごい勉強法。辞書は引かない、多読で言葉を理解する

小説にのめり込んだ藤田紅良々さんの読書方法は、ちょっと意外なものでした。

それは、分からない単語に出会っても「辞書は引かない」ということ。違った文脈で何度も見かけることで、言葉のイメージを膨らませたそうです。

これって母国語の習得と似ていますよね。日本語の小説を読んでいてわからない単語に出会っても、単語の雰囲気や前後の文脈から推測する場合が多いのではないでしょうか。

とにかく、こうした洋書を読みあさるという「多読」で、単語力や読解力を身につけます。そして、6歳で英検準2級、7歳で英検2級、小学校5年生で英検準1級にも合格しました。

そして今回、中学一年生・12歳でTOEIC980点(990点満点)を取ったというわけです。

TOEICの点数の目安は、600点で日常会話、700点でビジネス会話、800点で海外赴任レベルだと言われています。980点というのは、相当高度なレベルなのです。

お金持ちや海外転勤がなくても、ネイティブ並みの英語を身に付けることができる!

もう一度、言いますね。
藤田紅良々さん(12歳)は、一度も海外経験がありません。日本に居ながらネイティブ並みの英語力を身につけたのです。

これって、すごく勇気が湧くニュースではないでしょうか。

子供に英語を身に付けさせてあげたいと親が考えていても、

「海外に移住しないといけない」
「インターナショナルスクールに通わせないといけない」

そう考える方も多いでしょう。

そのため、海外赴任がない仕事の親や、年間数百万円の授業料が掛かるインターナショナルスクールへ通わせる金銭的余裕がない家庭は、「うちは子供に英語を覚えさせるのは無理かも……」と諦めがちです。

でも、藤田紅良々さんのご両親は、何も特別高額な教育費を掛けたわけではありません。3歳の頃に行った英語の保育園くらいで、あとは月額5,000円程度のSkype英会話と洋書代くらいなのです。

TOEIC980点レベルは到達できなくても、外国人と英語で自由なコミュニケーションが取れる程度の英語力であれば、子供に身につけさせてあげられる可能性があります。

英語など外国語の勉強は、「母国語を学んでからの方が良い」という考え方と、「幼児期から触れさせた方が良い」という説があります。現在日本では、小学5年生から英語教育が行われており、2020年には小学3年生へとさらに低年齢化されます。

どうでしょう? 外国語の習得は、やはりもっと早い方が良いのかも知れませんね。

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