フリーランスで子育てをしている父親・北野啓太郎として、エンジニア・デザイナー系の案件紹介サイト「レバテック」に掲載されました

子持ちだからこそ自宅で仕事! 子育てフリーランサー

フリーランス専門の求人・案件サイト「レバテック フリーランス」さんのサイトで、子育てフリーランサーとして本サイト「パパやる」を取り上げていただきました。

家で仕事ができるフリーランスは育児の両立に最適。だけど、実際は仕事との割り切りが難しかったり、保育園の利用の仕方で色々考えたりと大変な部分もあるよう。育児とフリーランスの両立、実際のところどうなの?

……というテーマの記事内で、8人のフリーランスのパパ・ママが紹介されています。そのうちの一人が北野啓太郎という訳です。よかったら読んでみてください。

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レバテックフリーランス
子持ちだからこそ自宅で仕事!子育てフリーランサーまとめ

勤めていた会社を退職し、実質無職中に妊娠発覚

サラリーマンを卒業した直後(2012年12月)

レバテックフリーランスさんの記事を見て、「パパやるの北野啓太郎って、どんな奴なんだろう?」と興味を持ってくださった方のために、子育てフリーランサーとしての経緯と戦略を振り返ってみたいと思います。

以下、興味ある方のみどうぞ。笑

【1・新卒】壁紙のトキワに就職

僕は大学卒業後、建築業界の一般企業に就職しています。TOKIWA(トキワ)という壁紙のメーカーです。ここで製造、販売、流通、原材料仕入れ、OEM生産の発注など、メーカーとしての業務を一通り経験させてもらいました。在職期間は9年半。

社会人としてのマナーやルールを身につけつつ、同時にサラリーマンとしての切なさも痛感しました。社内営業がうまくできずに出世ルートから外れてしまったり、会議で上司にある指摘して左遷させられたり、会社員を続けるには我慢が必要だと理解したりなど、今にして思えば相当な甘ちゃんだっただけなんですけどね。

ただ、悪いことばかりではなく、良い人たちにも恵まれました。たくさんいるのですが、特に今でも僕に大きな影響を残してくれているのは、理論的思考力を懇切丁寧に教えてくれたM課長と、「普通じゃダメ。大切なのはアッと驚く為五郎だ!」を教えてくれたT社長です。

ノーバイアス(ひいき無し)で全体を俯瞰して理論的に判断する。人を動かすにはアッと驚かせないといけない。TOKIWAで得たこの学びは、僕の仕事の基礎になっています。

【2・転職】レゲエ専門のロッカーズ・アイランドへ就職

TOKIWA在職の末期、「自分はこのままで良いのだろうか。やりたいことを追求すべきなのではないか」と疑問を感じ、サラリーマンをしならがレゲエ専門のブログを始めました。

それがきっかけで、TOKIWAを退職後、レゲエ専門の会社ロッカーズ・アイランドから「ぜひうちで!」と声を掛けてもらえたのです。まさかレゲエが本業になるとは考えてなかったので、僕は驚きました。

わっ、やりたいことが仕事になるって本当なんだ! ……と。

ロッカーズ・アイランドでの在職期間は6年です。その間、レゲエ情報サイトROCKERS channeの編集長を勤めました。まさに好きな業界で、やりたい職務を任されたのです。

このとき僕は、「何でも突き詰めれば、それは仕事になるんだ」と身を持って確信しました。

【3・世代交代】若者相手のメディアで、オッサンが編集長で居続けるってどうよ

日本におけるレゲエは、若者のカルチャーのひとつです。もちろん中高年のレゲエ好きもいますが、クラブやフェスで踊ったり、新曲に夢中になるのは10代後半〜20代が中心です。ROCKERS channelも、レゲエの新譜を買ったり、イベントへ行って楽しんだりしたい、そうした若者向けのメディアでした。

僕は、33歳でロッカーズ・アイランドに入社し、39歳で退社しています。

これから40代のオヤジになって、若者たちに「この曲はヤバいぞ〜!」と伝え続けるには世代のギャップが障害になるのではと危機感を持ったのです。「僕は立ち退いて、若者へバトンタッチすべきなのではないか」、と考えるようになりました。

上で言いそびれましたが、このバトンタッチの考え方も前職TOKIWAで学んだものです。建築現場で壁紙を貼る職人さんから、「壁紙職人は体力がある若いうちが華だ。歳をとったら引退するか、親方になるしか道がない」と聞いていました。

世代交代。

その想いが僕の中で強くなりました。

【4・無職】退職後、次は何を仕事にしようか模索中に妊娠発覚

無謀ですが、僕は「辞めてもどうにかなる」と確信していました。

少しだけ蓄えがあったので、その間に生きる術を見つけようと考えていたのです。当時、僕はすでに結婚していたのですが、こんな無策な僕に対して、嫁さんは理解を示してくれました。(感謝!)

そしてロッカーズ・アイランドを退職してから半年ほど経った頃、嫁さんの妊娠が発覚しました。その時の僕は、実質無職です。

「よし、レゲエの次は父親の育児だ!」

僕は突き詰める次のターゲットを「父親の育児・子育て」に定めたのです。そして2013年8月に、本サイト「パパやる」を立ち上げました。

でも、今度はより自由に行動するため、就職はしないと決めました。前職で身につけたメディア運営のスキルを持って、フリーランスの道を選んだのです。

【5・フリーランス】フリーライター・フリー編集者は最高!

自由最高!

会社員の立場では、個人で仕事を受けることはできません。週末起業などという言葉も話題になりましたが、僕は妙に昔気質のところがあり、『会社員が会社以外から仕事を受けるときは、会社を通さないと行けない』と考えていました。

ロッカーズ・アイランドの在職中、個人的に音楽雑誌への寄稿などライターとしての仕事を受けたときも、会社の売り上げとして全額計上していました。

でも、フリーランスは個人で仕事を受けて、全額自分の儲けにすることができます。

当たり前のことかも知れませんが、この感覚が楽しくて、レゲエや子育てだけでなく、ファッション、音楽、お出かけガイド、ITセキュリティ、クラウドファンディング、英会話、スマホアプリの解説文など、幅広いジャンルの仕事に挑戦しました。

なにこれ、めっちゃ楽しい!

フリーランスのパパ、メリット・デメリット

妊娠発覚後のフリーランス宣言は、きっと嫁さんは不安を感じていたことでしょう。でも、非難されることは一切なく、常に応援してくれました。ありがたいことです。

そんなこともあり、僕は仕事だけでなく、家庭にも全力投球したいと思いました。

仕事と家庭の両立を目指したフリーランスだからこその、メリット・デメリットを少しまとめます。

【1・メリット】産婦人科の検診はすべて夫婦同席、もちろん出産も立ち会い

妊娠発覚から出産まで。パパやる日記「妊娠・出産編」まとめ。妊娠発覚から出産まで。パパやる日記「妊娠・出産編」まとめ。

これはちょっと珍しいのではないでしょうか。妊娠中の産婦人科の検診は、最初から最後まですべて僕は嫁さんと一緒に病院へ行きました。区役所への妊娠届けも一緒です。

陣痛が始まってタクシーで病院へ行くときも、陣痛で苦しんでいるときも、出産のときも、ずっと一緒に過ごしました。生まれた息子の顔を初めて見たのも、夫婦一緒でした。

これはフリーランスだからこそでしょう。会社員は立ち合い出産だけで都合をつけるのは難しいですもんね。

【2・メリット】フリーランスでも認可保育園から内定もらいました(日本一の保活激戦区・東京都世田谷区で)

役所から認可保育園の内定。面接、健康診断を終え、4月からの入園が決定しました。フリーランスでも諦めない! 認可保育園から内定通知。面接、健康診断を終え、4月からの入園が決定しました

フリーランス(個人事業主)は会社勤めに比べると、保活において不利だと言われています。しかも僕は自宅を職場にしているフリーライター・フリー編集者です。いかにも融通が利きそうに思われそうですよね。

そこで僕は「会社員と変わらないぞ!」という勤務体制を示すため、まず税務署へ行き「個人事業の開業届出書」「所得税の青色申告承認申請書」を提出しました。そして認可保育園の申し込み時には、行動実績を詳細に書いた「実績表」と「嘆願書」を添付したのです。

その結果、日本一待機児童が多い保活激戦区、東京・世田谷区で認可保育園の内定を得ることができました。

フリーランスでバリバリ働ける環境を手に入れたのです。ちなみに嫁さんは会社員です。

【3・メリット】育児にたっぷりと携われる

息子が1歳になってわかったこと。息子が1歳になってわかったこと。全6項目。

育児にしっかりと携わることで、育児の大変さを知ると同時に、子供の愛おしさをより深く知ることができました。新生児・乳幼児の期間は限られています。僕の人生において、これは掛け替えのない素晴らしい体験でした。

【4・メリット】もっと保育園! 父母会の会長を引き受けた

あなたが保育園の父母会役員になってしまったら。会長をやってわかった運営のコツあなたが保育園の父母会役員になってしまったら。会長をやってわかった運営のコツ

息子が通う認可保育園で、父母会の会長を経験しました。父母会とは、別名保護者会と言い、子供達がより良い保育園生活を送れるようにするために、保護者側からサポートする団体です。小中学生で言うとことろのPTAと言えばわかりやすいでしょうか。

保育園は働く親のための福祉施設とはいえ、父母会の会長としての仕事量は多く、1年間を通じて1ヶ月分は父母会のために時間を費やしました。苦労しましたが、それ以上に得たことの方が大きかったです。こうした活動は、会社員だったら難しいだろうと思います。フリーランスだからこそ、思い切って取り組むことができたのです。

【デメリット】無い! サラリーマン時代よりリスクが減った

会社員は収入が安定していて、フリーランスは不安定。

そんなイメージを持っている方は多いと思いますが、僕は安定を求める方がリスキーだと考えています。なぜなら、勤めている会社で安定を望むと、会社に依存しないといけなくなり、会社以外で稼ぐ力が身につけられないからです。

終身雇用が崩壊しつつある今、月給30万円を会社からしか貰えない、自力で30万円を稼げない、というのはリスクだと思うのです。

また、よく言われる「フリーランスは身体を壊したら収入が途切れる」とはいうのは、会社員も変わらないのではないでしょうか。会社員の場合は数ヶ月から数年の猶予があるかも知れませんが、大病や大怪我をして完治できなかったら、元の収入を得続けるのは厳しいでしょう。

僕は今、まったく仕事をしなくても、毎月多少の収入が得られるよう体制作りをしています。本を出版して印税を得る方もいますが、僕の場合はブログ(メディア)です。今のところ大した金額ではありませんが、書きためたブログ記事が資産になっています。

僕はブログを「ストック」、原稿料が得られるライター業を「フロー」としています。ストックはコツコツと膨らんで行きますし、フローは日銭を稼ぎつつ自分の活動を広げるチャレンジの場にもなります。フリーランスは、ストックとフローの両輪を意識すれば、仕事と生活をより充実させることができるでしょう。

  • 「ストック」 ブログの広告収益
  • 「フロー」 ライターとしての原稿料

フリーランスのデメリットを考えてみましたが、実のところありませんでした。

ライター、プログラマー、グラフィックデザイナー、映像クリエイター……。手に職系の方は、フリーランスを意識してみては

コーディング中のパソコン画面

僕は、無条件にフリーランスを勧めてはいません。なぜなら僕自身、会社員時代に得た経験や人脈があるからこそ、今があると実感しているからです。

ただ、ライター、プログラマー、グラフィックデザイナー、映像クリエイターといった、手に職系の方は、自力で稼げるフリーランスの道を検討すべきだと思います。会社に依存するリスクを減らせるだけでなく、自身の活動を広げ、スキルアップをすることができるからです。

ただ、僕のようにライターはブログや自分が書いた記事を営業ツールにして、新たな仕事を得ることができますが、職種によってはそれが難しい方もいるでしょう。特にプログラマーなどのITエンジニア系の方などは。

最後に、今回パパやるを取り上げてくださった「レバテック フリーランス」さんを、逆にご紹介します。

レバテックフリーランスさんは、業界最大級のITエンジニア専門エージェントです。フリーランス(個人事業主)のエンジニア、デザイナーにWeb系を中心とした案件情報を提案していて、業界トップクラスだからこその、高単価・低マージンが特徴です。

詳しくは、以下のレバテック フリーランスさんのサイトをチェックしてみてください。エンジニア、デザイナー系のフリーランサーは、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

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