僕、北野 啓太郎のインタビューが掲載されました!
こんにちは。今回の「パパやる」は特別編。フリーライターになる方法をお伝えします。
フリーライターとは、特定の企業やメディアに属さずに文章を書く人のこと。フリーランスライターとほぼ同義語です(フリーランスライターは個人事業主ですが、フリーライターは副業でもできます)。
僕は、2005年から本格的にウェブで情報発信を始め、2013年にフリーランスとして独立しました。ライター業に特化している訳ではありませんが、文章を書くのは主な生業です。
そんな僕が先日、NPO法人ジャマイカ情報センターから取材を受けました。ジャマイカ・日本の両国に関わって活躍して来た人々の姿を伝える「Out of Many One People」に僕が選ばれた、というのが理由です。感謝。
■関連リンク
インターネットを武器にレゲエの楽しさを伝えるフリーランス・ライター:ジャマイカ情報センター
理事長の中山雅代さんはじめ、スタッフの皆さま、ありがとうございました!
子育て中のパパ・ママの中には、フリーライターになりたい方がいるかも。
本サイト「パパやる」は、子育てに特化したサイトですので、僕がジャマイカに関わる仕事をしているのをご存知ない方もいるでしょう。インタビューでは「音楽ライター」「子育てライター」になるコツについても喋っています。
ここではインタビューの補足として、「フリーライターになる方法」を深掘りします。
未経験者がフリーライターになるには、まずはブログを始めよう
「えっ、ブログ?」
そう思われるかも知れませんが、僕は「最初の第一歩にブログ」をおすすめしています。
昨今、フリーライターの主な活躍の場はウェブです。未経験者が、いきなり「雑誌」「書籍」「新聞」などの紙媒体で記事を書かせてもらえることは、ほぼあり得ません。
そりゃそうですよね。
そこで思いつくのが、ランサーズやクラウドワークスなど「クラウドソーシング」で仕事を探す方法です。
でも、これはできれば避けてください。
最大の理由は、単価が安すぎるからです。
クラウドソーシングサイトでは、1記事あたり500円や1,000円で募集している仕事が多くあります。文字単価にすると0.5円前後ほど。0.2円なんてヤバいのもあります。
これでは全く稼げません。
セルフブラックです。
僕は、1記事あたり1.5万円〜5万円で仕事を請け負っています。文字単価で依頼されることはありませんが、換算すると1文字あたり5円〜50円。
こうした依頼は、有名なウェブメディアや企業などから頂いています。
特化ブログを、その業界の人になる足がかりにする
企業などから執筆依頼をもらうには、どうすれば良いの?
僕の場合、それはすべてブログがきっかけでした。
2005年、ジャマイカの音楽「レゲエ」に特化したブログ「Yellow Jamaican」を立ち上げ、運営2年目にレゲエ専門の会社 ROCKERS ISLAND に入社し、レゲエが本業になりました。
およそ7年間勤め、その後、2013年にフリーランスとして独立。
今度は男性視点の子育てに特化したブログ、本サイト「パパやる」を立ち上げたのです。すると、パパライターとしてコラムの連載や記事執筆依頼などを頂くようになりました(関連記事:子育てブログを書き続けたら、生活・仕事がガラッと変わった)。
【超重要】ある特定のジャンルに特化したブログを運営することで、その業界の人になれたのです。
ブログで名を上げるには、とにかく書く! 御託は不要
ここまで話を聞いて、「なるほど!」と思い、すぐに行動を起こせる方は、成功できる可能性が高いです。
逆に「なるほど! ……で、まずは何からすれば良いですか? これでいいですか?」と、始める前からあれこれ質問ばかりする人は、まず上手くいきません。
なぜなら、自分のアタマで考えて、検証を繰り返すことが大事だからです。
くれくれ君では、いけません。
とにかく手を動かすのです。
ブログなので、とにかく書くのです。
どんな記事に検索流入があるか?
どんな企画がSNSでシェアされるか?
何を書けば、読者の役に立てるか?
こうしたことを常に考えながら、手を動かし続けましょう。
そうするうちに、あなたは業界の人になることができます。
プロフィール欄に、フリーライターと書いてしまう
ブログである程度自信がつけば、ブログやSNSのプロフィール欄に「フリーライター」と書いてしまいましょう。
まだ、実績はなくてもかまいません。
「フリーライターとして執筆依頼を受付中!」
その看板を掲げるためです。
その上で、SNSやイベント、またブログのお問い合わせフォームなどを通じて、有名メディアや企業とつながりを持てるよう行動を開始します。
メディア編集部や編集者は、常に良いライターを求めている、といっても過言ではありません。
フリーライターとしての実績はなくても、あなたには心血を注いだ特化ブログがあるので、「この人はこのジャンルの記事が書ける人だな」ということが編集部に伝わります。そうすれば、思いのほか容易に仕事を手にすることができるでしょう。
いよいよ、ライターデビューです。
ここからは、ウェブメディアでのライティングを極めるも良し、雑誌との関わりを持つも良し、ブックライターとして書籍を書くも良し、いろんな道筋でライターとしての活動が広がっていきます。
ブログは資産 不安定な収入の支えになる
ブログは誰にも邪魔されない、自分だけのメディアです。
僕は「フリーライターへの第一歩をブログにしよう」と提案していますが、もちろん最初からライター募集のメディアに応募するのもアリです。
ただ、それだと収入が不安定になりやすいのです。
かつての雑誌全盛期は、ライターとしてその雑誌に関わり始めると、よほどのことがない限り依頼をもらい続けることができました。でも、ウェブに移行するにつれ、メディアの栄枯盛衰や編集部員の入れ替わりが激しくなったのです。
つまり、「A社から毎月5万円、B社から毎月7万円など、定期的な収入が得づらくなった」ということです。
それでも、複数の編集部や企業から次々と依頼があるときは良いですが、ふと仕事の切れ目に陥ることがあります。
そんなときにブログがあれば、ブログを名刺がわりに営業をかけやすいですし、Google AdSenseやアフィエイトで広告収入を得ることもできます。
また、ブログがあることで、孤立や孤独感から逃れることもできます。編集部・編集者とは別れの繰り返しですが、ブログだけはずっと自分と共にいることができるからです。
僕は「レゲエ」と「育児」から自分を切り開いて行きました。ぜひ、あなたも「これぞ!」と思うことで、特化ブログを始めてみてください。
ブログ運営のコツ、WordPressのカスタマイズは、Swingin’Thinkin’へ
僕は、本サイト「パパやる」以外に、雑記ブログ「Swingin’Thinkin’」も運営しています。
ここでは、ブログ運営のコツ、WordPressのカスタマイズ、文章力アップに役立つ本などについて書いています。ぜひ、合わせて読んでみてください!
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