赤ちゃんを抱っこして歩くと泣き止む、その理由は輸送反応。座っている時に比べて泣く量が約10分の1に

赤ちゃんが生またばかりの頃、「あれ? 夜泣きって案外余裕だな」と思いました。しかし、生後1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と成長するにつれ、泣きの回数が増え、さらに泣き声も大きく激しくなってきました。

連日、寝ては叩き起こされ、寝ては叩き起こされ、の繰り返しです。夜泣きはいつまで続くんだ? つ、辛い……。

■パパやる関連リンク
→ 赤ちゃんの泣きのピークは生後2ヶ月目。泣き止まないときの対処法と、やってはいけない激しい揺さぶり

すくすく子育て「赤ちゃん どうして泣くの?」

すくすく子育て 番組ウェブサイト

NHK Eテレで放送中の、めちゃくちゃ役立つ親向けの育児番組「すくすく子育て」で、赤ちゃんの泣きがテーマの放送回があります。乳児を子育て中のご両親、出産予定があるご夫婦、ぜひ見てみてはいかがでしょう!

放送日時や番組内容は以下のとおりです。

<番組内容>
言葉が通じない赤ちゃんの“泣き”はなぜ泣いているのか理由が分からないことも多く、お母さん泣かせ。今回は赤ちゃんの泣きについて、その理由や対処方法について考える。

言葉が通じない赤ちゃんの“泣き”は、泣いている理由が分からないことも多く、お母さん泣かせ。今回は赤ちゃんの泣きについて、その理由対処方法を徹底的に考える。世界の育児を見ると赤ちゃんが泣いたときの対処の仕方は国によって随分違う。また、抱っこをすると赤ちゃんが泣きやむことが多いのは「輸送反応」という本能であることが科学的に証明されたという話も紹介。赤ちゃんの泣きに冷静に対処するための指南がたくさん!

<司会>
水内猛、くわばたりえ

<講師>
保育施設「りんごの木子どもクラブ」代表 柴田愛子
玉川大学教育学部教授 大豆生田啓友
理化学研究所脳科学総合研究センター 黒田公美

<放送>
2015年2月7日(土) 21:00~21:30

<再放送>
2015年2月13日(金) 10:30~11:00

赤ちゃんの本能。「輸送反応」って?

NHK「すくすく子育て」番組の紹介文をみると、『輸送反応』という言葉が出てきます。これって何だろう? 少し調べてみました。

すると、独立行政法人理化学研究所のウェブサイトに、「抱っこして歩くと赤ちゃんがリラックスする仕組みの一端を解明 -経験則を科学的に証明、子育ての新たな指針に-」というのプレスリリース(研究成果)がありました。

“まず生後6カ月以内のヒトの赤ちゃんとその母親12組の協力を得て、母親に赤ちゃんを腕に抱いた状態で約30秒ごとに「座る・立って歩く」という動作を繰り返してもらいました。その結果、母親が歩いている時は、座っている時に比べて赤ちゃんの泣く量が約10分の1に、自発的な動きが約5分の1に、心拍数が歩き始めて約3秒程度で顕著に低下することを見いだし、赤ちゃんがリラックスすることを科学的に証明しました

理化学研究所の記事より一部引用”

■関連リンク
抱っこして歩くと赤ちゃんがリラックスする仕組みの一端を解明:理化学研究所

抱っこして歩くと赤ちゃんがリラックスする仕組みの一端を解明
動物も、赤ちゃんを口にくわえて歩いたり走ったりしているじゃないですか。あれと同じ原理だそうです。人間も同じほ乳類。なるほど!

NHKは、子育てに役立つ番組がたくさん

赤ちゃんが生まれたら見ておきたい、NHK子供向け番組。おすすめ厳選12番組!

子供が生まれてから、これまで以上にNHKを見るようになりました。育児に役立つ番組をまとめましたので、合わせてぜひ見てみてください。

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