ただいま1歳3ヶ月の息子、手足口病(てあしくちびょう)にかかってしまいました。
今、息子が通っている保育園で流行しているみたいで、移ったと思われます。「保育園へ入るとたくさん病気もらうよ〜」と人から言われていたのですが、その洗礼を受けてしまったようです。
<今回の記事>
- 手足口病と診断されるまでの経緯。
- 手足口病とは。
- 共働き夫婦にとって重要な病児保育。
手足口病は、ちょっとわかりにくい。
息子が「手足口病」と気づいたのは保育園の先生でした。僕たち夫婦は気づくことができず、ちょっと難しいなと感じたのでで、病院で診断されるまでの経緯をザッと書き残しておきます。
診断2日前(土曜日)
前夜、嫁さんのお姉さんとその次男くん(小5)がうちに泊まりに来てくれました。とくに変わった様子もなく、従兄弟のお兄ちゃんが変顔で笑わせてくれたり、絵本を読んでくれたりなど、息子をとても楽しませてくれました。従兄弟たちは、お昼前に家を発ち、この日は家の洗濯や掃除をしたりなど、ゆっくりと家ですごしました。
ただ、息子の鼓太郎は、1週間ほどまえから「汗疹」と「飛び火」で、身体には少しポツポツは出ていました。
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診断1日前(日曜日)
朝から、なぜか不機嫌。泣いてばかりいます。いつもなら「ママに会えずに寂しい〜」と泣くことは良くあるのですが、この日は週末で夫婦ともそばにいます。ママがおっぱいをあげても、全然飲もうとしません。乳首をくわえるのですが、吸わない(飲まない)という感じです。
体温は平熱、ウンチも通常通り、怪我もないし、どこか痛くて泣いているような感じでもないのです。
嫁さんが息子をあやしてくれているあいだ、僕は食事の準備をしました。2時間ほど台所にいたのですが、息子は全然寝ないし、泣き止まないしで、逆に嫁さんが疲れてぐったりと……。
そこで、僕が子供を連れ出して近くの公園へ行きました。公園では、同じ保育園のパパ友たちとバッタリ出会い、ワイワイと楽しく過ごすことができました。息子も元気を取り戻したのですが、本調子とはいかず、どうもパパの足にまとわりついて、ちょっと弱々しい感じです。ただ、公園で遊んでいるあいだ、「まんま、まんま」とお腹が空いたアピールしてくれたので、「よし、帰ってごはんだ〜!」と、公園で1時間ほどすごして家路へつきました。
帰宅。息子の好物をあげたのですが、全然食べません。食べようとするんだけど、食べないのです。そして泣いてしまいます。泣き疲れたのか、そのまま寝てしまいました。
寝ているあいだに、汗疹と飛び火の薬を塗ってあげようとカラダを見ると、足首と足の裏に発疹が。「あれ、こんなところにも飛び火が」。そう思ってました。
診断当日(月曜日)
朝、相変わらずあまり元気がなく、泣き調子。食事もあまり食べません。熱もないし、下痢や便秘もないし、とにかくいつも通り保育園へゆきました。
朝、先生に「週末調子悪くて〜」と伝えると、先生はサッと足と手を確認。ムムっと、「これは手足口病かもしれない。このまま病院で診てもらえますか」と。
そして病院へ。
そこで手足口病の診断を受けたわけです。
まったく想定外で、発疹は飛び火か汗疹のたぐいだと思っていたのですが、まさか手足口病だったとは。水際で止めるとは、さすが保育園の先生です。
息子が手足口病に…😭 保育園を休ませて、家で寝かしつけながら、となりで仕事。 pic.twitter.com/SMdEioCJxR
— 北野 啓太郎 (@KeitaroKitano) 2015, 8月 3
小児科の先生より。手足口病について。
(以下、先生の診察)
手足口病は、特別な治療法はないんです。今は、まだかかり始めで、これから「手」「足」「口のなか」「お尻」「股の周辺」に、発疹が出ると思います。
口のなかは口内炎のようなものなので、刺激が少なく、熱くなく、柔らかいメニューで。あと、「熱いお風呂」「直射日光」は避けてください。
治るまでは1週間ほど掛かります。感染しやすいので、保育園は休んでください。
あと、手足口病は大人にも移ります。大人がかかると、高熱が出るなど厄介なので、同じ食器やタオルを使わないようにして、感染しないよう気をつけて下さい。
とくに薬もありませんので、処方箋もなし。今日はこれで終わりです。それでは次は明後日、経過を診せてください。
保育園に登園できないとなると、頼れるのは病児保育。
診察を受けた日は、保育園を休んで、家で看病しました。午前中が僕で、午後からは嫁さんに帰ってきてもらいバトンタッチ。
一日だけのお休みなら何とかできるのですが、「手足口病は治るのに1週間ほど掛かります」と言われているので、その間、仕事を放置して看病するのはちょっと辛いです。実家など、近くに頼れるところがあれば救われるのですが、僕たち夫婦は東京暮らしで、実家は大阪。ちょっと見て欲しい、と頼ることはできません。
幸い、近くの病児保育のキャンセル待ちに入ることができて、診察後2日目は保育施設のある病院で預かってもらうことができました。一度預かってもらうと、基本的には自らキャンセルしない限り、翌日も預かってもらえます。
息子の手足口病は思いのほか軽症のようで、病児保育の保育士さんからは、「明日はいつもの保育園いけるんじゃないかなぁ。朝、7時半までに電話もらえれば予約のキャンセルができるので、また明日の朝のようすをみて決めてください」と、アドバイスをいただきました。
病児保育でみてもらえたこと、病気が軽症だったこと。不幸中の幸いでした。夫婦共働きの育児、病気のときは一家総出で一大事です。明日は元気だったら良いなぁ。
夏は感染症が多いので、いろんな病気にかかりやすい季節。皆さんもどうぞお気をつけください。
【追記】父親にうつってしまいました。
大人も感染! 息子(1歳)の手足口病が、父親にうつってしまいました。