7月末の週末、1歳3ヶ月の息子と、はじめてプールへ行ってきました。
メンバーはうちの家族と、嫁さんのママ友たち。「大人の男は自分だけ」という過酷なメンツでした。僕は、運動不足でまったく締まりのない身体と、数年来プールや海などで日焼けをしていない色白さを披露。はぁ……恥ずかしかった。
赤ちゃんが入れるプール、実は結構限られている(禁止に注意)
うちの息子は水遊びが好きで、お風呂で湯船に入ってはバシャバシャ、自分やパパママにシャワーを掛けたり、水が出ているのが楽しいみたいです。いよいよ本格的な夏がやってきて、先日、玄関先で行水しました。洗面器で。笑
そんな喜ぶ息子の姿をみて、「あぁ〜大きなプールに連れていってあげたいな」と漠然と思っていました。しかし、赤ちゃんって、どこのプールでも入れるわけではないのですね。ママ友に「赤ちゃんが入れるプールがあるから行こう!」と誘っていただいて、へぇ……そんなのあるんだ、と知りました。
オムツ着用可能のプールを探そう!
赤ちゃんや幼い子どもがプールに入れる基準は、年齢や月齢ではありません。プール側のルールに「オムツ着用入場可能かどうか?」というのがポイントだったのです。
0〜3歳児あたりの小さなお子さんは、「オムツで入場可能」「水遊び用オムツ+水着」「水遊び用オムツのみ」などをキーワードに、みなさんのお住まいの近隣プールを探してみましょう。
ただし、ふつうの紙オムツはNGです。水遊び専用のオムツを着用します。通常のオムツは水を吸って膨らむようにできています。それだとプールに入った瞬間に水を吸ってオムツがパンパン。そうならないように作られている専用のオムツがあるのです。
夏の時期はドラッグストアでも結構売り切れているので、早めに手に入れておきましょう。実際、僕も息子のLサイズが品切れで、2軒目で手に入りました。
砧公園「大蔵第二運動場 野外プール」レポート
行き先は、東京都立公園の砧公園(きぬたこうえん)に隣接する、世田谷区の大蔵第二運動場の野外プール。電車で行く場合、最寄駅は東急田園都市線「用賀駅」になりますが、駅から遠いので近隣の駅からバス、もしくは車を利用する方が多いようです。
では、わが家のレポートは以下のとおり。
まず、嫁さんの地元の友だちのいっちゃんが、息子に水着をプレゼントしてくれました! スーパーマンです。帽子もマントも付いています。笑
赤ちゃんの肌は、とにかく薄くて弱い。大人でも夏の直射日光は痛いほどなので、この手の全身水着は肌の防御としてとても良いんです。ありがとう、いっちゃん。半パン水着の場合は、別途ベビー用のラッシュガードを持って行くのがオススメです。
日曜日の午前10時半。世田谷区立 大蔵第二運動場に到着。この入り口の右手にプールがあります。
ここが屋外プールの入り口。
まずは、自動販売機で入場券を購入します。後ろに人が並んでいるのに、消費税の80円がめんどくさい!笑
- 大人(高校生以上) 1,080円
- 子供(小・中学生) 450円
- 高齢者(65歳以上) 450円
- 障害のある方 450円
- 小学生未満は無料です。
ただし、小学3年生以下は、大人の付き添いが必要です。
- 【大人1人】幼児1人につき。
- 【大人1人】小学1〜3年生、2人につき。
- 【大人2名】幼児1人と、小学1〜3年生1人の場合。
要は小学校3年生以下は、大人同伴でないと行けないということです。大人は、高校生以上の保護者とのこと。
その他、注意点はこちら。主な心得を抜粋。
- 水泳用のオムツ + 水着着用で、小さな子供も利用可能。
- ただし、オムツでは流水プール(流れるプール)は利用できません。
- 1mをこえる大きな浮き輪などは使用禁止。
- デッキチェア、ベビーチェアは、基本的に持ち込み禁止。
- ウォータースライダーは、身長120cm以上で利用可能。
- 刺青、タトゥーは、ラッシュガードやテーピングで隠せば利用可能。
- 酒気帯び遊泳は禁止。
入り口では、浮き輪やゴーグルが販売されています。
なんと! ……というか、考えれば当たり前ですが、プール内は写真・ビデオ撮影は禁止でした。せっかくのレポですが、プール内の写真はありません。
ということで、ザッと初プールの感想を。
最初はプールに慣れず、おっかなびっくりな鼓太郎でしたが、幼児用のすべり台で遊んでいるうちに、プールを楽しめるようになってきました。
決め手は、幼児用の浮き輪。
赤ちゃんの両足をポコっとはめる、足入れタイプの浮き輪を買っていったおかげで、深い方の幼児プールに浮かべて引っ張ったり、回したりしながら、とても楽しそうでした。
ただし! 注意点があります。この浮き輪に入ったままひっくり返ると、両足が上にあがり、赤ちゃんが戻ってこれずに溺れる可能性があります。うちの息子も裏返ってしまい、速攻で起こしましたが冷や汗ものでした……。
あと、ここのプールは飲食物の持ち込み可能でしたので、軽食とドリンクを持ち込みました。敷地内には売店があって唐揚げ、ポテト、アイスなどは買えますが、並ばないといけないので持っておくと安心です。
<持ち物リスト 一例>
- 水遊びオムツ
- 水着
- タオル
- レジャーシート
- 浮き輪
- 水筒、紙パックのドリンク
- 軽食(おやつ、おにぎりなど)
- 日焼け止め
- 着替え
- オムツセット(オムツ、おしりふき)
- 大人用サンダル、など。
午前中に行こう! 午後には入場制限&大行列
僕たちは朝10時間半から13時頃まで、およそ2時間半ほど遊んでプールをでたのですが、出てビックリ! 入場制限がかかり、大行列でした。
退場者に応じて入場できるようですが、かな〜りゆっくりな入場。
プールは朝9時オープンなのですが、午後13時以降は午後券として入場料金が安くなるそうです。1,080円が600円、450円が200円。おそらくこの午後券を狙って集中したのかもしれません。
行列のスローな進み具合を見ていると、列の後ろの人たちは、1時間以上は並ばないといけないのではないでしょうか。並んでいるあいだ炎天下にさらされるので、かなり辛いと思います。料金の割引はありませんが、なるべく朝イチから行くのがオススメです。
■関連リンク(世田谷区公式サイト)
→ 大蔵第二運動場屋外プール(夏季のみ)
それでは皆さん、水難事故、熱中症、食中毒、それと迷子に注意してよい夏を〜。
おねえちゃん(5)おにいちゃん(3)に、息子の鼓太郎(1歳3ヶ月)がアイスをもらいました😊 ……が、なんかデカい!笑 #まるで特撮 pic.twitter.com/h0bphNqC1e
— パパやる (@papayaru) 2015, 7月 26
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あと、お出かけ時に役立つ迷子札も。うちの息子も使っていてお気に入りです。
子どもの迷子札、インフォバンドはすごく良い。プール、海、銭湯でも使える耐水仕様