2024年5月7日、Appleは新しいiPadを発表しました。
発売日は5月15日。新しくなったモデルと、それぞれの最安値は以下のとおりです。
iPad Pro, iPad Air 2024年モデル
- iPad Pro 13インチ(256GB) 218,800円から
- iPad Pro 11インチ(256GB) 168,800円から
- iPad Air 13インチ(128GB) 128,800円から
- iPad Air 11インチ(128GB) 98,800円から
さて、ここで気になるのは、無印iPadの最安値。
小学校・中学校ではICT教育が浸透し、文部科学省の取り組みである「GIGAスクール構想」により児童・生徒1人つき1台の端末の整備が行われています。自治体によって使われる端末は様々で、わが家の息子が通っている東京都世田谷区の公立小学校ではiPadが導入されています。
つまり、新型iPadの発売は、全国の学校や自治体としても注目しているところなのです。なぜなら、予算が限られているためです。
無印iPad、学生・教職員向けストアでの価格はGIGAスクール構想の予算内
GIGAスクール構想第2期(2024〜2028年)、補助金は1台あたり55,000円
デジタル庁は、GIGAスクール構想第2期(令和6年度・2024年度から令和10年度・2028年度)を見据えた学習者用コンピュータ1人1台端末の整備・更新に当たり、OSベンダー、端末メーカー、通信事業者等が都道府県・市町村教育委員会に対してプレゼンテーションを行う「GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾」を、2024年4月に開催しました。
その中で、補助基準額は1台当たり55,000円とされました。前回は45,000円でしたので、1万円増額されています。
つまり、iPadが55,000円以内であれば、小学校・中学校はiPadを選択・導入しやすくなるわけです。
iPad 10.9インチ(64GB)、学生・教職員向けストアでの価格は54,800円
そして気になるiPadの最安値モデルの価格は、学割が適応される学生・教職員向けストアで54,800円でした(参考:一般向けは58,800円)。
見事に予算内!
Appleは、確実に日本の教育市場を意識していますね。円安の中、この価格を維持してくれているのはありがたいことです。
しかも今回、新価格としてiPad 第10世代が64GBモデルで、1万円安くなったのです。
Wi-Fiモデル 64GB
- 旧価格 68,800円
- 新価格 58,800円(1万円値下げ)
ちなみにスペックは以下の通り。
10.9インチiPad(第10世代)
- 発売日 2022年10月26日
- 容量 64GB
- 重量 477g(Wi-Fiモデル)
- 同梱物 USB-C充電ケーブル(1m)、20W USB-C電源アダプタ
- IPSテクノロジー搭載10.9インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ
2,360 x 1,640ピクセル解像度、264ppi - A14 Bionicチップ
- 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps)
1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 - Touch ID
iPadは、小学1年生でも容易に使いこなすことができ、学校での学習においても最適です。
以下、事例を紹介した過去記事をピックアップしましたので、気になる方はぜひご覧ください。
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