わが家の息子は、ただいま小学1年生。
学童(学童保育)へは、小学校入学式前の4月1日から通っています。そして今は、夏休みの終盤戦。
学童歴は、およそ5か月となりました。
今回は、学童に通って良かったことをお伝えします。
- 来年、わが子が小学生で学童が不安
- 学童に通うメリット・デメリットを知りたい
- 経験談を聞かせて!
小3男子とケンカになり、学童から親の呼び出し
学童は、小学1年生から3年生まで利用できます(条件あり)。
しかもほとんどが初対面。
同じ保育園・幼稚園からきたお友達も数人いる場合もありますが、それでも大半は初めて会う人ばかりです。
唐突ですが、うちの息子は6月頃に学童でトラブルを起こしたことがあります。小学3年生の男の子(先輩)に余計なひとことを言って、カッと怒らせてしまったのです。
詳細は伏せますが、そこから口論に発展し、学童の先生(指導員さん)が制する……という一幕がありました。
その結果、僕は学童から呼び出され、両家の親・子ども、そして先生を交えて話し合いをすることになりました。
- 小1の息子は何を言ったのか?
- 小3の先輩は、どう思ったのか? そして何をしたのか。
- どこが良くなかったのか。
- これからどうすれば良いのか。
こういったことを学童の先生が、丁寧に、丁寧に、ゆっくり、ゆっくり話しながら、仲立ちしてくださいました。
その結果、子ども達同士は和解でき、その日は一緒に下校しました。
息子は、小3の先輩と遊びながら。
僕は、その親御さんと雑談しながら。
ケンカを乗り越え、先輩と仲良しに
うちの息子は、小学校や学童であったことをほとんど話してくれません。
夕方、学童へはまだお迎えに行っているのですが、帰宅の道中も《帰ってからやりたいゲーム》の話ばかりです。お友達の名前も、ほとんど出てきません。
しかし、先の小学3年生の男の子の話は、ほぼ毎日出てくるのです。
「〇〇君が、漢字を教えてくれた」
「〇〇君と、ドッチボールをした」
「〇〇君は、絵を描くのが上手なんだよ」
……など。
親から聞いてもなかなか話してくれない息子ですが、先日トラブルを起こしてしまった小学3年生の男の子の話だけは、自分から毎日話してくれるのです。
毎日というのはちょっと言い過ぎですが、週に3〜4日は話に出てきます。
どうやら先輩は息子を気にかけてくれているようで、息子も先輩を慕っているようです。呼び出しを受けたときはドキッとしましたが、結果的にはこうした関係になれて感謝しかありません。
他の学年のお友達もできた
その先輩との友交のおかげか、他の小学3年生・2年生のお友達もできました。
学童にお迎えにいったとき、楽しそうに遊んでいたり、一緒に帰ったりするので、それに気づけたのです。
子どもの1歳・2歳差って結構大きくて、力もあるし、器用さもあるし、お勉強もできるし、頼もしさもあります。
正確にはお友達というより、後輩として可愛がってもらっているような関係性です。そして息子は、その先輩達の凄さに関心し、憧れています。
「僕、空手を習いたい」と言い出したのも、その影響もあると思います。
息子は一人っ子なので、お兄ちゃん・お姉ちゃんのような存在ができて、親としても嬉しいです! ありがとうございます!!
学童にいる絵が上手いお友だちに褒められたらしく、家でも自主的に練習。#小学1年生 pic.twitter.com/h0rtPbtbH5
— パパやる (@papayaru) August 6, 2021
他のクラスの子ともお友達になれた
息子が通う小学校では、小学1年生の半数弱が学童を利用しています。
学校では他の教室への出入りは禁止されているのですが、学童では同じ部屋で過ごします。そのため、クラスの垣根を越えたお友達ができるのです。
クラスも、男女も、問わず。
これもお迎え時に気づいたのですが、息子は他のクラスの同級生達とも名前を呼び合ったり、一緒に登下校したりしています。
小1息子、朝の学童へ途中までお見送りしていたら、突然……
「パパ、あっち行って!」
と、突き飛ばされました。
なんだよ……と思っていたら、道路の向こう側から同じ1年生の女の女が「きたのくーん」と。そしてふたりは仲良く歩いて登校して行きました。
そういうことか〜😊#小学1年生
— パパやる (@papayaru) August 9, 2021
【要注意】「お友達できた?」ばかり聞くのは子どもにプレッシャー
これから学童を利用されている方がここまで読むと、「なるほど、学童では沢山お友達ができるんだね!」と思うかもしれません。
でも、すぐにはできませんし、人や環境によって差異はあります。
- 内気な子は、初対面の子と話すのが苦手です
- 同じ保育園上がりの子達でグループができていて入りづらいこともあります
- お友達の作り方が、そもそも良くわからない場合もあるでしょう
- 誰かにいじわるをされり、イジメを受けたりしているかも……
- コロナ禍の感染防止対策で、交流が制限されている
これらのように、様々な事情や状況があります。
それらを考慮せず、親は「お友達はできた?」「なんでまだ友達できないの?」などと気軽に口走りすぎてはいけません。そうすると、お子さんが親と学童・学校との板挟みになってしまうからです。
親は、気軽に構え、子どもの様子をそっと見守ってあげましょう。
どうしても気になることがあれば、学童の先生(指導員さん)に相談するのが良いですよ! 保育園・幼稚園の先生のように、なんでも気軽に相談できると思います。
学童のメリット・デメリット
1学期と夏休み、学童を利用させてもらって、今のところのメリット・デメリットを書き記します。
メリット
- 【子】お友達ができる
- 【子】お友達と約束しなくても毎日会える
- 【子】学童の指導員さんには大学生のアルバイトの方もいて、お兄ちゃん・お姉ちゃん的存在で楽しませてくれる
- 【子】スポーツが上手くなる(息子がドッチボールが上達)
- 【手先が器用になる】ブレスレットや、プラバンでキーホルダーを作ったりしました
- 【親】預かってもらっている間、仕事ができる
- 【親】お迎え時、子育ての相談ができる(保育園の頃のような感覚)
デメリット
- 特になし
ただし、先にもお伝えしたように、すぐに馴染めない子もいます。
それは人それぞれです。
わが家だって、いつ何が起きるかはわかりません。
周りでは、学童に休所届けを出していたり、辞めた子もいます。その場合は、別の児童館だったり、民間の学童を利用したりしているようです。
繰り返しになりますが、親からの押し付けは控えつつ、子どもの様子を暖かく見守ってあげましょう。
小1の息子は、ドッチボールが得意らしい。
学童へ迎えに行ったら、先生から「ふだん物静かなのに、ボールを持ったら凄いんです。3年生のボールもキャッチするし、投げっぷりも勢いがある」と。
息子は、学校での様子を全然話してくれないので、親が知らない世界があるっぽい。
やるね! #小学1年生
— パパやる (@papayaru) July 5, 2021