友人が自宅で、年末恒例で「餅つき」を開催してくれています。毎年参加させてもらっていて、今年も息子を連れて行ってきました。
3歳になった息子は、いよいよ餅つきに参加できるのか? また、今年こそ餅が食べられるのか?
今回は「子供」と「おもち」についてお伝えします。
3歳は、もちつきはできるのか?
まず、最初の疑問。
「3歳で、餅はつけるのか?」
これに関しては、無理です!(笑) ただし、2歳までは見よう見まねでも出来なかったのですが、3歳になってからは軽い杵を自分でもって、ぺったんぺったんと遊びですることはできました。
戦力にはなっていませんが、餅つきの体験はできましたね。
ちなみに6歳のお兄ちゃんは、勢いよくぺったんぺったん出来ていました。力が弱いので大人が仕上げる必要はありますが、6歳頃から様になってくる感じです。
3歳で、餅は食べられるのか?
次の疑問。
「3歳で、餅は食べられるのか?」
これについては、問題なし。余裕で食べていました。写真は、あんころ餅をぱくぱく食べているところです。これ以外にも、つきたてほやほやのお餅や、焼いたお餅も、たくさん食べました。
2歳の頃は餅が食べられなかったので、食べることに関してはしっかり一人前になりましたね。
もし、餅が子供の喉に詰まったら
ちなみに、「餅は何歳から食べて良いのか?」については定められていません。目安としては、噛む力と、飲み込む力が、しっかりとついてからになると思います。
今回のもちつきには、0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、6歳……の子供が参加しましたが、餅つきに関しては、2歳以下はちょっと難しい印象です。個人差がありますが、3歳が目安なのかな。
また、子供に餅を与える時は、一気に口に入れて喉に詰まらせてしまわないように、小さくちぎってあげましょう。また、食べる時は大人がそばについていてあげるのが安心です。喉を詰まらせた場合は声を上げることができないので、静かに窒息してしまう恐れがあるからです。
窒息事故の対処のポイント
YouTubeのJ:COMチャンネルに、餅が喉に詰まった時の対処法が、わかりやすく動画で解説されていましたのでご紹介します。
- 咳をさせる
- 背部高叩法
- 腹部突き上げ法
まず、子供が自分で咳ができるようであれば、咳をさせます。
【背部高叩法】
咳をしても餅が出ないときや咳が出来ないときは、大人が片膝を立てて座り、その上に子供をうつ伏せに乗せます。
そして、背中の、肩甲骨と肩甲骨のあいだを叩きます。子供を支えながら、しっかりと強く叩きます。
【腹部突き上げ法】
叩いても餅が出ない場合は、子供を立たせて、お腹(おへその上・みぞおち下)あたりに握りこぶしをあてて、もう一方の手で押さえながら瞬間的に突き上げます。上に突き上げることによって、横隔膜にある空気を瞬間的に外に吐き出させることで、気道から異物を吐き出させます。
*このとき、みぞおちの上にある剣状突起の損傷に注意してください。折れやすいので内臓を損傷する危険性があるためです。
餅つきの手順
最後に、「餅つきってどうやってするの?」と疑問を持った方のために、一連の流れを簡単にご案内いたします。
もち米を洗って、
もち米を蒸して、
ほどよく蒸したもち米を、木臼と杵でついて行きます。
どんどんつきます。大人も子供もつきます。
僕も3歳の息子とペアでつきました。
つきたての餅は、熱々の状態で手早く丸めます。
そして餅を炭火で焼いたり、きなこをまぶしたり、あんこを詰めたり、磯辺焼きにしたり、大根おろしを添えたりして、いただきます。つきたての餅は、格別に美味しいです!
大人向けには、牡蠣の炭火焼と、日本酒の熱燗も。最高!
親子で楽しい一日を過ごすことができました。毎年素晴らしいイベントを開催してくれる友人には感謝です。ちなみに、杵と臼はレンタルです。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。