わが家のひとり息子が10歳の誕生日を迎えました。
生まれた頃が一番可愛い、ハイハイの時期は最高に可愛い、よちちち歩きの頃に可愛ずぎて悶絶。「あぁ、この可愛さはいつまで続くんだ」と毎日思っているうちに10年も経ってしまいました。
今もなお、とっても可愛い息子です。
表面上は「10歳のお誕生日おめでとう〜!」なんて言っているけど、内心は「この地球に、この時代に、そして我が家に生まれてくれてありがとう。本当にありがとう!!」と、全宇宙と全神様と妻に感謝しています。
そんな息子の生誕10周年ということもあり、息子に「バースデープレゼントは何が欲しい?」「誕生日は何が食べたい?」を訊ね、すべて叶えてあげようと計画しました。
その結果……
【10歳の誕生日プレゼント】充電式の電動鉛筆削り機
何週間も前から「10歳の誕生日は何が欲しい?」と、息子に声掛けしました。
その度、息子は「電動式の鉛筆削り機が欲しい」というのです。うーん、本当にそれで良いのか……と思いつつ、夫婦それぞれで「自転車はどう?」「もう一つプラスでプレゼント2個でもいいよ」など何度も提案したのですが、一貫して鉛筆削りが欲しいと言うのです。
自転車に関しては6歳の誕生日に買ったものなので、今では体型に比較して随分小さくなっているのですが、「まだ乗れる。買うのはもったいない」と言います。
もうひとつの追加のプレゼントについては、「大丈夫!」と言うのです。
無理矢理自転車屋へ連れて行ったりもしたのですが、「今はいらないから」と全然興味を示しませんでした。
結局、これをプレゼントしたのです。
息子は終始ニヤニヤが止まらないほど嬉しそうで、「本当にこれが欲しかったんだな」と感じました。
実際に動いているところは、これをご覧ください。
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【プレゼントおまけ】いつでもゲーム15分券
あともうひとつ。これは妻と考えて、いつでも15分間ゲームができる『ゲーム券』を自作しました。
息子はテレビゲームやパソコンゲームが大好きです。親としてはゲームをするのは全然OKで、特に規制はしていないのですが、宿題などやるべきことをやらずにゲームに没頭してしまうことがしばしばあります。その度に親子ゲンカのようになってしまうのです(不毛な争い)
そこで、親から「ゲームはおしまい」と言われても、この券を出せば必ず15分はゲーム時間を延長できるという画期的なチケットを発明しました。
こんな券をプレゼントしたら、息子から「しょーもな」「なにこれ」とバカにされるのではないかと思ったのですが、その心配をよそに喜んでくれました。ママやパパと言い争いになっても、これを出せばオッケーなのだ……と。
誕生日に食べたいものは?
誕生日に食べたいものも、数週間前からリクエストを受け付けました。家で食べても良いし、外食しても良いし、10歳の誕生日なので好きなものを。
その結果、息子が選んだのは……
誕生日に食べたい料理
- 生姜焼き
- 鶏の唐揚げ
- お好み焼き
これらはすべて僕(父)の得意料理であり、自宅で食べたいとのことでした。
このうちどれかということだったのですが、僕は「鶏の唐揚げ」と「お好み焼き」の2品を用意してあげました。
すると息子は「えっ、ふたつも良いの!?」と喜んでくれ、おいしい、おいしいと、モリモリ食べてくれました。食後は「ごはんおいしかったです。ありがとうございました」なんて、丁寧なお礼まで。
プレゼントもごはんも嬉しかったのか、終始ニヤニヤしていました。
10歳、おめでとう!
子どもが欲しいものは、案外素朴なものなのかも
僕たち夫婦は「10歳の誕生日はスペシャルなものでないといけない」と思い込んでいたみたいです。息子の本心はとても素朴なものでした。
ただ、もしかしたら親に気をつかっているのかもしれません。
なぜなら、誕生日は安価なものを望みますが、クリスマスは2〜3万円する高価なものをサンタさんに手紙を書いてリクエストするからです。「パパとママの分も、サンタさんに頼んであげようか?」と聞かれたこともあります。
サンタさんは、サンタさんが買ってくれるからね。