東京で雪が降り、積もっています。
わが家の2歳半の息子は保育園に着くなり、「ゆきが、こんこんふってるの」と嬉しそうに先生に報告。教室にいる園児たちは窓側に並んで、雪が降っているのを物珍しそうに眺めていました。かわいい!
雪の日は、自転車での送迎をやめよう
雪なのに、幼稚園の送り自転車で来てる人いたわ。
子供乗っけてるのに不安じゃないのかね。。。
— にゃお (@bamvenus) 2016年11月24日
さて、そんな雪道の登園。保育園では、普段以上にベビーカーでの送迎されている方が多かったです。雪の日は、自転車の自転車は転倒しやすく危険ですからね。
北海道や東北、北関東や信越といった寒冷地にお住いの方にとっては、雪対策・雪道対策は日常の常識として慣れ親しんでいるのだと思います。しかし、雪の日が少ない地域の方にとっては、雪対策がわからない方も多いのではないでしょうか。
2011年、東京の雪道で、子どもを乗せた自転車事故が起きました。
東京・渋谷区で、母親(31)が自転車の前後に子供2人を乗せて運転していたところ、雪で滑って転倒し、子供1人が車にひかれて重傷を負った。
警視庁によると、2月15日午前9時頃、母親が子供2人を自転車の前後に乗せて運転していたところ、雪にタイヤを取られて転倒した。その際、女児(5)が車道に転がり、会社員の男性(32)が運転するワンボックスカーにひかれた。女児は腹の部分をひかれて重傷だが、意識はあるという。
雪で3人乗り自転車転倒、はねられ女児重傷:日本テレビ系(NNN)
(【追記】記事公開終了しました)
雪道の自転車は転倒しやすく、前方も見えづらい
雪道、凍った橋、日影になって凍っている道路などでの自転車走行はとても危険です。特に子どもを乗せていると、バランスを崩せばあっというまに転倒してしまうでしょう。
また、雪の日には、さすがに傘さし運転はいないと思います。
しかし、レインコートを着て、頭にはレインバイザーを装着して自転車に乗る方はいるのではないでしょうか。
実はこのレインバイザー、雨の日には効果的でも、雪の日はつばの部分に雪が積もります。雪でタイヤが滑りやすい上に、レインバイザーで視界も悪くなるという最悪な状況になってしまうのです。
雪道を肩車で歩いていたお父さん
数年前、東京で雪が積もったある日のこと。すでに雪はやみ、晴れていたのですが、1〜2歳の幼児を肩ぐるまして、雪道を歩く男性を見かけました。
これも危険です!
もし男性が足を滑らせて転倒したら、子どもをうまく守ることができるでしょうか? 男性の両手は子どもの足をつかんでいたので、そのまま倒れれば、子どもは相当な高さから落下することになります。
とにかく雪道では、ベビーカーに乗せるか、歩かせるか、せめて抱っこが良いのではないでしょうか。とはいえ、抱っこ紐は足元が見えないので、それはそれで怖い。
「じゃぁ、保育園や幼稚園の送迎はどうするんだよ!」
という意見もあるかと思いますが、「お子さんの命と今日の保育園・幼稚園、どっちが大切ですか?」としか言いようがありません。
皆さん、どうぞ事故なく、怪我なく、お気をつけください。
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