保育士さんが子どもたちの寝かしつけをしながた「もうすぐトントン隊の出番ね」とつぶやく

保育園には、午睡(ごすい)といって午後にお昼寝の時間があります。保育室やホールに、ずらりとお布団を並べて、園児たちが一斉に眠るのです。

僕は以前、その様子を見たことがあります。息子が保育園でお熱を出して、迎えに行ったときがちょうどお昼寝の時間だったのです。保育園では、ホールにいろんな年齢の子どもたちが並んで寝ていました。

もうね。想像を絶する可愛さ。

家で、わが子が眠っている姿を見ているだけでも可愛いじゃないですか。そんな子どもの可愛い姿が何十人も並んでいるのです。見渡す限り、眠っている子ども。

可愛すぎてびっくりしますよ。もう、胸が苦しくなるくらい。

保育園の保護者会で「トントン隊の寝かしつけ」が話題に

さて先日、保育園で保護者会がありました。息子が通う東京・世田谷区の公立保育園では年に2回開催されていて、平日の保育時間中にクラスの保護者が保育園に集まって話し合いをします。保育士さんから日頃の保育のようすの説明があったり、園長先生より報告事項があったり、保護者同士で子育ての悩みについて相談し合ったりするのです。

ちなみに、わが子は3歳児クラス(幼稚園で言うところの年少)。

その中で、ある保護者さんが、こんなことをおっしゃっていました。

「最近、うちの娘が、家で0歳の下の子の寝かしつけをしてくれるんです。お布団に寝かせて、掛け布団の上から優しく、とん、とん、とん。保育園のトントン隊のおがけです!」、と。

え、なにそれ? トントン隊!?

僕はトントン隊の存在を知らず、すかさず「トントン隊って何ですか?」と聞きました。

トントン隊とは、5歳児クラスの寝かしつけ隊

子どもがお昼寝をする際、保育士さんは子どもたちを、とん、とん、とん、と寝かしつけしています。

それを5歳児クラス(年長)の子どもたちが保育士さんに代わって、とん、とん、とん、と年下の園児の寝かしつけをしているそうです。みんなが眠るまで、優しく。

知らなかった! めちゃくちゃ可愛いじゃないですか!! 想像しただけで可愛さレベルがマックスを振り切って、悶絶しそうです。

保護者会を終えた夕方、僕は息子に「トントン隊って何?」と聞きました。

すると、「先生がとんとんしてくれた後に、お兄ちゃんとお姉ちゃんが、とんとんしに来てくれるんだよ。でもこっちゃん、すぐに寝ちゃうんだよな」と、教えてくれました。

やべぇ、めちゃくちゃ可愛い!

保育園では、年上・年下との関わりも学べます

保育園のお兄ちゃんと、幼い子どもたち

保育園は、色んな経験をしたり、色んな学びを得たりできる場所だなぁ、とつくづく思います。

2歳児クラスまでは平行遊び(ひとり遊び)が主だったのが、3歳児クラスに上がってからはお友達との遊びが増えました。家でも、お友達とごっこ遊びをしたことなどを話してくれます。

また、保育園は0歳児クラスから5歳児クラスまで、全6クラスあります。クラスを越えた関わりもあるので、保育園にいるだけで、同級生、年上、年下と、幅広い世代の子どもたちとの関わりが経験できるのです。

もちろん良いことばかりではなく、仲間外れにされたり、いじわるされたりすることもあるでしょう。でも、そうした経験が学びとなり、社会性の発育にも影響を与えていると思います。

保育園は、子どもにとっての社会。

親として、知っているようで知らないことがたくさんありそうです。