テレビ朝日の「スーパー戦隊シリーズ」が終了するとニュースメディアで報じられています。
初代「秘密戦隊ゴレンジャー」から今年は50周年。記念イヤーで盛り上がっていたと思ったら、まさかのこの大きな節目で最後になるなんて……。
ただ、少子化が加速する中ですので、僕自身は「いつまで放送が続けられるのだろう」と、内心思っていました。なぜなら、スーパー戦隊は単にCM収入だけでなく、おもちゃなどの関連グッズの販売やイベントなどでの収益が大きかったはず。
その分母となる子どもの数が激減すれば、ビジネスモデルとしても成り立たなくなりますもんね。
今回の記事では、息子にとってのスーパー戦隊の思い出、そして僕(父)が子どもの頃に夢中になった戦隊の記憶を残しておこうと思います。
母が歌ってくれた「バンバラバンバンバン」

ゴレンジャーの放送期間は、1975年4月から1977年3月までの2年間。に渡って放送されました。僕は当時2〜3歳の頃でしたが、本当にこんな幼い頃に見ていたのかな? でも、ゴレンジャーのことはよく覚えています。
アカレンジャー!
アオレンジャー!
キレンジャー!
モモレンジャー!
ミドレンジャー!
5人揃って、ゴレンジャー!
めちゃくちゃベタな名前ですね。赤のアカレンジャーがセンターで、モモレンジャーは紅一点の女性ヒーロー。黄色のキレンジャーはカレーライスが大好きで、いつもカレーをモリモリと食べている最中に呼び出されます。笑
あぁ、懐かしい。
そしてエンディング曲も印象的でした。「バンバラバンバンバン、バンバラバンバンバン」という謎の歌詞。僕の母が、このフレーズをよく口ずさんでいました。
僕自身、幼い頃の記憶はほとんど無いのですが、なぜかゴレンジャーのことはチラホラと覚えているんですよね。僕にとっての、最初のヒーロものだったのかもしれません。いや、きっとそうでしょう。
息子の最初のヒーローは宇宙戦隊キュウレンジャー

うちのひとり息子は、2014年生まれ。
息子が2〜3歳の頃に放送された「宇宙戦隊キュウレンジャー」が最も印象深いです。
……あっ、同じ2〜3歳だ。
僕も息子も、この年齢でスーパー戦隊にハマり始めたのですね。ブログを書きながら、今気づきました。
僕の頃は5人のヒーローでゴレンジャーでしたが、息子の時代は9人でキュウレンジャーです。ヒーローの人数がめちゃくちゃ増えていました。笑
毎週見るのを楽しみにしていて、ラッキーとかシシレッドなどヒーロの名前も一生懸命覚えていました。悪の組織はジャークマターです。
そして、3歳のクリスマスプレゼントは、宇宙戦隊キュウレンジャーのおもちゃ。これ、組み立てたり、変身させたり、とても良くできていて息子は何度も何度も遊んでいましたね。
息子にとっても、僕にとっても、とても思い出深いスーパー戦隊です。
スーパー戦隊は終わっても、2〜3歳の幼児にヒーローはいて欲しい

スーパー戦隊シリーズが終わると聞いて、ひとつの時代の終わりを感じます。
ただ、僕は思うのです。
2〜3歳の子どもたちにとって、ヒーローという存在は必要だと。
僕の子ども時代にはゴレンジャーがいた。
息子の時代にはキュウレンジャーがいた。
子どもたちは、ヒーローを通して正義・勇気・優しさを学びます。
まだ社会をよく知らない幼児にとって、「僕たちの街を守る」「地球を守る」なんて、ものすごく大きなスケールですよね。でも、そのどデカい憧れこそが、心の中に生きる指針として残っていくのだと思います。
日本は、世界の中でトップクラスに治安の良い国だと言われています。その背景には、スーパー戦隊から学んだ教えがあるからかもしれませんね。
これまで50年間に渡って、日本の平和と子どもたちの夢を守ってくれたスーパー戦隊のみなさん、本当にありがとうございました! テレ朝での放送は終わっても、またいつか、幼児さんたちがワクワクできる新しいヒーローが現れることを願っています。





















