精神科医・樺沢紫苑さんが、ご自身のYouTubeチャンネル「樺チャンネル」で男性不妊に関する衝撃的なコンテンツを公開しました。
「男性やめますか? 睡眠とりますか?」
という、ハッとさせられるタイトルです。この動画は、なかなか子どもが授からない方や、不妊治療中の方は絶対に知っておくべき内容です。
精神科医・樺沢紫苑「男性やめますか? 睡眠とりますか?」
こちらがその動画です! 怪しい風貌をしていますが、今回は普段と装いを変えて「裏・紫苑チャンネル」としてお届けしています。それだけ重要というわけですね。
ちなみに、樺沢紫苑(かばさわしおん)さんとは、著書「学びを結果に変えるアウトプット大全」が現在ベストセラー中で、パパやるでは樺沢紫苑さんの映画レビュー本「父親はどこへ消えたか」を過去にご紹介しました。
そんな樺沢紫苑さんが運営する、人気YouTubeチャンネルです。
40代の平均睡眠時間、50%が6時間も寝ていない
動画で解説していた内容を、かいつまんでご紹介します。
まず、厚生労働省が2018年に行なった調査によると、40代男性の50%が6時間も寝ていないことがわかったそうです。
上記グラフは、20歳以上の世代別「1日の平均睡眠時間」。40代の睡眠時間が一番少ない、ということがわかります。
40代は、仕事も家庭に多忙になりやすい時期ですので睡眠時間を削りがちですが、同時に若さが失われ疲れやすくなる時期でもあります。「20代・30代は徹夜で仕事をしたり、夜遊びしても、翌日は元気!」だった方も、40代になると急に無理が効かなくなって衰えを感じる男性は多いのではないでしょうか。
そんな40代が、全世代で最も寝ていないのです。
6時間睡眠を切ると、ガン、心筋梗塞、脳卒中などの病気になりやすくなる
樺沢紫苑さんは、6時間睡眠を切ると諸々の病気になりやすいと言います。
具体的には……
- ガンの確率が6倍
- 脳卒中が4倍
- 心筋梗塞が3倍
- 高血圧が2倍
- 糖尿病が3倍
- 認知症の5倍
- 風邪をひきやすい
など。
恐ろしいですね。睡眠時間を削るということは、まさに命を削っていると言えそうです。
たった1週間の睡眠不足で、男性ホルモン・テストステロンが減少し精子の数も減る
ここからが、裏・樺チャン。
樺沢紫苑さんは更にデータを集め、睡眠不足が男性に与える影響について警鐘を鳴らしました。
たった1週間、睡眠不足になっただけで15%のテストステロン(男性ホルモン)が減ってしまうそうです。
これが続くと、どう影響するのか。具体的には……
- 睡眠時間が6時間半未満だと、7時間以上の人より精子の数が2割も少ない
- 長期的に睡眠障害を続けると、睾丸の萎縮が認められる
ということです。
要は、性機能障害に陥ったり、精子力が下がったりするのです。
さらに、テストステロンは「やる気ホルモン」とも呼ばれていて、意欲にも関係しています。社会で働く男性にとって、テストステロンの減少は避けたいところなのです。
だから、「男性やめますか? 睡眠とりますか?」という訳ですね。
具体的に、毎日どれくらいの眠れば良いのか?
樺沢紫苑さんは「睡眠時間は7時間くらいとらないと、男性機能喪失の危機に瀕してしまうぞ!」と、警告しています。
余談ですが、僕の平均睡眠時間は4〜5時間ほどです。完全に足りていません……。無理に深夜に仕事をするよりも、さっさと寝て日中の生産性・集中力アップを心がける方が良さそうですね。
この動画に出会えて良かった。
樺沢紫苑さん、ありがとうございます。
該当する方は、この機会に生活習慣を改善してみてはいかがでしょうか。
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